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半径3メートルの掟

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人生意匠という人生の設計士である西陣の拝み屋。令和の世を快適に生きるための情報マガジン。令和の世を快適に生きるためには「半径3メートルの掟」が肝となります。その掟を一部有料記事に…
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2020年5月の記事一覧

自粛解除の、その前に

これから生きていこうとする世界は
自粛前の世界と180度変えなきゃだめなんだ。
そう気づいたのはGWが明けてまもなく。
40日近くに及ぶ自粛生活、まったくご依頼が
なく、事業が倒れる恐怖に怯え。
身体は動かなくなりかけ、そんなとき
同じくフランスでロックダウン中の辻仁成さんの
日常の維持を辞めてはいけない、の言葉に
勇気をもらい。
わたしなりに日常を保つことを頑張ってきた。
そしてついに、38都道

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一円にもならなくても、大切なもの

一円にもならなくても、大切なもの

人はみんな、錦を抱いて生まれてきます。
その錦に似合うように生きようとして
つまづいたり傷ついたりします。
それでも、錦を着たいから必死に頑張り
前に出ようとする。
そんな時代が、昔はこの国にありました。
つい最近、30年くらい前までは。
古い歌に「ボロは着てても心は錦」って
歌詞があって。
昔は貧しさや世間に負けてだめになりましたが
いまは、そうじゃないような気がします。

錦って言って、いまど

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withコロナのスキル1〜フラクタルがないと、広がらない

withコロナのスキル1〜フラクタルがないと、広がらない

自粛生活30日を過ぎた。
京都の場合、首都圏への移動宣言が出たのは
4/2だから、個人的には40日近い閉塞期の中で
生活してきたことになる。
それでもまあまあ、まだなんとか普通な気持ちで
いられるのは、いかにこの街も、ちっぽけな
部屋も、愛しているのかって話になる。
いま、しんどい人がいたら、その場所を実は
愛せていなかったのかもしれない、と考えて
みるとよいかもしれない。
半径3メートルの掟の筆

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