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本業とアルバイトのお話

ツイッターで募集していたnoteのタネ、ありがとうございました!
というわけで今日はそのご返答と付随する余談あれこれを。

私もイラストと...

最近の話を先にすると、去年の夏頃から漫画の取材や執筆でスケジュールが立て込み、ここしばらくはイラストと漫画一本で働いています。
その前は、不定期ですがずっとアルバイトをしていました。独立してから会社勤めはしておりません。

フリーになりたての頃は、直前まで務めていた制作会社の外部委託としてちょこちょこイラストのお仕事をいただいていました。
その後は知り合いのwebデザイン事務所の手伝いに行ったり、友人に紹介してもらった別のデザイン事務所に通ったり、つてを頼ってイラスト以外の仕事もしていました。
デザイン系のアルバイトをすることで一番ありがたかったのは、私の仕事をよく理解してくださり、業務時間内でも私個人宛の電話や急ぎの用件の対応を自由にさせていただけたことです。
外で働くことで私が一番心配だったのは「本業の対応がおろそかになること」だったので、これは本当に助かりました。
週の出勤日数もざっくりとしか決まっておらず、忙ぎの案件が入った時には曜日を変更させてもらったりしていたのですが…こうやって振り返ると、めちゃくちゃ恵まれていたのだなと改めて実感します。ありがたい。
その代わり先方の繁忙期が落ち着けば全く呼ばれない日が続く、ということもありましたので、収入が安定していたかと言うとそこは微妙でした。

1年近く東京通いした頃は(詳しくは自己紹介をどうぞ)学費・交通費・宿泊費で会社員時代の貯金を使い果たし、
その直後取り組んだコミックエッセイ第一弾を描いていた時は、集中したくて他の仕事を受けずに数ヶ月ひたすら漫画と向き合ったりした結果
一時期とにかくすっからかんになりました。(運良く本になり、印税をいただくまで通帳残高0円を何度か体験しました)
さすがに生活がやばくなり、その時はデザイン事務所とは別に短期のアルバイトに行ったりもしてました。年末のおせちを詰めるお仕事とか。
普段入れないところで仕事をするのは新鮮で楽しかったです。

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私の周りの同業者のことを話をしますと、
イラスト一本で生活されている人。
イラストとは別にアルバイトをしている人。
派遣社員として会社に勤めながらイラストの仕事をしている人。
通常のイラスト制作と並行してクラウドソーシングやストックイラスト等をしている人。
様々いらっしゃいます。
それぞれの生活スタイルや考え方でいろんな道があるかと思います。
ご質問くださった方の参考になりましたら幸いです。

匿名ツールの質問箱を作りました。
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https://peing.net/ja/ogwcrn?event=0
画材のことでもなんでも何かありましたらお気軽にどうぞ。

【余談】
本業で忙しくなるのが理想ですが、私はチャンスや必要があればアルバイトをしたいと思っています。
定期的に外気に触れた方が調子が良いからです。 (私の場合は、ですが)
安定収入が欲しいというのとは別に、気分転換や情報収拾を兼ねているというのもあります。
いつもと違う場所にいると、散らばっていたアイディアがうまくまとまったり別のことを思いつくなんてことも多々あります。環境が変わることで、思考のめぐりも変わるというか。感覚のリセットと言えばいいのかしら、どう言えばいいのかしら。
独立する前にやっておけばよかったなと思っているのはリゾートバイト。
泊まり込みで、お客さんとしてではない目線で見るリゾート地、体験してみたかったなあ。1週間とか短期間のものがあるかしら。
チャンスがあれば、いつか。

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