実際に使っている、一人でコンテンツを考えるワークショップ

実際にわたしが使っているワークショップを紹介します！

コンテンツ考えるのツラいですよね
絞り出せ！わたしの脳！
みたいな感じで、生クリームみたいに頭を絞ってみても無駄です。
出ないものは出ません。

これは何が問題かというと、「投稿後2時間で100万PV達成の激アツ記事」みたいな完成品をいきなり考えようとすることです。
それが出来れば、もうわたしがやっています。

今回は、自分一人でコンテンツの種をつくるためのワークショップです。
これは、下記のような条件下で特に効果的なワークショップです。

• 一人でアイデアを出さないといけないとき

• パッとアイデアが出なくなるまで一旦考えたあと

• 知識が少ない分野でコンテンツを考えるとき

• (もちろん二人以上でも使えます)

用意するものは以下です。

• 付箋、いっぱい

• ペン、人数分

• 付箋を貼るための広い平面、1枚
  例：ホワイトボード、大きな机、オンラインホワイトボードmiro

ワークショップは下記のようなアジェンダで進めます。
文字にするとややこしいですが、画像つきで詳細に解説するのでお楽しみに！

1. つくりたいコンテンツのテーマを一つ決める

2. そのテーマに関連するテーマを8つ考える

3. 出てきた8つのテーマから1つ選ぶ

4. 選んだテーマに関連するテーマを8つ考える

5. これをネタが出るまで繰り返す

1.つくりたいコンテンツのテーマを一つ決める

まず、自分がつくりたいコンテンツテーマをざっくり決めましょう。
本当にざっくりで大丈夫です。例として、わたしは「メンタルヘルス×コミュニティ×アート」に興味があるので、この3つから選ぶことにします。
今回は、コミュニティで考えたいと思います。

ペタッと1枚貼って下さい

2.そのテーマに関連するテーマを8つ考える

ここからが本番です。このテーマの周りに8つ関連するテーマを自由に貼り付けていって下さい。貼り付け方は、最初に選んだテーマを囲むように浮かんだテーマを貼っていくという方法です。
このとき、下記注意点を守りましょう。

※注意点は、守ってほしいこと。オススメは、やるといいこと。

注意点：

• 出来るか出来ないかは考えない

• アイデアの良し悪しについて考えない

• 他人のアイデアを否定しない

• 他人のアイデアをできる限り批判しない
  もし何か伝えたい場合は、「そういう意見も素晴らしいですね。ちなみに私はこう思います。」といった形で、相手と自分の意見を並列なものとして表現する。
  ※意図的な差別表現など不適切な内容は対象外

オススメ：

• もし8つが難しければ、8つ出さなくても大丈夫です。ただし、できる限りがんばってください！個人的目安としては、3~5分考えて新しいものが出てこなければそこまでだと思います。

どんどん書き出して周りを囲うように貼っていく

完成するとこんな感じになります。

ビンゴゲームみたいになります

これで、「コミュニティ×交流」「コミュニティ×運営負担」「コミュニティ×小学校」…くらいのコンテンツテーマが出てきました。

もしこの時点で、例えば「そういえば、コミュニティの運営負担について社外の方とお話したのがおもしろかった！その話題について考えるワークショップをしよう！」といったふうに、コンテンツが出来上がればその時点で終了していただいて構いません。

3.出てきた8つのテーマから1つ選ぶ

次は、出てきた8つのテーマから1つ自分が一番今興味のあるテーマを選んで下さい。興味がないテーマをなにかの理由で選んだとしても、結局コンテンツの質が下がってしまいます。上司からの命令やクライアントからの要望でもない限り自分の興味の赴くままにテーマを選びましょう。

今回は、わたしが常に興味をもっている「交流」を選びたいと思います。
選んだらこんなふうに配置してみて下さい。

矢印はあってもなくても大丈夫

4.選んだテーマに関連するテーマを8つ考える

次は、出てきたテーマについて2でやったように関連テーマを8つ出して下さい。改めて、注意点とオススメを掲載しておきます。

注意点：

• 出来るか出来ないかは考えない

• アイデアの良し悪しについて考えない

• 他人のアイデアを否定しない

• 他人のアイデアをできる限り批判しない
  もし何か伝えたい場合は、「そういう意見も素晴らしいですね。ちなみに私はこう思います。」といった形で、相手と自分の意見を並列なものとして表現する。
  ※意図的な差別表現など不適切な内容は対象外

オススメ：

• もし8つが難しければ、8つ出さなくても大丈夫です。ただし、できる限りがんばってください！個人的目安としては、3~5分考えて新しいものが出てこなければそこまでだと思います。

わりと大変です

ここまで出せれば、かなりコンテンツテーマを絞ることが出来ます。
「コミュニティ×交流×交流手段」「コミュニティ×交流×盛り上げたい」
これだけで十分タイトルになりそうですね。
自分でやってこれは面白いなぁと感じたのは、「コミュニティ×交流×食事」です。たしかに、企業ならクライアントとプロジェクトを進める上で会食をするなんてことありますよね。会食がうまくいけばその後のプロジェクトも進めやすい。また、オンラインコミュニティでも最初にMeetupとしてピザパーティーみたいな軽食会を催すのも非常に効果的です。(コミュニティの初期段階では、コミュニケーション量を増やすことが大事)

こんなふうに、思いもかけないアイデアがワークショップの結果ぽこぽこ出てくるのでぜひ実践してみて下さい！

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【まとめ】

連想ゲームを楽しみましょう。