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上位下位分析のWSをやってみたよ〜Xデザイン学校4回目・通学日誌〜

こんにちは、おぎしおです。

Xデザイン学校の通学もいよいよ4回目になりました。

▼過去の通学記録はマガジンにまとめています。

今回の授業では、前回の授業の宿題となっていたフィールドノーツをもとに、上位下位分析をグループで実施しました。

グループの結束がより強くなってきた

自分のグループでは、今回の授業の前々日に、持ち寄ったフィールドノーツの内容についてzoomでMTGを行いました。

忙しい中で「集まろう!」と声をかけあい、全員が参加してワークをしたことで、結束がより強くなってきた気がします

そのおかげか、上位下位分析の成果物は、初めてにしては納得感のある良い出来になったと思います。

機密情報はありませんが、内容が詳細にはわからない程度に、ワークの成果物を貼っておきます。

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先生からもいくつかツッコミはあったものの、褒めていただいた部分もあり、なにより全員が「良い出来だね!」と言い合えるようなものができたことが一番よかったかな?と思っています。

HCDはサイクルなので「チームの結束力って大事だな」と考えさせられるよい授業となりました。

うまくワークショップができた理由を分析してみる

今回、すごく納得感のある良いワークができた感じがしたのですが。

「なんで納得感があったんだろう?」と自分でも疑問に思ったので、思いつく理由を書き出してみました。

●議論が前向きな方向に進んだ

・議論をするなかで“他の人の意見を否定的するような発言”がなかったような気がする。
→意見交換が活発な方がうまくWSが進む気がする。慣れないメンバーで行う際、否定の声かけをできるだけ少なくするよう明示しておくと会話が活発になるかも

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●自然とうまくファシリテーションできていた

・一人の人が固定でファシリテーターという感じではなかったが、適宜ファシリテーター役のような人が現れてくれて議論を前に勧めてくれた。
(今回はWS慣れしているメンバーが多いように感じたので、逆にいうと慣れないメンバーでWSする場合は、ファシリテーションの方法をあらかじめ明示しておいた方がよさげかも?)

・データをまとめる時の声かけと、役割分担が自然とうまくできていた。

・書記の人を決めたわけではなかったが、自然と役割分担をして、オンラインでもうまくデータをまとめられた。
→これも、慣れていない場合は書記のひとを選出しておくと良さそう

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●他の人の事例から話が膨らんで、新しい論点がでてきた

・「これってどういうことですか?」という質問が積極的だった

・「(ひとつの話題に関連して)そういえばこういうこともありましたよ」という、補完する内容の会話ができた

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●似たような属性のひとが複数いた

・オフィスに出社して観察できた人、子供を持った観察者など。
同じ事象をみているグループが2つ以上あったというバランス感が良かったかも。
(オフィスの人同士の会話で話が膨らむ、子供を持つ人の会話で話が膨らむ、そしてそこに属していないグループの人がその会話を聞いていて気付きになるなど)。
……逆にいうと、似たような属性がいない人の会話について、拾いきれなかった事象もあった気がする、もったいなかったなと今になって思った。

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●そもそもしらないサービスがあって、発見に繋がった

知らないサービスのことについては調査のしようがないので、グループでワークすることの良さを感じた。

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今回のワークは成功したな!と感じることができたのですが、結果メンバーのもともともっている力量によるところも大きかったのかなと振り返ることができました。

ということは……初学者が多いワークでは“今回成功したことのポイント”をあらかじめ意識できるような形で明示してから進めて行くことがすごく重要なのではないかな?と感じました。

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今回の記事では、さらっとワークの振り返りだけを掲載しておこうと思います。

もう少し時間があるときに、知識的な部分に関してもまとめをしていければと思います。では!

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