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『タウシュベツ日誌』制作プロジェクト始まる 2023年1月27日-2月2日

2023年1月27日

強い風の後の糠平湖では、雪紋が現れることがよくあります。
厳寒期の高山などで見られることが多い現象だそうですが、最低気温が-20℃を下回る冬の糠平湖はそうした場所と似た環境なのかもしれません。


2023年1月30日

この日の朝は冷え込みが強まり、気温は-25℃。今シーズン一番の寒さになりました。一歩外へ出た時の空気感から雪を踏んだ時の感触まで、ふだんとはすべてが違って感じられる気温です。

いったん凍りついたものは、この気温下では解けようがありません。


2023年1月31日

初めて展開した3Dオンラインギャラリーでの写真展『タウシュベツ川橋梁』。まだ改善の余地はいたるところにありますが、将来はこうした展示が当たり前になるのかもしれない、という可能性を感じるものでした。

ご覧いただいた方々からの評判も良く、楽しんでいただけたのは何よりです。


2023年2月1日

糠平湖は1日15センチの速さで低下しています。この速さが続くと1週間でほぼ1メートル、タウシュベツ川橋梁が見えてくることになります。

橋が見えてくるにつれて、コンクリートの劣化具合もだんだんと明らかになってきました。

こうした写真を収録し半年に1度ずつ刊行を続けている記録写真集『タウシュベツ日誌』シリーズを、次は4月中旬に発行します。2月末までの間に、クラウドファンディングでご支援下さった皆さんにお届けする限定写真集となっていますので、ぜひ一度プロジェクトページをご覧ください。


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岩崎 量示|Ryoji Iwasaki
いただいたサポートは、引き続きタウシュベツ川橋梁を記録していくために活用させていただきます。