幼時の記憶-自分史メモ
ASD当事者として話をする際、子供時代どうだったかを聞かれることがある。しかし、約60年前のことなので、記憶はかなりあいまいだ。
それに、後から聞かされたり写真を見たりして「自分の記憶だ」と思っているものもあるだろう。それを前提に「覚えていること」を書いてみる。
ごく初期の記憶私が生まれたのは昭和30年代前半、東京都の東端部近くの「下町」というより「場末」といった感じの所だ。家は古い借家で、裏にはポンプ井戸があった。水質が悪いため飲用不可で、洗濯などに使われていた。
私は