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嵐のような4月から6月を振り返って、エフライフは何を見てきたのか【後編】

※このnote記事は、株式会社エフライフの社内向けに投稿したものを加筆修正したものです。仕事の気づきや学びを日々「オープン社内報」として投稿しています。

緊急事態宣言後を受けて、会社はどう変化したか

緊急事態宣言が発令されてから早3か月が経過としようとしています。
この3ヶ月、大変な局面もありましたが、会社のメンバー皆が踏ん張り、大きく変化してくれたおかげで、会社が良い方向に変化しています。事業の変化について詳しくは【前編】に書いていますので合わせてご覧ください。



今回は【後編】ということで、この3か月の事業変化を振り返り、今後の未来について書いていこうと思います。

クラウドファンディングの地域コーディネーターとして、今地元でできることは何か

株式会社エフライフでは平成30年から数えて3年ほど「復興庁クラウドファンディング支援事業」の福島県地域コーディネーターを務めています。過去自社で3件の達成、サポート実績は28件と様々なクラウドファンディングに携わらせて頂いていました。この知見を活かして、このような状況だからこそ何かできないかと考えていたところ、
郡山市による「宿泊・飲食業応援クラウドファンディング事業(こおりやま広域圏連携事業)」の事業委託を受けて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により経営に影響を受けている事業者の資金調達を支援させていただくことになりました。

7月1日にはオンラインセミナー『こおりやま広域圏クラウドファンディング学校』を開催しました。

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当日のイベント内でお話したクラウドファンディングの仕組みや進め方などを現在YouTubeで公開しています。

弊社も「SHOKU SHOKU FUKUSHIMA」を営んでおり、飲食店の大変さを身をもって知っていたので、こういった形で飲食・宿泊業を営む事業者の方の力になれるきっかけを作れたことが嬉しく思います。

また、プロジェクトを進めていく上で行政の方、ゲストの方、クラウドファンディングを検討している事業者の方など、様々な方を巻き込みながら進めていく必要がありました。そこを、弊社のクラウドファンディング地域コーディネーターを務める加藤さんが、表にはでないところで気持ち良い調整を行ってくれたおかげで、形にすることが出来ました。加藤さん、お疲れさまでした! 今後もさらなる活躍を期待してます。

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(左手前が加藤さん。持前の明るさで、みんなを前向きにしてくれます)

もし、クラウドファンディングご関心のあられる方がいらっしゃいましたら、ご相談はこちらからお気軽にお申し込みください。

新規事業「with curry」のクラウドファンディングの達成

そして、この3か月の一番大きな変化といえば、新規事業「with curry」を行う決断をしたことです。
前編でも書きましたが、「大切なものを大切にして生きていく」というのが弊社のスローガンなのですが、新型コロナウイルスがやってきて、できることが制限される中で、本当に私たちが大切にしたいことはなんなのか、改めて考えるきっかけとなりました。

その中で見えたことの一つが「みんなで一緒にご飯を楽しく食べる」ことを大切にしたいということです。どんなに苦しいときでも、みんなで集まってご飯を楽しく食べると、苦しい状況も乗り越えられることがあると気が付きました。そんな自分たちの体験もヒントになり、あなたを家でひとりにさせないカレー屋さん「with curry」を始めることになりました。

この新規事業のリーダーは、弊社の新入社員吉川に任せました。彼女は2年前、大学を休学してインターン生としてエフライフにやってきて、「SHOKU SHOKU FUKUSHIMA」の立ち上げに携わってくれました。

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そんな彼女が大学を卒業し福島に移住、新卒としてエフライフに飛び込む決断をしてくれました。その中でのいきなりの新規事業リーダーとして、大変なことも沢山あったと思います。

しかし、前のめりに業務に取り組み、周りを巻き込んでいった吉川の姿からインターン時代、留学や就活、そして今回のクラウドファンディングなどを経て、本当に何段階も成長をしたのだなと感じました。
クラウドファンディング達成後の吉川の想いはこちらに綴られています↓

エフライフに関わる仲間たちが増えていった

そして事業の変化だけでなく、組織としても大きな変化がありました。
この3か月、エフライフでは所属や雇用関係に関係なくミッションに共感して関わってくれる仲間、応援してくれる人たちが沢山増えました。エフライフというコミュニティにかかわる人に良い情報や良い仕事が回るという好循環を生み出していけたらと思います。

この3か月本当にみなさんお疲れさまでした。嵐のような4月~6月をくぐり抜け、それぞれが3月までの自分とは違う自分になったと思います。きつい場面も多々あったと思いますが、これまでにない経験の中で、ある面では強さを身に着け、ある面では自分の弱さを受け入れることもあり、全員が成長していったと感じています。

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(頼もしいエフライフのメンバーたちです、いつもありがとう。)

これからも怒涛の3か月になる。新しい仲間を迎える未来をつくるために

嵐のような3か月が終わり一息つきたいところですが、この先の3ヶ月でも、また嵐はやってくると思います。

まず、明確に予想される未来は、「エフライフに関わる人が増える」ということです。

具体的には、こういったメンバーが増えていくと思います。
・「with curry」の店舗を一緒に運営するスタッフが増えます。
・「SHOKU SHOKU FUKUSHIMA」も、何人かスタッフが増える可能性
・新たに長期インターン生も入る可能性があります。

現在、6名程度で運営していますが、アルバイトなども含めると、場合によってはメンバーが倍以上にもなりえます。

その際に、「機能(スキル・経験)」は一緒に働く上でプラス要素です。
ただ、エフライフでは、そこよりも「人(=人格や価値観)」を優先順位の上位に置くことにしています。

当社として採用をするときは、それが社員であってもアルバイトであってもインターンであっても、人としてお互いに尊敬・尊重できるか、価値観が合っているかを最も重視しようと思います。
直近では「with curry」のスタッフ採用を行う予定です。

そして、仲間が増えると、楽しさ・刺激・ワクワクが増えますが、おそらく色々と悩みも増えます。過去の経験が異なる人が増えることで、「前の職場ではこうだった」や「普通だったらもっとこうするのではないか」など、考え方の違いからの衝突・ストレスが増えるでしょう。

そんなときに、嵐の中にあっても「感謝すること」や「対話すること」が文化として浸透している職場だと、その文化が、対立を乗り越える糧となって、より良いチームを作っていくことにも繋がるだろうと思っています。
※エフライフの社内コミュニケーションについては、こちらにまとめていますので、興味ある方はご覧ください。

規模が大きくなっても、良いチーム、良い職場環境を維持するために、私も最大限努力していきます。エフライフに関わる皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。

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最後まで読んでくれてありがとうございます!
明日も20時にオープン社内報を更新します。

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【お知らせ】
・株式会社エフライフでは、「大切なものを大切にしたい」学生インターンを募集しています。
https://www.f-life.org/intern

・調達合計金額1億円突破。クラウドファンディングの無料相談を受け付けています。
https://www.f-life.org/crowdfunding

・福島のお酒とおつまみが毎月自宅に届き、蔵元とオンライン酒の会ができるfukunomoが大好評です。
http://www.f-sake.com/

・郡山駅前徒歩5分。地酒飲み放題のSHOKU SHOKU FUKUSHIMA營業中です。私もちょこちょこカウンターに立ってます。
https://tabelog.com/fukushima/A0702/A070201/7016410/


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