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本屋になるには

昨年、冒険研究所書店のツイッターで以下のような連続ツイートをしたところ、バズった。
それを受けて、潜在的に「本屋」に憧れを持っている人が多いのだなぁということを実感したのだが、まずはその時のツイートを紹介。

2023年3月5日のツイート

ここでも書いている通りに、本屋は誰でも始められる。

このツイートで私が提案していたのは、いきなり「フルスペック本屋」を始めなくても、たくさんの人が小さな「マイクロ本屋」を始めるというやり方。
それが現実的に稼働していくかどうかは設計が必要だと思われるが、うまく稼働したら面白いと思い提案をしてみた。

正直、蔵書数千冊を揃える「本屋」をいきなりやるのはこのご時世、かなりリスクが高い。かく言う私も「冒険研究所書店」という本屋を開いて2年8ヶ月、その難しさを実感している一人だ。

では、その高いリスクを街のみんなで分散してみたらどうか?というのがこの提案。

書店経営者一人に100のリスクを負わせるのではなく、街の100人が1ずつ担当する。そうすれば、誰かがやめても影響は小さい。

何より、書店主にも得意不得意があるので、例えば冒険家である私にとっては「旅」や「冒険探検」のジャンルは知識が豊富でも、料理本とか音楽の本となるとまるで分からない。良い本かどうか、選ぶのも難しい。

そんな時に、街にいるであろう「そのジャンルに詳しい人」に登場してもらい「街丸ごと書店」であり、それぞれのジャンルに詳しい人が「書店員」になってもらうという方法。

この数年、いわゆる「独立系書店」が各地で出店しており、冒険研究所書店も独立系書店に属するだろう。

もちろん、数千冊を構える本屋を始めるのも良い。が、まちづくりの一部としての「マイクロ本屋」にも可能性があると思う。

と言っているならば、俺がやるか。

冒険研究所書店、遊びにきてね。

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