アフィリエイターは転職できる?コロナのご時世にWEBディレクターへ就職成功した話
1.職歴ボロボロアフィリエイターの転職体験談
コロナコロナで自粛の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はタイトルにもある通り、このご時世だけれども転職をすることに成功した。職種はWEBディレクター。
今回はこんな時期でも転職に成功したよっていう話なのだが、
是非暇つぶし(大体8,000文字くらいなので)にでも読んで頂けると非常にありがたい。
いきなりだが転職理由としては、
①一生左官工は嫌(嫌な部分めっちゃある)
②アフィリエイト頑張るぞ!おー!的なモチベーションが徐々にうすれていったこと
③アフィで得たスキルを元に社会と繋がりたかった(これ大事)
僕は今の今までは友人の会社で左官工として働いていたけれども、
正直アフィリエイトやっててよかった〜ってめちゃくちゃ思う。(昔の自分よしよししてやりたいくらい)
肝心のアフィ報酬はコロナの影響で下がっている。
発生ベースだと50万いくかいかないかだから、月の確定は24、5万くらいかなーなんて見ている。
今回はそんな転職活動に至ったきっかけや、
「アフィリエイトやってたら一般転職の際にアピールできるの?」なんて疑問を解消していこうと思う。
※アフィリエイターに限らず経歴に自信がない20代の人も、生々しい転職の話をするのでちょっとは参考になるとは思う。
1-1.簡単な自己紹介
1992年生まれ男性
MARCHのどっかの大学卒業
土木→飲食→一般事務→商社(営業)→左官工→webディレクター(に内定)
商社時代にアフィリエイトを始め、現在は大体月に25万〜35万円の確定報酬を得ることに成功(発生ベースだと最高月68万)
アフィスキルだけをゴリ押しして転職活動した。
1-2.きっかけ①左官工?いくら友人の会社でも嫌でしょ…
結論から言うと、左官工に限らず建設業界へ飛び込むのだけは本当にオススメしない。
ブラックな会社の餌食になってしまうからだ。
個人でやってるような下請けの会社(友人の会社)なんかに入ると次のような特典(皮肉たっぷり)がついてくるぞ!
・有給がない(そもそも制度として存在していない)
・給料の計算ミスがある
・日曜・年末年始しか休みがない
・車検切れの車がある
・業務上必要な、機器の脱着・試運転に関する資格なしで工具を操作(これで僕は手を血だらけにしたことがある)
・道具は自腹(なんだかんだ結構する)
・退職金は定年まで勤めて100万(ドヤ顔)
・えげつない副流煙
・福利厚生→車に置きっぱのタバコとかガム(皮肉たっぷり)
文字にしてみると改めてすげぇ会社にいたなって思う。
会社名は出さないけどまあ世の中にはこう言う会社もあるよってことで記載しておく。
※あくまで僕個人が経験した話であり、全ての企業がこうであるとは言っていないのでクレームは受け付けない。
友人の会社にいた理由としては、誘われたから。
最初はバックオフィス系の仕事をしていたが徐々に職人の仕事に移行していった。
念押しすると、興味があるとかいう理由だけで建設・建築・土木に関わると痛い目に合う。
あと、いくら友人から「一緒に会社やろう」とか言われても、入る前には人生かけて熟考することをオススメする。
理由はあなたの貴重なキャリアを潰すことになるのはもちろん、
友人を友人として見れなくなるぞ。
1-3.きっかけ②アフィリエイト一本で頑張る度胸はなかった
今日のアプデなどの変動はもちろん、周りの環境にいろいろ左右されるのは正直しんどい。
それに僕は前職を退職後、一時的にフリーランス(無職)になってたことがあるが、
会社員時代の方が比較的長い時間をとって作業していたと思う。
この期間で、僕のような人間は自由な時間がありすぎると逆にやらないことに気づいた。
僕の師匠も言ってた、「常に金欠であることがモチベーションを奮い立たせる」。
これはあながち間違いないと思う。
でも僕のように若手リーマンくらいの中途半端にお金が入ってくる、かつある程度の貯金がある状態が一番やばい。
まぁいっか的な考えになっちゃうんですこれが。
この辺は自分でも直さなきゃいけないなぁなんて思ってるので、最近は毎日Mac開いて何かしら作業している。
記事のリライトや分析、あとはYouTubeで好きな芸人の動画見たり…。
ただアフィリエイトは辞めないし、ズルズル続けるとは思う。
よくよく考えたらストック型でローリスクハイリターン、こんな良いビジネスモデルは手放せないよね。(軌道乗るまでめちゃ苦労したけど)
1-4.きっかけ③社会との繋がりがないから「あれ?」ってなった
最近ツイッターかなんかのタイムラインで読んだブロガーについての記事(リンクとか忘れた)があり、
そこに書いてあったことに結構納得してしまった自分がいた。
うろ覚えだが内容としては、
・5年後、10年後までブロガーって言いきるの?
