Q. 職場の上司を嫌いでたまりません。いつもセクハラ発言をしてくるし、自分のミスを棚に上げて私をバカ扱いしてきます。女性差別だと思います。辞めるべきでしょうか。

仕事をする上で人間関係が上手くいっていないことは一番働きにくいかもしれません。

ピンク:その気持ち分かるわ!私も上司が嫌なオヤジで、いつもセクハラ発言してくるの!気持ち悪いし、なんか加齢臭するし最低!なるべく関わりたくないわ!

グリーン:んーでも最近電車内の広告で「これもセクハラ!?」って驚いている男性の広告が問題になったけれど、男性ってセクハラと気づいてないこともあるんじゃない。コミュニケーションのつもりかも。思い切って、「それはセクハラに感じます。」と伝えてみれば?難しそうなら、「今度そんなこと言ったら罰金しますよ」なんで軽い口調で注意してみるとか。

イエロー:私はいくら言われても無視することにしているわ。だってそんなバカにバカにされるよりも、自分の仕事に集中したいもの。それに分かってくれている人はいるわ。私の職場には女性が多いから、視線で「私は分かっているわ」と目くばせしてくれる先輩もいるわ。だから私も後輩にはそうしてあげてる。上司に言ったところで、改善されるような優秀な人ならば初めから部下を卑下するような発言はしないもの。

ブラック:例えば上司に言ったとしたら「被害妄想」とかなんとか言われて、かえっていじめられることもあるわね。言い方は考えないと。でもイエローさんの言うように発言しないままでいると、何も改善されないわ。時には革命を起こすことも必要じゃないかしら。

ブルー:平成が終わろうとしているのに、女性差別を止められないおじさまってまだいるのね。たしかにブラックさんの言うように革命も必要かもしれないわ。女性同士で理解しているサインを出すことも大切ね。イエローさんの考え方は強いけれど、そんなに強い女性ばかりではないかもね。大切なのはひとりで抱え込まないことよ。

ホワイト:日本経済新聞社の調査によると、被害に遭った女性の6割超が「我慢した」と答え、その多くが「仕事に悪影響を及ぼすから」と相談もできずにいる実態が分かったらしいわ。

相談した相手(複数回答)は、社内外ともに「会社の同僚」が4割超でトップ(社内49.5%、社外42.4%)。専門的な対応が見込める「会社の相談窓口・担当者」は社内の場合で24.2%。「労働局」は同7.7%。

相談しても状況の改善・解消にはつながりにくいようね。相談した人にその後の状況を聞くと、社内の場合、過去からの案件も含め「改善・解消」は17.6%、すべて何も変わらなかった」は28.6%、「一部は改善・解消」53.9%。8割以上は納得できる結果を得られなかったようね。

~コラム~

私の以前勤めていた会社は目立ったセクハラはなかったけれど、女性蔑視と取れる発言はあったと思います。それでも信頼関係は築けていたので我慢できないほど辛いとは感じませんでした。

でも長い人生を生きてきたおじさまの考え方を変えるのはまず無理でしょう。イエローさんのように自分の考えを変えた方が近道かも。あとは、抜群のストレス解消方法を見つけることですね。

▶明日のテーマは

Q.年金をもらえないって本当?