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【極論】自燃して周囲を巻き込み共助成長する理論と実践方法

イノベーター理論というものをご存知でしょうか?

1962年にスタンフォード大学でロジャース教授という人が開発提唱した理論で、現在のマーケティング理論に多大な影響を与えています。

すごくシンプルかつわかりやすく発表されているもので、これ一つ習得しているだけでかなり見識が広くなってスキルも上がること請け合いです。

で、それがどんな風に作用するのかについて、簡単ですがお伝えしつつ、活用方法や人を巻き込み自分のファンとするか、お伝えしたいと思います。

イノベーター理論とは?

簡単にいうと「区分け」みたいなところがあります。

人間の特色といえば簡単ですが、それぞれに良いも悪いもなく、人生における考え方や進み方によってタイプも随分違います。

つまり、新しいものを積極的に手にするのがいいというわけでもなく、保守的なのが悪いというわけでもありません。

ただそこに「こういう考え方がある」「あんな進み方がある」という、客観的に捉える方法として活用してください。

1. イノベーター(Innovators:革新者)
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
市場全体の2.5%
2. アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用層)
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
市場全体の13.5%
3. アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随層)
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
市場全体の34.0%
4. レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層)
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
市場全体の34.0%
5. ラガード(Laggards:遅滞層)
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。
市場全体の16.0%

分け方として、あくまで「区分」といった感覚ですが、イノベーターだからアーリーアダプターではないとか、そういうところはありません。

もちろん中間層に位置することもあるし、若干こっち寄り、あっち寄りという感覚もあると思います。

例えて言うなら、私はPCやビジネスについてはイノベーターよりですが、家事や料理についてはレイトマジョリティやラガード寄りです。

生き方考え方によって、得意なところもあるし苦手なところもあります。

つまり、一つの部分について得意だからいいとか悪いとか、そういうものではないということですね。

では実際に、このイノベーター理論をどうやってビジネスに活かすかについてお話したいと思います。

保守的な人には何を話ししてもダメ

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