パブリックドメインをご存じですか?
おはようございます。
先日、NHKで志賀直哉原作【流行感冒】が本木雅弘さん主演でドラマ化されていました。
NHKの作品紹介ページはこちら
約100年前にスペイン風邪(インフルエンザ)が大流行したときのお話で、まさに現在のコロナ禍を象徴するような作品です。
原作は60ページほどの短編なのでとても読みやすいので小・中学生にもおススメ。
岩波文庫【小僧の神様】に収録されています。
私が前に読んだのは子供の頃なので、ほとんど覚えていませんでした。
多分、面白いと思わなかったのでしょうね💦
今回のドラマの出来が良かったので、久しぶりに原作を読んでみようと思い立ったのです。
そこでふと思ったのが、もしかしてパブリックドメインだったかしら?ということ。
パブリックドメインとは知的財産権が消滅した状態のことを言います。
私がよく利用する【青空文庫】は、そうした作品を無料で読むことができるサイトです。
ところが検索をしていると、あることに気が付きました。
これまで日本の著作権の保護期間は“死後50年”までとされていたのですが、環太平洋連携協定(TPP11)が2018年に発効し、日本の著作権の保護期間が“死後50年”から“死後70年”へ延長されたのです。
まさかTPPがこんなところにまで及んでいたとは・・・
3年も前のことですが、まったく意識していませんでした。
結局、この作品は札幌市の電子図書館に所蔵されていましたので、そちらから借りることができました。
図書館も電子化が進んでいるので、深夜でも借りたいときにサクッと借りることができるのが嬉しいですね。
また自動返却されるので忘れることもありません。
久しぶりに大正の雰囲気を感じましたが、100年経っても人間の心理や行動に変わりないことにも気が付きました。
カウンセリングにも使える心理状態です。
ドラマは2021年4月10日(土) よる9時再放送予定とのこと。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
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