てんの反逆と、ICAN勉強会スタート。(20190527)


5月27日

大分久しぶりになってしまった note。習慣の力というのは、良くも悪くも強いものです。先週から続いていたクルーズに乗ってもらう英語・スペイン語講師のインタビュー。他の日はオンラインでやっていたのですが、この土日2日間は実際にオフィスに来てもらって行いました。ふひー。丸々一日なので、さすがに疲れました。はふー。

ということで、今日は半日午前休をもらう。ゆっくりめに寝て、てん(犬)と遊ぶ。ここ数日、ほとんど一緒にいられなかったもんなー。そして水やりも。トマトもなすも、両方とも一番花が咲いた!わーい。もうこんなに暑くなってしまったからなぁ・・・育ちにも影響ありそうだなぁ・・・。4月1日に帰国したときはあんなに寒かったのに、2ヶ月あまりでこの暑さ。おかしいでしょう。

今日は家に工事が入ったので、てんと一緒に2階にいる。私の部屋に閉じ込めると、出せー出せーと。

私、何もする気がなくてぼんやり。今日の夜の課題である、核兵器禁止条約について調べたり。こども新聞って偉大よ。超助かります。

てんの出せ出せを聞かないでいたら、部屋のカーペットにおしっこした。普段やらないのに。絶対確信犯である・・・!こらー!でもカーペット外したら、これを機に少し掃除をする。

▲ベッドの上に乗せられて、すねる天。わかりやすいのぅ。

電車の中では引き続き、夜の課題のために、動画を見たり調べたり。直前にやらないとやらない人。でも、そういうときってゴクゴク入ってくるんだよね、と思うから、次もまた直前にやるのである。

さて3時に出勤し、インタビューを受けての選考の話をしたり、最後のインタビューをしたり。あああ、3ヶ月一緒に過ごすチームを選ぶって難しい。そしてやっぱり、Teachingも改めてちゃんと学ばなきゃなとも思う。

そして夜。今日から、団体(ピースボートグループ)内での勉強会が始まり、参加する。ピースボートには、「おりづるプロジェクト」という被爆者の人たちに船に乗ってもらい、船内や世界各地の寄港地で、自身や家族などの被爆経験を証言してもらう、そして核兵器の恐ろしさを伝える、というプロジェクトがあります。

またピースボートは、2017年にノーベル平和賞を受賞したことで名前がよく知られるようになったICANという国際キャンペーンに参加しています。そして、ピースボートの共同代表の川崎あきらさんは、その運営委員会のメンバーでもあります。

今日から始まった勉強会では、川崎さんが講師となり、スタッフが他の人にもっと、核兵器について、核兵器禁止条約について、そしてICANについて説明出来るようになることを目的にして全4回学んでいきます。今日がその1日目。

私も初めて通訳ボランティアとしてピースボートに乗った時に、おりづるプロジェクトを通してある1人の被爆者の方と出会いました。そして彼女が5歳の時に長崎で被爆したときの証言を何度も聞かせてもらいました。通訳として、一度船内での証言を通訳させてもらったり、「おりづるガイド」というおりづるプロジェクトの一環として、船内で証言をつなげて、広げていける人を育てるプログラムにも参加させてもらい、何度も彼女の証言を聞かせてもらったのです。

何回でも何回でも、同じ話を繰り返し伝えていく。3ヶ月の中で、私も10回弱聞かせてもらったように思う。そして、最後は「最終試験」で、彼女の話を伝えるというお題を出されました。そのときにびっくりするくらい、自分の口から彼女の経験が出てきたのです。爆撃が起こったときの混乱、防空壕の中の様子、外に出て見た変わり果てた姿の人々が歩いてきたこと。川を渡ったときの、嫌な感覚。何度も聞かせてもらったことで、ああ私の一部になったなと思ったのです。

核兵器の非人道さを知識をつけて理論的に伝えることも大事だけれど、直接被爆者の方から話を聞いた経験をも活かしながら、うん。伝えられるようになりたい。
言葉にするということ。相手に伝えること。自分が分からないことを知ること。まだちゃんとここには書けないけれど、とても学びがいがあります。よーし。頑張ろう。

そして帰り。今日こそは、休肝日にするぞ!とここ何日かずっと思っているのに、この暑さよ、喉が乾くよ。ビールだよ。あう。

よーし、また明日!

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