ogata nozomi

日々思うこと綴ってます。アート講師・リサイクルアーティスト・園での絵画造形研修講師。大…

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日々思うこと綴ってます。アート講師・リサイクルアーティスト・園での絵画造形研修講師。大阪を拠点に全国で『こども×リサイクル×アート』のワークショップを実施。こども達と絵本作り。つくるちからは 生きるちから コロコロキッズアートクラブhttps://ogatanozomi.com/

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リサイクルアーティストとは

はじめましてです。大阪・京都を拠点にこどもアート教室 コロコロキッズアートクラブを運営しています、緒方希です。 おかげさまで教室も2022年で10周年を迎えることができ、子どもたちや保護者の皆様はもとより、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)や、ワークショップをご依頼くださった方々、端材を提供くださった企業、関わったすべてのみなさまのおかげと心から感謝しております。 10年前コロコロキッズアートクラブを立ち上げ当初から、自然と環境、リサイクル、リユースには特に力を入れて活動

    • アート徒然草③保育士・絵画造形研修の感想&卒業生の言葉

      数年前から保育園・こども園へ訪問し絵画造形研修の講師もしている緒方希です。今回は・・・ ・訪問先の出来事 ・研修会後、保育士の先生方から頂いた感想 ・当教室の卒業生や保護者のみなさまの言葉 を綴ります。 園での絵画造形研修の内容については、以前のコラムで綴っています。 ①指導?環境?こども絵画のコツ ②保育園・絵画研修~はじめての絵の具・画展入賞作品紹介 ■保育園へ訪問~アート活動後の園児の変化 私がはじめて年長のクラスへ、出張アート&絵画研修講師として伺った時の話

      • アート徒然草②保育園 絵画研修/ はじめての絵の具編

        今回はこどもたちの絵画の基礎・絵の具の使い方について解説したいと思います。 ――― 最初に、こどもたちが使う絵の具ってどうするもの? 初めての絵の具、大切なポイント3つ。 塗り広げるもの 重ねるもの 必要なら画面からはみだすもの 保育士さんの絵画造形研修にて、そう伝えると みなさん「えっ???」という顔をされます。 意外とこの3つの大切なこと、見逃しがちです。 1⃣絵の具はのびのびと塗り広げていくものなんですよ。 とにかく絵の具を広げましょう!内からどんどん外へ

        • アート徒然草①指導?環境?こども絵画のコツ~ 編

          当教室も2024年で12周年目、出張ワークショップはもとより、園で保育士さんや教員対象の絵画造形研修の講師もさせていただく機会も多くなりました。 実は私自身も幼稚園教諭時代、勤務していた園にて絵画造形研修で基礎を学んだ一人でもあるのです。 当時、年に数回、研修講師として来られていたのは、 辻 正宏先生でした(大阪府立大学・聖母女学院短期大学 元講師) 私の最初の師匠と言っても過言ではありません。 新人の頃、年長クラス担任だった私は、1学期に子どもたちが描いた絵をずらーっと

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        リサイクルアーティストとは

          絵本・造形作家こしだミカと「ものがたり」

          この度、設立10周年を記念して、絵本・造形作家こしだミカさんをお招きし、絵本の読み語りあれこれを、みんなで楽しむイベントを開催いたしました。 大阪府枚方市拠点のアート教室、コロコロキッズアートクラブでは半年かけて、こども達がストーリを考えラフから絵、着彩、文字入れ製本まで手掛けた絵本をカフェで展示する『ものがたり展』を2023年3月開催しておりました。(巡回展は2023年7月20日~開催 まちライブラリーとかとかにて概要はコチラ) 半年間のこどもたちの頑張りを知ったこしだ

          絵本・造形作家こしだミカと「ものがたり」

          こども絵本作家40名『ものがたり展』②後編

          こども達自らが半年かけて作りあげた、夢がいっぱいつまった絵本。 note前編ではラフ案、線画、着彩までを綴りました。 こちら後編では、文字入れ、表紙、製本、「ものがたり展」について綴りたいと思います。 文字入れ、表紙・見返し・扉作りから製本までをご紹介 少し中をのぞいてみましょう・・・ こどもたちの感想は「塗るのが大変だったけどできあがって嬉しかった」 「たくさんの人にみてほしい」「疲れたけどがんばって絵本ができてよかった」「5年前よりはよい絵本ができたと思う(在籍8年

          こども絵本作家40名『ものがたり展』②後編

          こども絵本作家40名の『ものがたり展』①前編

          こんにちは、大阪府枚方市を拠点にアート教室 コロコロキッズアートクラブを運営しています、緒方希です。 この度、スクール設立10周年を記念して4歳から17歳の子ども達による第2回絵本展『ものがたり展』を絵本カフェcocoruさん(枚方市駅近郊)にて開催することになりました。(巡回展、7月20日~30日まちライブラリーとかとかさんにて) こちらnoteでは子どもたちのラフ案から、線画、着彩、製本までの姿を、ご覧いただきたいと思います。 ラフ案は1学期の教室の合間に考えたり、

          こども絵本作家40名の『ものがたり展』①前編

          子どもたちに「ナンニモナイ」とは

          10年以上前の芸術大学の恩師との会話・・・ 「今の学生はな、今日は製図の〇〇がないから、何も書けません、と言いにきよんのや、ないんやったら、代わりの物を探して、自分で工夫したらいいだけの話、すべて【モノ】に頼ってるんや」 とため息交じりに話されていました。 私は昭和生まれの大阪人ですが、こどもの頃、田んぼの畦道でカブトエビやおたまじゃくしを見つけて遊んだり、道路に線を描く時、手元にチョークがなかったら、その辺の石をひろって、この石は軽くて描ける石、この石は跳ねないからゲーム

          子どもたちに「ナンニモナイ」とは