・社会的な繋がりや貢献がないと存在意義がわからなくなる
・僕(その記事の筆者)のような社会不適合者や無能でも頑張れば月100万稼げてしまうが、商材は広告主ありき、自前の商材があるわけでもない、インフルエンサーでもないのに誰かが作ってくれたフィールドでやるビジネスが、自ら作り出しているビジネスと言えるのか?
とか書いてあった気がする。
正直「ブロガーはオワコンか?」みたいなトピックで賛否両論あると思うがそんな感じで、
アフィリエイトやってるけどなるほどなぁとか思った。
アフィリエイターの収益化の手法はたくさんあれど基本的にはユーザーに対して一方通行だし、
例えば収益化の為にあまりオススメできない商品を訴求するときはいつもなんだかなぁーって気持ちになる。
社会貢献とか綺麗事かもしれないけれども、
お金だけじゃなくてもっと大事な人との繋がりや双方の情報共有ができることに価値があると思う。
(…ってゆーことを面接で言った気もする。)
2.ぶっちゃけ今の時期アフィリエイターはどんな仕事に転職できる?
結論から言うと、
・webライター
・webコンサルタント
・webディレクター・マーケター
・(人によっては)UI/UXデザイナー
のような職種に転職ができる。
時期についても、いつ転職活動しようが結局は本人次第なのであまり関係はないと思う。
ただし、今回僕も転職活動をやって思ったことは、
「基本的には実務ベースの経験が無いと異業種からの転職は難易度が上がる」ということ、あと年齢。
おそらく僕くらい(20代後半)くらいなら実績かつポテンシャルで面接してくれる企業もあると思うけれども、
それ以上の年齢、かつ業界未経験だとかなり厳しい、もしくは入れたとしても希望年収より下がる可能性が高い。
転職エージェントもそんなような話はしていた。
例えばwebディレクターの職種なんかでは、
「アフィリエイトメディアの改善経験と対クライアントの改善提案は必ずしもマッチしなさそう」
という理由で落とされた企業もある。
そして、今回コロナの時期で様々なメディアで求人数が減少する、といった情報を目にするが、上記の通り転職はしたいと思った時にすればいいと思う。
「今転職を検討している人は待った方が良い」なんて良く言われるが、
現職が辛すぎてどうしようも無い人なんかはとっとと次のステップへ進む準備をした方がいいし、
多少目を瞑って我慢できるのであれば、現職に残るという選択肢も多いにアリ。
なんだかんだ行動したもん勝ちなんだなぁっていうのは転職活動して感じた。
ちなみにアフィリエイターの転職活動における面接では、
・収益化・CV向上に直結した施策の内容
・自分なりのPDCAサイクルの説明
・アルゴリズムに対しての知見
・SEOに関する深堀
・キャリアプラン
・転職のきっかけ
・退職理由
・スキルを活かしてその企業でどのように貢献・ユーザーにアプローチできるか
などが良く聞かれたのでこの辺を抑えておくと良いと思う。
3.具体的な転職活動の方法
具体的にどんな転職活動をしたかをまとめたので是非参考にして欲しい。
⑴本格的に転職活動を開始したのは2月頭
⑵転職サイト3つ、エージェント4つ利用した。
⑶内定は3社、条件面を比較して一番良さそうな1社に行くことに。
⑷企業研究で見るべきオススメポイント
一個づつ転職活動中に思った点を解説していく。
⑴転職活動は経歴に自信がない人程、早ければ早いほど良い
見出しの通り、いつの時代でも転職活動は早ければ早い程良いというのは間違い無いだろう。
様々な参考文献があると思うが、
今日のコロナショックでは経済に未だかつて経験したことの無いダメージがくることが予想されている。というかもう受けている。
そして転職に関する他のコンテンツ(アフィサイトやYouTube)ではよく、
「転職活動は今の時期はオススメしない。待った方がいい」という意見を見ると思うがその理由として、
・仮に内定が出たとしても試用期間という不安定な時期に飛び込むのは危険
・求人が少ない時期より、多い時期に転職活動した方が選択肢が増える
と言っていた。
前者に関しては正直僕も危惧しているがこればかりは企業によるとしか言えない。
これで僕も内定取り消しや試用期間ではいじゃあね、ってな感じになったらとんだお笑い種である。
後者については、「いつ収束するのか」がわからないので、
「タイミングを待っていたらいつの間にか2〜3年経っていた」という状態になってしまうリスクがある。
特に20代で僕のように経歴に自信が無い人はタイミングを待ったところで有利になるとは限らないので、
それなら今行動した方が断然お得であると思う。
⑵転職サイトやエージェントは駆使しまくれ!
