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声が出なくて、いいこと3つ。

朝起きたら、声が出なくなっていました。
熱もなく、咳もなく、ただ声だけ出ない。

前日に寝違えてしまって、首肩エリアをぐいぐいぐにぐに揉んでいる中で、変なツボでも圧してしまったのでしょうか?
それとも、私の声帯はもうやる気をなくしてしまったのか?

原因はわからないけれど、とにかく声がスカスカになってしまった私の1日に起こった、困ったことと、結果的によかったことに関するNoteです。

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声が出なくて困ったことナンバーワンは、電話。
区役所に提出しなければならない施設等利用給付認定申請書の締め切り当日に、締切がその日であることに気付く!という、すっとぼけぶりを発揮してしまったため、さあ大変。

書類をグワッとかきあつめ、何点か確認したいことがあったので区役所に電話をかけたものの・・・。
あれあれ。声が思うように出ない。
「お子さんのお名前をフルネームでお願いします」
「・・・ント・・す」
「え?テントくん?」
「・・え、ちがい・・す。・ントです、ゲ!ンゲッ!」
という具合に、ランダムに声が出なかったり、唐突に必要以上に大きな声が出てしまったり。とても不便。その上、恥ずかしい。

それにしたって、施設等利用給付認定申請書って、名称が長すぎません?
これを伝えるのにも一苦労でしたワ。

そんなこんなで、電話をはじめとする口頭でのコミュニケーションに難ありの一日を過ごしたわけですが、そんな中で、いいことが2つありました。

いいこと1つ目は、キッズたちとの接し方が変わったこと。

学校・幼稚園から帰宅し、雨の日に家で姉弟が一緒に過ごすということは、すなわち、うっぷんが溜まってケンカもするということ。

普段の私なら「おらー!やめなさーい!」「だから言ったじゃなーい!おりゃー!」などのシャウトが、ひとつやふたつ出ていて当たり前です。

でも、声が出ないとなると、「おらー!」も「おりゃー!」も最小限。
あれこれベラベラはしゃべれないので、頭の中で言葉が添削され、一番伝えたいことだけを伝えようという意識を持つようになります。

ソリッドな注意を、謎のハスキーソフトヴォイスで。
母の異様な様子に、キッズたちもギョッとしたのでしょうか。
声が出るときよりこちらの声が彼らの耳に届いている、という手ごたえを感じました。

この経験を通じて、自分がキッズたちに対していかに大きな声を出していたかを認識し、反省!大きな声で言うことを聞かせようとする、そんな子供たちへの接し方を見直すいいきっかけになりました。

いいこと2つ目は、一歩踏み出す勇気を持てたこと。

ゴールデンウィークに引っ越しをして、新しい街で、新しいスタートを切った私たち家族。まだご近所には、知り合いも、友達も、ぜんぜんいません。

その日、幼稚園に息子をお迎えに行ったところ、珍しく息子が庭園で遊んで帰ろうとしなかった。手持ち無沙汰に息子が遊び終わるのを待っている私に、あるお母さんがフレンドリーに話しかけてくれました。

が!しかし!
その日の私は、声が出ない。

話しかけてもらって、嬉しかったなぁ。
質問したいこと、話したいこと、あったのになぁ。

ガッサガサ声で「すみません、いま声がでなくて・・・」というのをジェスチャーを交えてなんとか伝え、好意はあるんですよ!話しかけてもらえて嬉しいんですよ!という想いが伝わるよう、笑顔は絶やさず、やや挙動不審ぎみにその人とはさようならしました。

でも、申し訳なかったというか、もったいなかったというか。
そんな気持ちに後押しされて、LINEにご連絡をしてみることに。

普段なら、自分からLINEで積極的に連絡することのない、シャイガール(ガール!?)です。その日たまたま声が出なかったからこそ、ちょっと踏み出す勇気が持てたのかもしれません。

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声が出なくて、大変不便。
でもそのおかげで、子供たちへの接し方を顧みることができたり。新しいお友達作りに向けて、ちょっと勇気を出すことができたり。
さらには、そんな気付きを残しておきたくて、1年ぶりにNoteを書いてみました。

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