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コミュニティ≒コミュニケーション


コミュニティを始めるとき、いろんなコンセプトで人を集めていると思います。


  • デザインに興味のある人集まれ!

  • みんなで地域おこしをしよう!

  • City-popについて語り合いたい人のために


どれも特徴があって面白そうです。わたしは大瀧詠一さんが好きなので、City-popについて語り合えるコミュニティは興味があります。みんなが話している様子をのぞいて、時間があるときに会話に参加したい、くらいの感覚です。



そうなんです。
この集め方だと、これくらいのモチベーションでメンバーは入会してきます。もちろんこういう方がいてもいいと思うのですが、こういう人ばかりだとコミュニケーションが起こる人間集団とはならないでしょう。
コミュニティは色々な定義がありますが、おそらくほとんどの人は、期待を込めて「コミュニケーションが一定程度起こる人間集団」をコミュニティと定義しているとわたしは考えています。ただ、人は集めただけだとコミュニケーションをしません。それはそうですよね。たまたま新幹線で席が隣になっただけで誰も彼もがコミュニケーションを取るなんてことは起きないでしょう。
そこでまず、そもそもコミュニケーションは必要なのか?について語りたいと思います!


※そんなの当たり前じゃないかと思う方もいるでしょうが、そんな人ほど読んでほしい。ここがズレていると全部がズレます。
※今回の定義は、グループやチームに近いかもしれません。コミュニティ・グループ・チーム・コミューン…etcと人間集団を表現する言葉は様々ありますが、そのあたりの議論は割愛します。あくまで、「能動的にコミュニティを実践する場合に期待を込めてなされる定義」と思ってください。


コミュニティにおけるコミュニケーションの必要性ですが、そもそもどういう理由で人を集めるのか?考えることで見えてきます。

  • そのテーマで語り合いたい

  • 情報交換

  • 社会課題に立ち向かいたい

  • なんとなく、いっしょにいるということが大事


これを見れば、理想的なコミュニケーション量がわかってきそうですね。

  • そのテーマで語り合いたい→普通〜多め

  • 情報交換→多め

  • 社会課題に立ち向かいたい→かなり多め

  • なんとなく、いっしょにいるということが大事→無い〜少ない


こんな感じかなと、経験的に思います。
これを見て色々感じることはあるかと思いますが、基本的に人が集まる理由は「いっしょに何かする」です。いっしょに何かするのですから、コミュニケーションはほぼほぼ必要になってくるでしょう。(最後の例は、「いっしょにいる」ということをしていますが、コミュニケーションは不要という数少ないものです。)
というわけで、「コミュニティ≒コミュニケーション(量は問わない)」と考えられます。


では、コミュニティのコミュニケーション量を増やすにはどうすればいいか?について次回以降で説明したいと思います。


【まとめ】

コミュニティが必要な理由をまず考えましょう。大体はコミュニケーションが必要になります。ただその量は理由によってマチマチです。

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