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『ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~』空気を読む事をコミュニケーションの手段として採用してこなかった人たち

ケニア・バリスとジョナ・ヒルなりの関心領域、
み・・みみんなアメリカ人だよね、、、同じ、、人間だよね、
人種、宗教、LGBTQ、世代、親子等々あらゆる分断について。

〈監督〉とか、
〈脚本家〉〈ショーランナー〉
それらしい事をそれらしい方法で表現する人たちのやり方を、
バラバラに解体して、

〈衣装〉を脱いで、
好きな服を着て、
履き慣れた靴を履いて、
髪型も楽しんで、

〈セリフ〉も捨てて、
話したい言葉で会話すれば、

見えなくなってる事も、
見えてくるんじゃね?的な、

言えなくなるより、
笑われてる方がいい、

元々の〈映画〉のトライを、
手書きのスケッチにこだわるように、
カラフルに楽しくやってやろうというスタンスが観てて楽しそうだった。

一方、
〈差別〉という概念は確かにわかる、

でも、
肉眼で見えているのは〈差別〉
というよりも、
〈悪意〉だろ?

〈空気〉を読むなんて世界中のどこにいても、
誰でも感じる事、
それをコミュニケーションの手段として、
採用してこなかったカルチャーの人たちの、
ジョークで位相を笑い飛ばそー、

でも、
ちょっと、
やっぱり、
かなり、
焦ってる感じ、
他人事じゃない。

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