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埼玉県小川町にエディブルガーデンをつくろうと思って

パンデミックは、世界のシステムやイデオロギーを変えるのか。
そんなことが話題になりはじめた2020年4月上旬。
巣ごもりが早くも限界に達したため、ソーシャルディスタンスを保ちながら埼玉県小川町に向かう。

小川町は、埼玉県のほぼ真ん中にある人口3万人弱のまちで、和紙の里として(知る人には)知られている。
そして、オーガニックのまちとしても。
70年代から全国に先んじて有機農業がはじまり、今では全国屈指と言っていいほど有機農家が多く集まるまちだ。

僕、柳瀨武彦は、そんな小川町で2020年の頭からPEOPLEというお店を営んでいる。その経緯はSUUMOタウンというサイトに以前コラムを書かせていただいたので、リンクを置いておく。

そしてこのnoteは、その店先にある庭にエディブルガーデンをつくり、育てていく過程を記録するために開設された。
エディブルガーデンとは、検索すると「野菜やハーブ、果樹など食べられる植物を主体に植えられたガーデン」とある。つまり直訳そのまま「食べれる庭」のことだ。
ハーブや野菜、食用花を植えて、見た目も美しく、おいしい庭ができれば、それはとても幸せなことである。少なくとも今現在の僕はそんなことを求めている。東京のマンションで自粛生活を過ごす中で、「嗚呼、目の前に畑がある家だったらな」と何度思い、物件を検索しただろうか。
そんな話をしていたら、カメラマン、料理人、イラストレーター、助っ人などの友人やその家族が7人集まって、小さくも軽やかにスタートを切ることができた。

具体的なノウハウを事細かく記すことは専門家にお任せするとして、農業どころか、マンション育ちで庭いじりもろくにしたことのない素人たちが、エディブルガーデンをどうつくっていくのか。
自分たちが忘れないためにも、記していこうと思う。

ちなみに、あまり継続は得意ではない。
もし誰かが読んでくれて「自分もやってみようかな」とか「一緒にやりたい」という人があらわれたらとてもうれしい。

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