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長期的なテレワーク実践に必要なマインド(個人編)

在宅勤務からテレワークへ

今週は早くも多くの場所で雨、雨、雨。まもなく、鬱陶しい梅雨の季節に突入ですね。手洗い換気など、梅雨の時期でもしっかり継続して、感染だけでなく食中毒などにも気を付けましょう。

先日「長期的なテレワーク実践に必要なマインド(企業編)」をお送り致しました。

まだ読んでない方は、是非ご確認してみてください。

上記noteでは、短期的な在宅ワークからテレワークが企業運営の中心になると、人材の流動化が促進され、正社員と業務委託、フリーランスなどの責務が曖昧になる可能性を示唆しました。

とはいいましても、直ちに正社員という制度がなくなる訳ではないですし、企業にとっても、個人にとってもメリットがある制度なので、変容しつつもバランスよく維持していく必要があるとは思います。

ただ企業、個人ともどのような雇用形態であれ、より目的を明確にしつつ、柔軟な働き方をしていく姿勢が求められていく、この流れが止まることはもはやないでしょう。

上司との1on1を最大限活用

Zoomなどの普及で、オンラインのコミュニケーションの利便性は向上しました。ただ、オフィスでちょっとしたタイミングで会話がはじまったり、進捗が遅れているプロジェクトについて、急に打ち合わせをはじめたりというようなことはどうしても簡単にはできなくなります。

結果、長期的なテレワークが続くと、今までのような同じオフィスで顔を合わせることでお互いの理解を深めることは難しくなります。実際一度も会うことなくプロジェクトが開始することも増えていくでしょう。

そんな中、オフィス勤務の際には延期になりがちな上司との1on1が、テレワーク時代にはさらに重要視され、より本質的な1on1が業務遂行の肝になるのではないかと思います。

1on1は、通常週1や月1など定期的に実施されるかと思います。具体的には、その週の振り返りや、課題、次の週に実施すること、また中期的なキャリアについてや、あえて雑談を重視する場合もあるでしょう。

いずれにしても、今まで以上に1on1の時間を有効活用し、チームやプロジェクトの目的、業務上の疑問、改善した方がいいと思ったこと、その他これまで対面では躊躇したこともどんどん聞いてみるのがいいかと思います。

上司もオフィスで顔を合わせない分、1on1の時間を最大限に活用したいと考えていると思います(。。。はず)

ここについてのテレワーク時代の効果的な1on1の進め方については、またの機会に考察してみようと思います。

まずはやらなくていいことを見つける


人と人が接する機会が多いと、つい頼まれてしまう、あるいは本当はやらなくてもいいことを、人の目を気にして続けてしまうということがあります。

テレワークがメインとなった企業活動では、このような気遣い業務は不要になります。その代わりやるべきこと、やった方がいいと思うことに積極的に時間を費やすことが可能であり、そして重要になります。

そこで、一歩踏み込んで1週間の終わりに、是非やっていただきたいことがあります。

それは「やらなくていいこと」を見つける(考える)ことです。

例えば

・これまで何となくまとめていた(誰も見ない)レポート
・(なぜか)本来の目的とずれてしまった調査
・アジェンダが不明確な(とりあえずやる)ミーティングなど

効率化だけが全てではないですが、何となくしっくりこない、なくてもいい仕事は思い切ってやめて見ましょう。業務の断捨離ですね。

テレワーク時代はやることを追加していくより、やらないことを見つけ、やるべきことの質を高めつつ、新しいことに挑戦する余裕を持って取り組んでいくことがポイントになるのではないでしょうか。

テレワークは組織をDisruptするのか・・・


企業と個人、双方に変革を迫るテレワークですが、人材の流動化をはじめ従来のピラミッド型の組織から、管理を必要としない組織や、常に事業モデルをピボットする運営など、これまでの企業概念を刷新する威力を発揮するのでしょうか。

どのくらいのスピードで変わっていくか、何が変わらず、何が変わっていくか。

まだ見通せない部分も多いですが、テレワークが全くない時代にはもう戻ることはない中で、企業も個人もそれぞれが短期、中期、長期と時間軸を意識した目標設定や、インプット重視からアウトプット重視、良い意味でこだわらない、変化を恐れない姿勢などがますます重要になっていくと思います。

世界が急激に変わっていく中で、周りよりも一歩でも二歩でも先に進むために、世界の変化とともに自分自身も常にアップデートする意識を持って業務に取り組んでいきましょう!


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