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【目印を見つけるノート】479. 「ちょうじょうじゃ」がうれしくて

少し前の本項でいきなりスパークス(アメリカの音楽グループ)を出しましたが、あ、映画があるのですね。レオス・カラックス監督の新作『ANNETTE』で音楽とプロデュース担当、記者会見にも監督と同席されていて、しかも主演はアダム・ドライヴァーさん……って、私の好みのかたが揃い踏みだったりします。どうしたらこのような組み合わせになるのか、笑みが止まりません。
https://eiga.com/news/20210706/14/

曲の方も。


ポジティブ❤️

このことを知らないで書いていましたので、補足的に喜びを持って書いておきますね。秋以降は『マトリックス』とこの映画が私のターゲットになりそうです。



新しいお話は第二話がいいところまで来ました。ゆっくりですね。7月は第二話を書いて、『オデュッセイア』の水曜分を書いて、肝心の「書き終えたお話の徹底見直し」で終わりでしょうか。3つクリアは7月の課題としてはまあまあだと自分で思っています。
だって、暑いんだもん。

第二話と言っているのは、水野勝成さん(戦国~江戸期の武将・大名)のお話の番外編です。毎年夏から秋にかけて書いています。もう付き合い初めて10年目になりますね。初めて書いたのはエッセイで、「それじゃあいけん」ということで小説を書き始めたのです。個人的な感覚ではもう友だちぐらいに思っています。僭越ですみません。

本編を書き終えた後のことです。
確か大崎のサイゼリヤだったかと思いますが、一人でぼーっとコーヒーを飲みながら「あの書き方ではまずかったかなあ」と思っていました。すると、頭の中で、「ちょうじょうじゃ」という声が聞こえたのです。じゃ、は語尾だと分かりますが、「ちょうじょう」が分かりません。頂上や長城ではないよなあと当時のガラケーで検索しましたが出てこない。分からないとフラストレーションが溜まるものです。翌日、書店で古語辞典を何冊も立ち読み(!)してやっと分かりました。古語辞典を立ち読みする人って、変ですね(笑)。
「重畳じゃ」でした。
以降、番外編を書くときは彼の口癖として使わせていただいています。勝成さんが立藩した備後福山藩(広島県福山市)の名産品のひとつは畳表ですので、ちょうどいいなあと思っています。
あのときに重畳という言葉を受け取ったのでその後も番外編を延々と書いているのかもしれません。いい言葉ですね。

ああ、福山に調べものに行きたいなあ。
今は福山城築城400年記念のインスタでそんな気持ちをなだめています。

旧暦なら、勝成さんのお誕生日は確か盛夏だったと思います。
ハッピーバースディ❤️
いえ、8月15日でした。フライング。

400年前、彼がどれだけの情熱と努力を持って、人の力を集めて福山という藩をゼロから築いていたか推し量れるので、私は今に至る福山もぶち大好きなのです。
ひいきかな~。
ひいきだな~。



このばらたちも福山の名産品です🤭
つぼみが何か続々と……。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽



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