僕はIT業界を中心に見ていたので、使った転職サイトは
・Wantedly
・Green
・リクナビNEXT
転職エージェントは
・マイナビエージェント
・レバテック
・ギークリー
・エージェントセブン
である。転職サイトと転職エージェントの違いは調べれば腐る程出てくるが、
転職サイトは一人で転職活動、転職エージェントはコンサルタントが転職のサポートをしてくれる、といったものだ。
結論から言うと、
・転職サイトで一番オススメなのはGreen、そしてGreenで内定を得た企業に行くことにした。
・エージェントでオススメなのはエージェントセブン、めちゃ丁寧
実際の利用方法なんかも解説していく。
⑵-1.転職サイトを利用するときの注意点
僕が利用した転職サイトは上で紹介した3つだが特徴として、
WantedlyとGreen
→「まずは話を聞いてみたい」や「気になる」を押して、企業からもリアクションがあったら「カジュアル面談」という形で話を聞ける
リクナビNEXT
→ザ・転職サイトの王道
そして、一番オススメなのはGreenである。
企業詳細ではインタビューやGreenの編集者だかなんだかが実際に取材をしているので、
企業の中身もうかがえる。
一方Wantedlyは形式的にはGreenと似ているが、企業情報などの詳細が一切載っていない。
これはWantedlyでは価値観やフィーリングがあった企業とマッチさせる(?)のような意図があるらしく、
転職者目線で知りたい募集要項などをあえて記載していないとのこと。
だから素性の知らないベンチャー企業や俗に言うブラック企業なんかも混じっている可能性があることを事前に把握しておきたい。
また、気になるがマッチした後はカジュアル面談ができるので、フランクに情報交換ができるのも良い点である。
このカジュアル面談の内容によっては書類選考や面接を免除してくれる場合があるので、
是非選考の一環として受けることをオススメする。
僕自身の話をすると、内定を得た企業は募集要項には通常の選考(書類選考→面接複数回)の記載があったが、
実際はカジュアル面談?(のような面接)を2回行った。
もちろん面接で聞かれるような質問もされたが、このように選考プロセスが変わることも珍しくはない。
リクナビNEXTはまじで興味ない企業やエージェントからの自動オファーが届くのでイライラするが、
リクナビNEXTにしかない求人もあるので、一度は見てみてもいいと思う。
⑵-2.エージェントはどこがオススメ?
僕は四つ利用したがその中でも一番おすすめはエージェントセブンといったエージェントだ。
正直後はクソ。というよりただ単に僕のような職歴ボロボロマンが使うべき転職エージェントではない。
理由は簡単で、大手エージェントはとりあえず30分くらいカウンセリングをしたら求人を30件から40件くらいドカンと持ってくる上、
ターゲット層が綺麗な職歴を持つ一般の転職者向けだからだ。
正直その求人の中には希望職種と全然関係ない求人やブラック企業の求人もある。
その中から選考で絞られて最終的に2、3社を比較検討して決めろというのが向こうの言い分だが、
残った2、3社でも行きたくなかったら結局は辞退するよね。
また、サポートもあってないようなもの。
しかもマイナビエージェントなんかはヒアリング担当と求人紹介担当が別なので、
書類選考が通ったら初めてサポート担当がつくという仕組み。
僕のように経歴に自信がない人はエージェントの強みである、紹介企業に対してのプッシュがあるのにも関わらず(実際テンプレを使って事務的にしているのだろう)、
書類選考でほとんどが落ちるのが関の山なので大手転職エージェントは、
「自分にはどんな求人があるんだろうなぁ」ととりあえず求人数を知りたい人か、
キャリアに自信がある人が使った方が良い。
一方僕も利用したエージェントセブンというエージェントは
・紹介求人こそ7、8件と少ないものの、1社1社「なぜその求人がオススメか」から深堀りをして説明してくれる
・カウンセリングが大手転職エージェントと比較にならないほど丁寧
・このご時世対面でのサポートが難しいが、それがなくとも「企業及びあなたに合わせた」面接対策のメールが長文だが見やすく送られてくる。
・土日もリプライをしてくれる
・ノルマがないらしく、大手のように無理な転職を迫られたりしない
・紹介求人がホワイト企業
こんなメリットがある。最初からここ使えばよかった。
IT業界で転職を考えている人は一度利用をしてみるのもいいかもしれない。
⑶比較検討はした方がいいけど…
転職では複数内定を得た後に比較検討をするのが良いと言われているが実際そうだと思う。
しかし、転職サイトと転職エージェントを並行している場合、
同じタイミングで内定をもらって比較検討するというのは中々難しい。
僕も内定3社と書いたが綺麗にタイミングが異なった為、比較検討を同じタイミングではしていない。
運良く内定承諾した企業が一番良かった、といったところだ。
