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『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo著

こんにちは! 小川なっちです。

『人を操る禁断の文章術(メンタリズム)』
この書名を見て、どんなことが書いてあると思いますか?

「なにかスゴイ、魔術のようなことが書いてありそう!」
「普通の人が思いつかないような言葉の技術を教えてもらえそう!」
という気がしますか?

はい、そう思ったアナタは、メンタリストDaiGoさんに まんまと操られています!(笑

「人を操る」「禁断の」というパワーワードが、まさに著者が主張する「人を動かす言葉」なんです。

(余談ですが「人を動かす」と言えば、デール・カーネギー著の有名な本を連想します。どちらも表紙は濃いグリーン色ですね!)

本書の内容は「読み手の見たい現実を見せてあげる」という、相手の心理を先回りした「想像力を刺激する」書き方のテクニックとのこと。

実は、メンタリストDaiGoさんのご著書を読んだのは初めてで、普段どんなことをされているのか、あまり存じ上げず。
月300冊の本を読み、「人を操る」人だけあって、文章の言葉選びに特徴があるなと思いました。

本書を読んだ感想は……

◆分かりやすい言葉遣いで、最後まで一気にスラスラ読めます

◆文章のビフォー・アフターが載っているので、どこをどう直すと「人を動かす」文章になるのか、一目で比較できるところが分かりやすいです

◆人によっては、言われなくても実践できている内容だと思います。相手の立場に立って考えることが得意な人には必要ない本だと思います。言い換えれば、相手の立場に立って考えることが苦手な人にとっては、教えてもらわないと分からないことなので、読む価値あり!

◆メンタリストと聞いて、普通の人ではできないすごい技を駆使しているのでは? と勝手に身構えていましたが、普通の人が見過ごしてしまうような些細なことを見逃さず、相手をよく観察して頭を働かせ、当たり前のことを面倒がらずに一つ一つ実行することが大切だということが分かりました。

◆文章やコピーの書き方の本を何冊か読んだことがある人(私です)には、目新しいことが書いてあるかどうかという点では、物足りない内容かもしれません。他の文章術の本が合わなかった人や、メンタリストDaiGoさんが実践していることを知りたい人にはオススメ。

まとめ。
「人を操る」「禁断の」文章を書いてみたいアナタは、本書を読めば「自分にもできそう!」と思うでしょう。
(たぶん)

https://www.amazon.co.jp/dp/B00T2KVX2I

次回の記事もお楽しみに。

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