#3 【独断と偏見】濃密に推してるガールズバンド3選

こんにちは。Hoanです。
美しいメロディーと切望の歌詞を自分なりに伝えている者です。

今回は濃密に推してるガールズバンド3選を公開します。

実際にバンドでコピーしたことあるバンドの中から抜粋しました。ベースで弾いてみて好きになった楽曲が多いのでその辺りも触れながら紹介できたらと思います。


No.1 【Hakubi】

Hakubiは大学に入ってから友達に勧められてそこからずっと大好きで自分にとってバイブルのようなバンドです。気持ちが暗くなった時、前を向きたい時、何もしたくない時、どんな時に聴いても共感できる歌詞が最高です。実はHoanのオリジナル曲にもHakubiのアレンジを真似して作っている部分が数多くあります。ぜひ探してみてくださいね。

・「辿る」

 Hakubiの中で1番好きな楽曲です。まず全体を通してメロディーとグルーブ感がたまらないです。メロディーは脆さと強さが両方感じられる作りになっていて、なんと言ってもコーラスが最高です。下ハモと上ハモの使い分けが気持ち良すぎます。そしてグルーブ感については、曲の中に緩急がたくさんあって暗く悲しい雰囲気からサビではシンコペーションを使って疾走感を出しているのがたまらなく気持ちいいです。特にラスサビからの疾走感、途中のキメや最後の盛り上がっていく感じがたまらないです…


・「フレア」

 Hakubiでは珍しく歪んだベースで始まるのがまず最高にかっこいいです(ベーシスト視点すぎる)。実際にコピーしたときにもうこの最初でテンション爆上がりでした。そこからAメロで盛り上げて落とすところが最高にかっこいいです。そして特に「愛されたくて誰かの真似事をしていた」からさらにギアが1つ上がるのがさいっこうです…シンバルが重なれば重なるほど思いが強くなっていくようなそんな気持ちで演奏していました。どの楽曲よりも演奏しててめっちゃ気持ちよかったです。


・「午前4時、SNS」

 この曲はなんと言っても語り(というか叫び?)がカッコ良すぎるところです。信じられないほどに暗い楽曲(最大級に褒めてます)ですが、サビに向かうにつれてどんどん感情が爆発していくのが最高ですよね。こんなにも全てをさらけ出している楽曲を聴くと胸が苦しくなって自然と涙が出て、それでいて背中を押されているような気持ちになるんですよね。サビ→間奏→叫びの流れがまじでかっこいいです。


・「夢の続き」

 私はこの曲でHakubiを知ってそこから一瞬で一目惚れしました。なんと言ってもサビが最高です。前半は想いをテンポに載せて歌っているロック感が強いアレンジなのに後半になるとテンポの取り方が半分になって急に言葉に重みが生まれるように感じます。そこで「夏休みの宿題のようで」というパワーワードを打ち込むあたりが天才的だなと思います…。私にはすごく挑戦的にな楽曲に聴こえてすごく心を奮い立たせられる曲です。


・「mirror」

 この楽曲にも語りがあるんですよね。でもこの曲の場合は今頭の中で思っていることをすごく赤裸々に纏まってなくても言葉に出しているような感覚があります。そしてサビで「明日が来るのが怖い」「気づいたら朝になっているのはもう何度目なんだ」とその悩みや思いが解決されていない苦しさが述べられています。苦しくても生きていなきゃいけない・明日が来てしまうという私は毎日考えさせられているいわば人生の永遠のテーマを曲にしているように思えて、とても心が浄化される一曲です。何もできなくなった日はこの曲を聞いて涙活してます。最高です。 

 

Hakubiは音の緩急に感情を乗せられる唯一無二のバンドです。気持ちの波をこんなにも音楽で表現できるのかと思って泣けます。尊敬しています。こんな音楽を私も作りたいです。今一番好きで一番聴いているバンドなので熱量が大変なことになっていますがそのくらいおすすめのバンドなのでぜひ1回聴いてみてください…!


No.2 【羊文学】

実は羊文学というバンドは昔から知っていたのですが、ハマったのは大学に入ってからでした。これほどまでに美しい世界観を作り上げていることがやっぱり凄いです。最近は何聞こうかな〜と思うと最初に羊文学が聴きたくなります。秋が来たからですかね。羊文学×秋って最高じゃないですか…?


・「雨」

 私が羊文学を好きになったのはこの曲に出会ったからです。羊文学のイメージとして優しいとかふわふわしているバンドって勝手に思っている節があって、そんなときにこの曲を聴いて一気にそのイメージを覆されてそのカッコよさが刺さってしまったんですよね…。サビの音圧が最高にカッコ良くて演奏する側も全力を出せる感じが大好きです。あとはサビで凄く高い裏声が使われているのに後半の盛り上がるところの「傘は置いてきた」で低音ボイスが使われているところにキュンキュンしちゃいました(?)。音域の幅が一曲でわかってその声に惚れちゃいます…


・「Step」

 この曲は何よりも歌詞が秀逸だと思っています。Aメロではみんなが共感できるエピソードを綴っていて、サビ前で「わたしまだ壊れたままでいる」というとんでもないワードが使われているのがたまらないです。人間の感情をとても丁寧にそれでいて大胆に描かれているのがかっこいいです。本当に尊敬です。そして特に一番好きな歌詞が後半の盛り上がったところで発せられる「壁に空けた穴くらいにしか君の人生を変えていない」という歌詞です。そんな歌詞どうやったら思いつくんですかと聴きたいくらい素敵な表現で胸に突き刺さりました…


