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頭と尻尾はくれてやれ


 この格言は相場の底と天井を頭と尻尾に見立てて生まれた格言だ。理想的には「底値で買って天井で売る。」そして最大の利益を得ることができる。しかし、そのようなことはまずできないのが現実だ。「底値や天井を確認してから、そこから少し高くなったり安くなったところで売り買いを行えばよい。頭と尻尾(天井や底値)はほかの投資家にも分けてあげよう」という考え方だ。

 私は今まで株、FX、投資信託、商品先物など色々な投資をしてきたがやはり「もっと上がるかも」と思って売りのタイミングを逃したり、「もっと下がるかも」と思って買いのタイミングを逃してしまったことが結構ありました。この格言を学んでからは大きなポジションでも冷静に考えて取引できるようになりました。頭と尻尾を欲張って取ろうとしないように心がけよう。

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