休職日記75
昨日はここに行ってきた。
ムーミンバレーパーク!
ムーミン大好きのわたしが、かねてから行きたがっていた場所。
ムーミンたちにまつわる建物とか、ショーとか、絵の展示とか、とにかくムーミンづくしの場所。
同居人氏2が、最近仕事で運転をするようになったおかげで、車でお出かけするハードルが、ぐんと下がった。
ちなみにわたしはペーパードライバーの、ゴールド免許。
運転はできない。
同居人氏1は、免許も持っていない。
そんなわけで、わが家唯一のドライバーである同居人氏2に運命を託して、昨日は3人で車でお出かけしてきたのだった。
ほんとうは、おうち大好き同居人氏1は、おうちで待っている予定だったのだけれども、出発直前になり、
やっぱり一緒に行こうかな。
と言ってくれたので、同居人氏2とともに、そうだよそうだよ、一緒に行こう、一緒に来てくれたら嬉しいよ、と、やんややんやとはやしたて、一緒に来てくれることになった。
3人で車でお出かけなんて、夢のようだ。
嬉しい。
同居人氏1と同居人氏2のおかげだ。
ありがたい。
ムーミンバレーパークは、わが家からはちょっと遠いところにあって、高速道路にも乗った。
久しぶりの高速道路。
同居人氏2の運転は安定していて、頼もしい。
高速道路といえば、サービスエリアでしょ!ということで、行きにも帰りにも寄った。
行きのサービスエリアは食堂風で、帰りのサービスエリアはショッピングモールのフードコートみたいだった。
どちらのサービスエリアも満喫できるなんて、車での旅は最高だな、と思った。
肝心の、ムーミンバレーパークはどうだったかというと、ムーミン好きなひとにとってはたまらないだろうけれど、そうでもないひとが行ったらつまらないだろうな、という所だった。
わたしはムーミンが好きだから楽しめたけど、2人はムーミン好きじゃないのに連れてきてくれて、ほんとうにありがたかった。
お目当てのグッズもたくさん買えて、原作の絵もたくさん見られて、大満足の場所だった。
写真もたくさん撮った。
それで、今日、たのしい気持ちで写真を見返していたら、自分の太った姿に、ショックを受けた。
体重が大幅に増えたことは、あたまではわかっていたけれど、見た目のイメージの更新が追いついていなかった。
まんまるになった自分を見て、すごく、すごく傷ついた。
写真を見てから、急に、昨日のはしゃいだ自分が恥ずかしくなった。
それから、明日退職の挨拶に職場に行くことが、すごく、すごく怖くなった。
休んでいる間に、あんなに太っちゃって。
言われるはずのない言葉が、頭に浮かぶ。
あの職場の人たちは、そんなこと言う人たちじゃない。
頭で何度も打ち消しても、傷ついた気持ちが消えてくれなかった。
ふて寝のように昼寝して、目が覚めても、明日のことで頭がいっぱいだった。
だけれども、時間を置くにつれて、冷静な自分もちゃんと出てきた。
明日、太った姿をみんなに晒すのは、一瞬の我慢だ。
でもここで、明日ちゃんと挨拶に行かなかったら、きっとずっと後悔する。
夕方ごろにはそう思えてきて、明日、ちゃんと職場に行こうと思ったし、昨日のたのしい思い出も、なんも恥ずかしいことなんてないよ、と、自分に言ってあげたくなった。
太ったことは、すごくかなしい。
でもそのかなしさに、負けないようにしたい。
同居人氏1が、やさしく、
◯◯(わたしのこと)はすぐ痩せるよ。大丈夫、ゆっくりやっていこう。
と言ってくれた。
同居人氏2も、体重が大幅に増えたわたしに対して、以前と変わらずに、接してくれている。
少しずつ、健康な体重に戻してゆこう。
何年かかってもいいから、少しずつ、やってゆこう。
そして明日は、お世話になったお礼を、ちゃんとみなさんに伝えてこよう。
がんばろう。
がんばろう。
投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい