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没個性の就活体験記

私は現在大学4回生です。同年代のほとんどは就職先が決まり、来月には内定式を控えている頃でしょう。

そんな中、私は就職をしない道を選びました。

少し前までは、普通に会社に入って、月曜日を呪いたくなる毎日を普通に過ごすんだろうなと思っていました。

そんな私が、新卒ブランドを捨てた理由には、1人の友人が関係しています。

今回は没個性大学生の就活体験記を書こうと思います。


社長志望の友人

まずは、友人について簡単に。

その友人とは大学で出会いました。その子のことを一言で言うと、目標のために努力を惜しまず、先々のことを考えてそれを堂々と発信できるような子(一言じゃないな笑)

私の周りにはいなかったタイプで「将来の夢は社長になること」とはっきり言う子です。

最初は冗談扱いされることが多いはずなのに、言い続けることによって本気度が伝わって真剣に聞いてくれる人が現れ始めるその光景に感動しましたし、憧れました。

物事の価値観は、お互い似ているところがあるのに、内面的なところは自分とは逆だなと感じる部分が多い気がします。

例えば自分はこういう人間ですとアピールできるところとか、率先して物事に取り組む姿勢とか。

私もこんな風になりたいと思ってから、その子の行動とかをマネてみたり、意識を変えてみると、いつの間にか消極的な自分から脱却することができました。


私の就活記録

2021年3月、本格的に就活を始めました。

本来なら1年前(大学3年の夏)ぐらいからインターンに参加したり、真剣に取り組むべきだったのでしょうが、当時やりたいことも、なりたいものもなかった私にとって、就活は真剣に取り組むものの外にありました。

なによりも、まだ遊んでいたかった。笑

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志望動機を書く上で重要な『その会社でなければならない理由』もないし、どこも一緒だわ!としか思えなかったからなかなかペンも進まない。

それでも会社に入るためには、会社の見つからない魅力を伝えたり、建前でしかない目標を掲げたりと、私にとっては、嘘の自分を取り繕う必要がありました。

そんな就活に、少しずつ嫌気がさしていきました。


5月、友人に会ったときに、起業することを真剣に考えていて、すでにWordで軽い計画書のようなものまで作っていたのです。

そこでメンバーにならないかと誘われ、そんな道もあるのかというのを感じ始め、正直興味を持ちました。

すぐに返答することはありませんでしたが、個人事業やフリーランスについて調べていくうちに、どんどんその生き方に魅力を感じるようになっていきました。


8月(この時点で内定0)、唯一インターンに参加できた会社は、個人的な理由や友人との起業のことが諦めきれず、そこに就職することに意欲的になれなくなっていました。

結局、この会社の選考を最後に、私は就職活動に終わりを告げることにしました。

しかし、会社の空気感とか、出会った社員さんの言葉で、就活を辞めることを決めたので、参加したことはとても有意義なものでした。

インターンのお話は、こちらの記事で書いたので、合わせて読んでいただければ嬉しいです。↓


まとめ

友人も就活は経験した上で、もう一度専門学校に通う道を選んだそうです。

ただ、ここで重要なのは、起業メンバーに誘われたからといって、学ぶことを怠ってはいけないこと

友人は、専門で私より有能な人と出会うかもしれない。

そうなったら私は別にいらないと言われてしまうかもしれません。

そうならないように勉強しよう。友人が専門で学んでる間、私はフリーランスとしてまずお金を稼げるようになろうと決めました。

嫌な就活から逃げたと言われればその通りです。

それでも新卒ブランドを捨てることは勇気のいることでしたし、親の年齢や奨学金のことなど不安が尽きないにも関わらずこの道を選んだのには、「自分らしい生き方がしたい」とか、「私の考え方を変えてくれた友人の手助けがしたい」という気持ちがあったからだと思います。

まだなんの成功も成し遂げていない人間の戯れ言ですが、こんな選択をしているやつもいるよぐらいの感覚で見ていただけたら幸いです。


ではまた。


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