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笑いとオリンピック
誰かと揉めてしまった、険悪になった、そんな時に使えるテクニックの一つに「相手を笑わせる」というコミュニケーション技法があります。ネットやSNSでトラブルになった際、特に効果を発揮するワザで、
「人は、相手の振る舞いを見て笑顔になってしまうと、その人を嫌いになれなくなる」
という特性を応用したものです(河野太郎氏のTwitterを見てると、この特性をうまく活用しているなあと感心します)。
オリンピック開会式で披露された「ピクトグラム」のパントマイムは、世界中で40億人が視聴したそうですが、あのパフォーマンスを見て笑ってくれた人は、日本人にもこんな一面がある、とビックリしたのではないでしょうか。
今まさに戦闘状態に陥っているような地域の人たちも、少なくともあの瞬間は、同じものを見て笑い「あれ面白かったよな」と相手の肩を叩けるはずの時間が流れていたと思います。
CGでもドローンでもなく、パントマイムでやる。企画を立案したクリエイターは、凄い!とかクール!じゃなくて「面白い」こそ、あの場に一番ふさわしいと考え、選んだのではないでしょうか? というかたぶん全部わかっててやったんだろうな。
冒頭に書いた「笑わせるテクニック」や河野太郎氏のネット活用術、フェイクの見破り方からネット炎上の鎮火術、粘着の上手な撃退法まで、講演回数二〇〇〇超の「ネットの達人」が送る、ネットで「勝つ」ための情報受信・発信マニュアル決定版。是非!
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