・「ロマンス」

 羊文学の中では明るいポップ調に近い珍しい楽曲なのかなと思います。この曲調に乗せて女の子の思いを歌っているところに可愛さが生まれてアレンジが天才的だなと思っています。この曲があることで羊文学に曲の幅がめちゃめちゃ生まれていてスパイス的な役割を担っている楽曲だと勝手に思っています。「女の子は無敵だよ」って女の子が聞いたら純粋に嬉しいし、私は好きってなりました…。後はギターソロ?サビ前の間奏がかっこいいです…急に世界観をガラッと変えられるのが強みすぎます…


・「天気予報」

 この曲もアレンジが最高ですね。どんどん空が晴れていくかのような日差しの明るさを感じられます。空が広がっていくような、飛び立っていける羽を手に入れたかのような、そんな気持ちにさせてもらえる素敵なアレンジだと思っています。そしてその壮大な世界観をさらに壮大にするために一役買っているのが実は後半のコーラスなんじゃないかなとも思っています。急に世界の広がりを感じられて空はどこまでも続いていると感じられる気がして、とても大好きなアレンジ・構成です。


・「あいまいでいいよ」

 私の中ではこの曲が最も羊文学ならではの世界観を感じられるのではないかなと思っています。独特のちょっと気怠い雰囲気や「あいまいでいいよ」というタイトルにもあるその独特の世界観や歌詞表現は随所に散りばめられていてThe羊文学の1曲だと思っています。また羊文学はコード進行も独特な楽曲が多いですがこの曲も不意に面白いコードを起用したりしていてそれがまた「曖昧さ」を引き立てているのかなとも思います。


No.3【きのこ帝国】

高校時代から聴いていたのですが大学に入ってからより一層大好きになったバンドです。実はベースはコピーするのがすごく簡単で初心者にはおすすめのバンドでもあります。それなのにこの世界観を生み出せるのがきのこ帝国の凄いところだと思っています。


・「スクールフィクション」

 きのこ帝国でダントツで1番好きな曲です。こんなにライブ映えする楽曲は他にないと言えるくらい最高に気持ちいい楽曲です。リードギターの気持ちいいイントロからベースが最高にかっこいいAメロの流れがまずかっこいいです…それでいてサビの突き抜けるメロディーが最高すぎます。イヤホンで聴いていても今にもモッシュしそうなくらい(?)気分が盛り上がります。こんなにも頑張って人類は生きる意味を探しているんだなと思えます。切実に、必死に探しているんだなと。


・「東京」

 東京ソングといえばこの曲ですよね。「あなたに出逢えた」「あなたを見つけた」「この街の名は、東京」。素晴らしすぎますよね(語彙)。淡々としたAメロBメロを乗り越えてサビでは日々あなたの帰りを待っているんですよね…この曲の構成だけで東京の都会が想像できるように私には感じられていてアレンジ力の高さと歌詞の作り込み方に天才さを感じてしまいます。すべての表現が美しすぎる楽曲です。


・「疾走」

 きのこ帝国は日常の中で思っている一コマが楽曲に落とし込まれていることが多いですよね。だからこそ1つ1つに場面が想像できるし、自分の日々の中に落とし込めるし、共感ができるんですよね。この日々もいつの間にか思い出になるかもしれないとふと考える。そんなありきたりといえばありきたりかもしれないけど、でもそんな素敵な、特別な感情をテーマに1つの楽曲を仕上げられるのが本当に素晴らしいと思います。書こうと思ってもなかなか書けないと私は思ってしまいます。


・「風化する教室」

 この曲はバンドでコピーするまで知らなかったのですが、知ってからはその中毒性に取り憑かれて不意にリピートしてしまう楽曲です。淡々と思っていることを述べている雰囲気に引き込まれてしまいます。そして個人的に推しているのがベースのフレーズです。特にサビ終わりの間奏部分や2番のAメロがめちゃめちゃカッコ良くて大好きです。実はすごくフレーズを持って動いていてその音1つ1つにすごく洒落っ気を感じます。とっても大好きです。


・「春と修羅」

 この曲もコピーしてから知ったのですが、コードが大きく2種類しかないんですよね。それでここまでの音楽を作り上げちゃうのがまず大前提に凄すぎます。それでいてサビが「嗚呼、なんかぜんぶめんどくせえ」なのがとんでもないですよね。今までのきのこ帝国はどこへ行ってしまったのかとも思わせるくらいの世界観で初見で聴いたらきのこ帝国の楽曲か分からないレベルだと思います。でもだからこそ引き込まれるし、幅が生まれて他の楽曲がまたさらに赤が焼くのかなとも思います。


というわけでガールズバンド3選が出来上がりましたが、どのバンドも本当にイチオシなのでぜひすべての曲を聴いていただけたらと思います。


そしてこのような楽曲を聴いて育っている私がどのようなオリジナル曲を制作しているのか、ぜひ下記リンクのYouTubeから聴いてみて下さいね。たくさん発見があると思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


YouTubeやSNSにオリジナル曲を投稿しているのでよければお聴きください。
各種リンク:
https://lit.link/hoankyoku

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