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<未来育てるジョウロ基金>第2回募集での助成先をご紹介します!vol.1

こんにちは!一般社団法人オフィスkiyoharuです。
今回のnoteでは、私たちが行っている助成金事業のその後についてご報告したいと思います。

未来育てるジョウロ基金とは?

 私たちの事業の一つに、「オフィスkiyoharu未来育てるジョウロ基金」という助成金事業があります。
主に北杜市内で地域活性化のために活動する法人や任意団体、個人事業主に活動資金を助成する事業です。
 
昨年秋に、「未来育てるジョウロ基金について語るnote」という記事を掲載し、私たちがこの助成金にかける思いや、こんな活動が対象になります!という解説をしました。
 
それが功を奏したのか、合計10件の申請があり、書類審査、Zoomでの面接審査を経て、4件の申請者に助成することを決定しました。
 
今回のnoteでは、助成が決定した皆さんを紹介していきます!
(2回に分けてご紹介します)

助成先その1:株式会社リコペル

1件目の助成先は、北杜市長坂町に拠点を置く農業法人株式会社リコペルさん。
 
「おいしい食べ物を生産し世界中の人々の幸せに貢献する」を企業理念として、「おもいろトマト」「あけいろベリー」などの生産を行っています。

トマト栽培の様子(リコペルさんHPより転載)

申請テーマは、「夏秋トマトで北杜市の新規就農支援モデルの構築」
 
都市部から北杜市への移住定住希望者の仕事として、「夏秋トマト」の栽培に取り組んでもらい、将来的に農業者としての独立も支援するというプロジェクトです。
 
地球温暖化の影響で記録的な猛暑が続き、旬である夏季にトマトを作ることが難しくなってきている中、標高が高く冷涼な気候である北杜市はトマト栽培に適しているそうです。

夏トマトの需要に対する供給が追い付いていない状況とのことで、
この地域でともにトマト栽培に取り組む新規就農者を募集しています。
 
農業経験が少なくても取り組みやすい「養液栽培」という手法を社員として1~2年間かけて学び、最短で2年後に独立することも可能だそうです。
新規就農者が起業する場合、ノウハウや販路といった課題が山積みですが、
その点がかなりクリアされそうなこちらの取り組み、要チェックです!
 
助成が決定したのは2022年末だったのですが、
年明けからさっそく求人ページの作成に取り組まれ、求人サイトのページと自社サイトの求人ページが完成しています。
 
求人ページはこちら
ホームページはこちら

そして、掲載開始から数か月経った現在、既に2名の独立志望の方の採用が決まったとのことです!!

採用活動は継続されているそうですので、代表・米田さんの夏秋トマトや農業にかける熱い思いに共感し、
北杜市でともに夏秋トマト栽培に取り組んでくれる人とのさらなる出会いがありますように、私たちもこれからも応援したいと思います!

助成先その2:食べ物研究家 新海桂子さん

2件目の助成先は、「食べ物研究家」として活動されている新海桂子さん
 
山梨県内の伝統食に関する聞き書きをライフワークとし、
2012年から2017年まで、山梨日日新聞で「おごっそうの玉手箱」を連載されていました。
 
2020年にはレシピ&写真集として書籍も出版されています。

レシピ集「おごっそうの玉手箱」(Amazonのページにリンクします)

助成金の申請テーマは、「ボナペティ『おごっそうの玉手箱』(伝統食の聞き書き&ワークショップ開催等)」
 
これまで栄養士として高齢者施設や保育園、また保育士としてこども園にも勤務しながらの活動でしたが、この春からは「食べ物研究家」としての活動を本格化されるということで、活動のスタートアップに向けた費用の助成を行うこととしました。
 
今後は、北杜市内のコミュニティカフェ「たんぽぽ食堂」で旬の食材を使ってお惣菜を作ったり、季節の料理教室を行ったりと、すでに精力的に活動を開始しています。
今後県内での料理教室開催、伝統食の聞き書きを元にした執筆活動、地域の食材を使ったレシピ開発やレシピ動画配信等の活動を行う予定で、現在着々と準備を進められているそうです。
 
新聞連載などの活動で、既に県内に多くのファンを獲得している新海さん。
今後の活動が楽しみですね!
 
 
次回のnoteでは、今回ご紹介しきれなかった2つの助成先についてご紹介していきたいと思います!

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