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独立系書店のオンラインストア運用の実際の話。利益はいくら出たのか?

割引あり

冒険研究所書店を2021年5月24日に開店させて、そろそろ丸3年。

神奈川県大和市の実店舗での営業に加えて、開店から1ヶ月半ほど経った2021年7月初旬から、オンラインストアの営業も開始しました。

ネットの書店といえば、Amazonに代表されるものがたくさんあります。大手のネット書店だと、他のサービスと組み合わせると送料無料になったりと、まともに闘えばネット書店には叶わない。
果たして冒険研究所書店がオンラインストアを始めるにあたって、どのくらい利用してもらえるのか全くわかりませんでした。

しかし、やらないよりはやってみたほうが良いだろう。やってみて損をする、ということはあまりなさそうだから、継続していこうということで、続けてきました。

すでに書店を開業している方、もしくはこれから書店開業を考えている方の中で「オンラインストアをやろうかな」「オンラインストアは手間がかかるしな」と思っている方に、何かのヒントになればと思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで、この3年間のオンラインストアの売り上げデータを分析して公開します。

細かい毎月の売り上げ金額、利用者数も公開していきます。

ちなみに、今回は有料記事としますが、読んでいただいた方はこの数字をSNSなどで拡散しないでくださいね笑

冒険研究所書店の、売り上げデータの一部ですので、見られて困ることでもないのですが(だから公開しますが)なんとなく、恥ずかしいところでもあるので。

また、オンラインストアを運営するにあたってのコツ、ポイント、送料の問題、などもこれまで3年弱運営してきて感じたことを共有したいと思います。


まず、冒険研究所書店としてオンラインストアはBASEを利用することにしました。
2021年当時、使い勝手の良さや手数料などを考慮してBASEの利用を決めましたが、今では早くBASEから乗り換えたいなと思っています。その理由は後段に。

もう一度書きますが、ここから先の有料記事の詳細な数字は、読んでいただいた方はこの内容をSNSなどで拡散しないでくださいね笑

冒険研究所書店のオンラインストア売り上げ詳細

早速、以下に2021年7月から2024年4月までの冒険研究所書店のオンラインストアでの売り上げデータを公開します。

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