この記事を読んでくれている人で転職を考えている人は予めこのような事態が起こることを頭に入れておくべきである。
サイトやエージェントを絞って使っていればこのリスクもなくなるとは思う。
⑷企業研究でみるべきポイント
企業研究でみるべきポイントについてこれは僕だけかもしれないが、
・口コミ・評判サイトを見る
・設立がリーマンショック以前(2008年より前)
・事業内容と業績(見れたら)
である。
口コミ・評判なんかは「参考程度に見とけ」「お金で操作できる」とよくエージェントなんかに言われるが、
是非見ておくことをオススメする。
「カイシャの評判」や「Openwork」なんかはオススメだ。
その口コミ・内容に関しては少ないと正直それだけでは判断が難しいが、
同じような口コミ・評判や、数字が多く用いられているなど具体的な内容のものである場合は注意しよう。
火のないところに煙はたたないからである。
特に、Openworkなんかは無料で口コミ・評判を見るのには、
前職の口コミ・評判を500文字以上記載することが条件になるのだが、
500文字は中々文字数的に多いので必然的に具体的に書かざるを得なくなる。
逆に文字数稼ぎの為に抽象的に書いている口コミ・評判は見るだけでわかるのでそのような口コミ・評判は確かに「参考程度に見とけ」というのが僕なりの持論である。
ただし有料会員でも月1,000円程なので、僕はめんどくさいのでケチったが情報投資と考えれば決して高くはない金額だ。
設立についてはこれは非常に安直な考え方かもしれないが、
リーマンショックを乗り切ることができた企業は今回のコロナショックでも様々な施策を検討している、と考えられる。
面接最後に、「リーマンショックをどのように乗り切ったか」という逆質問でも使えるので、これはオススメ。
事業内容や業績に関しては、今日のコロナショックで雲行きが怪しい業界や、
「この会社の事業内容は今後伸びるだろうか…?」と不安な企業などに飛び込んでいくのはいささか厳しい気がする。
その企業に入ったとしても、成功体験(実績)が得られにくくなるからだ。
敢えて今後縮小していく業界に携わる企業に飛び込んでいく、というのはないと思うが、
不景気に強い企業かどうかを調べておくことは必須と言える。
余談だが、僕自身はIT業界であっても建設業界と密接に関わるような企業は最初から候補としなかった。
理由は言わずもがなである。
その為、事業内容はなんとなくでも興味のある商材を取り扱っているかなどを事前に調べておくことをオススメする。
興味があれば自然と企業研究に深みが増し、面接でもアピールできること間違いなしである。
業績ももちろん右肩上がりの方が良いので、企業のIR情報なんかもチェックできたら安心だ。
そして、この時期にでも求人を出している企業は、
・優良企業で景気に左右されない企業
・ブラック企業
だいたいこの二択である。
その見極めは上記の方法に加え、実際に面談や面接を重ねて雰囲気を感じとるという方法で攻略していくしかないとは思う。
ちなみに面談をしたところで1社、高圧的な人事がだったので「あ、完全にミスマッチなんで辞退しますね。ありがとうございましたー。」とこっちから強制的に面談終了した企業もある。
事業内容がフワッとしている企業や、何やってるか良くわからん企業は時間の無駄なので最初からエントリーしない方がベター。
4.企業にはどれくらい応募した?
正直どれくらい応募したかは覚えてはないが、気になる企業に「気になる」を適当に押しまくっていたのも含めるのであれば、
50、60くらいはいっている気がする。
カジュアル面談は敷居が普通の面接に比べたら低い傾向がある(と僕は思い込んでいる)ので、
ざっと20社くらいはしただろうか。
転職サイトで転職活動する場合は文字で見る情報と、実際に面と向かって聞く情報と合わせて吟味する必要があるので、
少しでも興味がある企業であればどんどん気になるを押してみよう。
ちなみに僕は適当に押したところ全く興味がない職種の企業に気になるを押し、選考まで進んで気まずい思いをしたことがある。
5.まとめ
ここまでをまとめると、
・職歴ボロボロアフィリエイターでもスキルを生かした転職ができる
・けど転職は早めに(若いうちなら尚更)転職したいと思ったらするのが吉
・転職サイトはGreen、転職エージェントはエージェントセブンがオススメ
・企業研究では口コミ・評判や事業内容、設立年なども見ておこう
である。
転職活動を迷っているアフィリエイターや若い人に対してこの記事が参考になってくれれば嬉しく思う。
最後に、内定をもらっても試用期間で切られてしまったら元も子もないので、
試用期間後からスタートであるということは自戒の意味も込めて記載しておく。
※ちなみに、以下のようなメディアを運営しています。(それ以外はぶっ飛んだ)
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