実録✈2021年春の一時帰国② [羽田空港の今]
2021年4月上旬、娘(4歳)を連れて一時帰国しました。
↓ 前編はこちら。
公共交通機関が使えないため、私たちは羽田空港第3ターミナル直結のホテルに2泊滞在。空港内のクリニックで、アメリカ入国に必要なコロナ陰性証明書をゲットし、問題なくアメリカに戻ってくることができました。
羽田空港は今、どんな状況なのか。
なにができて、なにができないのか。
気になる一時帰国の実状についてお伝えしたいと思います。
※海外渡航の規制は、日々変化しています。この記事では私と娘の実体験を紹介していますが、「絶対にこうなる!」を約束するものではありません。最新の規制に関しては、ご自身でご確認いただきますようお願いします!
1)涙のサプライズ!
17時半に日本到着、ちょっとしたハプニングもありつつ、入国審査トレイルを完歩した頃には、すっかり夜になっていました。
ヘットヘトの娘と私と、大荷物。
夕飯を買うために寄ったコンビニで、せめてゆっくりお風呂にでも入ろうと思って、娘の大好きなオモチャ入りバスボールを探すのですが・・・。
まさかの事態。売っていない。
コンビニ3周したけど、どこにもなーい!
空港内の小さな店舗には、子供が喜ぶようなオモチャ的なサムシングは一切売っていないわけです。
もういいや。。
疲れた。。
明日、どこかで探そうね。。
しょんぼりする娘を励ましながら、今度は空港の端っこにあるホテルを目指して娘と大荷物をズルズル引きずり、ホテルのカウンターでいろいろ注意事項を言われ(もう何も耳に入らないww)、やっとの思いで部屋にたどり着くと・・・。
そこには!
なんと!
友達が手配してくれた「ウェルカム・トゥ・ジャパン☆サプライズ・ギフト」がドドーンと置かれていたのです!!!
シンプルに、泣ける。
しかもこのギフト、シンガポールに住む友人が、日本に住む妹さんに頼んで用意してくれたというのです。
涙が止まらない。
子供が喜ぶシールブックや遊べるお菓子、すぐに食べられるシュウマイ饅頭や、お土産に持って帰れる高級菓子に、疲れた身体をいたわるリラックスグッズ。さらにはなんと、驚いたことに、子供用のオモチャが入っているバスボールまで・・・!!!
あぁ。なんてステキなココロづかいなのでしょうか。
あなたたち姉妹は、エスパーなのですか?
なにはさておき、風呂だ、風呂。
母娘は惜しげもなく服を脱ぎ、湯船に湯をはり、いただいたバスボールでキャッキャと疲れを吹き飛ばしたのでした。
2)充実のコンビニライフ。
翌日。
時差ボケで早朝3時に目覚めた娘に合わせて、活動開始。部屋でいろいろ遊び、本を読み、日本語版のNetflixを観て、もう一度バスボールでお風呂を楽しみ、世界が明るくなるのを待ちます。
6時にオープンするターミナル内のカフェを目指したのですが、たどり着けず。近くのコンビニで朝食ゲットです。
この時期、羽田空港第3ターミナルのお店はほとんどクローズ。いくつかの飲食店は時間限定でオープンしてましたが、私たちはほぼすべてのご飯をコンビニで調達しました。
娘のお気に入りは、ぱりぱり海苔の梅干しおにぎり。そして、娘の新たなお気に入りとなったのが「チーズカマ!」(※正:チーかま)
お寿司屋さんは1店舗営業していましたが、テイクアウトはNG。せめて美味しいお寿司くらい食べたかったのですが、残念です。
3)ガチャガチャは最強のエンタメ。
頑張る娘に、せめて日本のオモチャでも買ってあげよう!
そう思っていたのですが、物販系のお店は1店舗しか営業しておらず、売られているのはトラベルグッズのみ。
期待していたマツモトキヨシも、なんとなんと、週末は休み!バスボールも買えません。
そんな私たちのさみしい心を支えてくれたのが、ターミナルの片隅に広がる夢のワンダーランド、ガチャガチャコーナーです。
1回200円~500円。
さぁ、娘よ。
好きなだけ回したまえ!
これしか楽しみがないので、金に糸目は付けんぞよ。
朝食を買うついでにガチャガチャ。コロナの検査を受けにいくついでにガチャガチャ。検査結果をもらいにいくついでにガチャガチャ。アメリカで待つ息子のお土産用にガチャガチャガチャ。
わずか2日の滞在期間中に、びっくりするほど大量のガチャガチャをゲットしたのでした。
4)羽田空港内のコロナテスト。
日本に着いたと思ったら、翌日からは早速、アメリカに戻る準備スタート。
羽田第3ターミナルには東邦大学のクリニックがあり、そこで海外渡航用のPCR検査を受けることができます。
予約はアメリカで済ませておきました。
問診票も事前に記入しておいたので、受付でそれを提出して、ドクターの問診を受けたあとは、小さな容器に唾液をデトデト出すだけ。
唾液テストのお値段、一人:3万8500円也
高い!!!
二人分を会計したときは、支払いを躊躇しました。
でも、これがないとアメリカに帰れない・・・というか、飛行機に乗せてもらえませんからね。
検査自体はサクサク進むものの、なぜか会計でたっぷりと待たされました。そして待っている間にもドラマが。
陰性証明書の記載が間違っていた!という女性がドタドタ走ってやってきて、スタッフを相手に大騒ぎをした後、またダッシュでエスカレータを駆け上がり、出発ロビーへと消えていったのです。
こんなトラブルも、コロナあるあるなのでしょうか。
5)友達と家族のありがたさを感じた2日間。
一時帰国の最初の14日間は、隔離期間にあたります。
誓約書にサインしていますから、誰にも会えない。
公共交通機関は使っちゃダメなので、どこにも行けない。
じゃあ何ができるのか?というと、特に何もできない。
食料を調達したり、検査を受けに行ったり。必要最小限の外出が許されているのみ!です。
今回の一時帰国は、I-94の延長が最大の目的だったので、家族や友人に会ったり、日本で買い物を楽しんだりするのは、最初から諦めていました。
そんな寂しい決意で訪れた、久しぶりの日本。
でも、いざ日本に帰ってみたら、友人の優しさと家族のありがたさを、たっぷりと味わうことができる、思い出深い滞在となったのです。
サプライズ・ギフトをホテルの部屋に用意してくれた友達。
日本にいるなら時差を気にせず飲めるでしょ!と、日本滞在中にZoom飲みを計画してくれた友達。
ホテルまで、追加でバスボールやお土産を届けてくれた両親。
ありがとう、ありがとう。
終始バスボールにこだわっていましたが(笑)。
2泊の日本滞在中は、特にやることがないので、暇さえあればお風呂に入っていました。朝風呂、昼風呂、夜風呂。お肌つるつるになった私と娘は、いざ、アメリカ・ロサンゼルス空港に向けてレッツゴー!
・・・のはずが。
搭乗手続きの最中、まさかの事態に?!
(続く)
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