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タイミー利用者目線から見た、アルバイトマッチングサービスの新しい波とその現場での人間関係

自分は起業して生活費でバイトをしておりますが、私たちの働き方に革新をもたらすサービスがあります。それが「タイミー」です。
スキマ時間を活用して短期間で働けるという、非常に便利なアルバイトマッチングサービスの一つです。なので自分は空いている時間に利用しております。
このサービスは、柔軟な働き方を求める現代人にとって画期的な選択肢を提供しますが、同時に既存のアルバイトやパートタイムの従業員との間に新たなダイナミクスを生んでいます。

タイミーを利用して働くことで得られる最大の利点は、自分の都合に合わせて働ける柔軟性です。必要なときにすぐに働き、その日のうちに報酬を得ることができるため、短期間で効率的に収入を得たい人には理想的です。しかし、この新しい働き方は、職場での既存の従業員との関係性に影響を及ぼしています。

実際の職場では、タイミーを通じて来るアルバイトやパートの人々を「タイミーさん」と呼ぶ文化が生まれ、彼らが個人としてではなく、「タイミーから来た人」として認識されることがあります。これは、一部では名前で呼ばれることの重要性を軽視し、働く人々を一律に扱う傾向につながっています。また、「ベテランのタイミーさん」と呼ばれる経験豊富で能力の高い人材がいる一方で、仕事に慣れていない「タイミーさん」もいます。この差異は、職場での役割や期待値にも影響を及ぼします。しかし、これらの「ベテランのタイミーさん」であっても、仕事に慣れていないタイミーさんと同じ時給で働いており、彼らがレクチャーや指導を行っても、その報酬に変化はありません。

私はタイミーを「大人のキッザニア」と思っています。先日も、ある企業のCTOとタイミーについて話をする機会があり、「自分もタイミーで●●●店で働いた!」という話で盛り上がりました。
そこでの話は学生時代の目線とは異なり、経営者としての経験を経てからの視点は全く異なるものであり、リーダーの動き、他のアルバイトやパートの動きの把握、現在の飲食業の状況、その店舗の顧客層など、多岐にわたる知見を得ることができます。この経験から、経営者がタイミーを利用して他業種での経験を積むことは、今後の経営に大きく役立つのではないかと考えています。

タイミーを利用することで得られる柔軟性と便利さは、現代の働き方に大きな革新をもたらしています。しかし、それが職場の人間関係や従業員のスキルセットにどのような影響を及ぼすかは、今後も注視していく必要があります。タイミーを通じて働く人々と既存の従業員との間で健全な関係を築き、互いに尊重し合う文化を育むことが、これからの課題と言えるでしょう。


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