手づくりのテレスコープ。

娘(5歳)と息子(2歳)が新しいプリスクールに通い始めて、1ヵ月が経ちました。その学校では週ごとにテーマを決めて、1週間を通じていろんな形でそのテーマに触れ、学びます。

今週のテーマは、「Outer Space(天体・宇宙)」!

ということで、惑星について学んだり、月の石に触れたり、宇宙の歌(?)を唄ったり。昨日は、手づくりしたテレスコープ(望遠鏡)をそれぞれの小さな手に握りしめ、嬉しそうに家に帰ってきました。

まだ明るい空にマイ・テレスコープをかざして、「あ!いまユレーナスみえたかも!」「ちがうよ、あれはヴィーナスだよ!」なんて。

夫が帰宅したら、さっそくマイ・テレスコープを誇らし気に見せていました。ちゃっかり、暗くなったら星と惑星を見に行く約束までこぎつけて。

カリフォルニアの夏は夜も明るいので、星が見える暗さになるまで、そこそこ待たなければなりません。夕飯を食べていても、「どんな惑星が見えるかなぁ!ジュピターにはレッドスポットがあるんだよ。それも見えるかなぁ」なんて言いながら、ワクワク、ソワソワ。

夕飯が終わると、キッズはそれぞれのマイ・テレスコープを手にパティオに出て、ケンカしながらも、待ち遠しそうに空を見上げていました。

「もう星をみたい!」「早くみんなでお外にいきたい!」というはやる気持ちを抑えて、お風呂に投げ込み、ほかほかの身体を拭いて、パジャマに着替えさせ・・・。

さぁ、空は充分暗くなったぞ!

靴を履いて、惑星と星を見に、レッツゴー!!

キッズがとても盛り上がっていたので、水を差すのは嫌だったのですが。実はこの手づくりテレスコープには、種も仕掛けもありません。そう。ただ厚紙を丸めて、それっぽくデコレーションしただけ、という代物です。

もちろん、星も惑星も、大きく見えるわけではないのですが・・・。

「あ!あの星、ちょっと赤いかも!」

「あれがジュピター?見えたよ!ほら、見えたよ!」

・・・と、イマジネーションに助けられながら、家族で惑星と星を楽しむことができました。


☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡


寝る時間になって、ベッドに入った娘は「もっとちゃんと、もっとおおきく星をみれると思ってた・・・」と、ボソッ。そうだよね。さすがに5歳にもなると、気が付きますよね。。

でも、手づくりのテレスコープは、いろんなものをもたらしてくれたと思います。はやる気持ち、学んだ知識、想像力、ワクワクとドキドキ、ちょっぴりのガッカリも。

近いうちに、本物の望遠鏡を買ってあげようとは思っていますが。今日のところは、家族で夜空を見上げることができただけでも、ヨシとしよう!


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