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舐めた、突っ込んだ、ヨルゴスは前作も通常運転だった『女王陛下のお気に入り』

城(籠)の中の乙女たち、聖なるカモ撃ちは45日以内にうさぎをふみつける・・・いつものランティモス作品だった。

感情のみで動いていく物語。

時代に翻弄されるとか、歴史に飲み込まれるとか、
事件的な、あるいは感動的なプロットは皆無。

英国王室の歴史物語でもなく、
F〇〇〇、〇〇〇Kの連発、〇〇、〇〇〇、
でアン女王の姿がディバインと所々が被って見えてしまった。
(F〇〇〇や変なダンスは産業革命以降?)

女王は政治や民衆にも無関心。
戦争や税金に関わる政府の人選や側近を選ぶのも、
舌で舐めてくれるか、してくれないか。
それだけじゃない!と気付いても時すでに遅し。

そう、女王陛下のお気に入りは舌で舐めてもらうこと、That’s all !
やっぱりマジック通り越して、
ウルトラスーパーリアリズムか。
どうでしょう、公房先生。

舐めたらなアカン~舐めたらあかん~
人生舐めずにコレ舐めな。
VC3000のどアメが、A.C.1600にあれば・・・
せめて022022があれば・・・
Brexitは回避されていたか・・・
「運び屋」さんの準備ができたということで、
おあとがよろしいようで、
今宵はこのへんで・・・
God save the queen!

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