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Nocode(ノーコード )とは?歴史的文脈から読み解くプログラミングの次に来るNocodeとは?

2020年7月31日にidemo合同会社とbillage OSAKAの共催で「3時間でTwitterを制作!ノーコード無料体験講座!」をオンラインにて開催した。

本イベントでは、Nocodeとは?という部分からNocodeのこれからの成長についてを解説する説明会と実際にNocodeを使って開発する体験会の2部構成となっている。

プログラミングに触れたことのない全くの初心者でもたったの3時間でtwitter風アプリが開発でき、最後は自分で作ったアプリ内で投稿することもできるプログラムとなっている。

本noteでは1部の説明会をまとめたnoteとなっている。

イベント詳細

スケジュール
idemoの紹介・スタッフ紹介(10分) 17:00~17:10
idemo教育事業の説明とスタッフ紹介
本日のイベントのスケジュール共有

Nocodeとは? (35分) 17:10~17:45
Nocodeとはそもそも何なのか?
世の中でNocodeがもたらしているイノベーションについて
どんな人が学習すると良いのか?
Nocodeを学習するメリット

.bubbleの説明 (15分) 17:45~18:00
Webアプリケーションを開発することができるNocodeツール
.bubbleについての説明とアカウント作成

Twitter風アプリ開発 WORK SHOP (3時間) 18:00~21:00
.bubbleを用いたTwitter風アプリTwittyの開発
開発したTwittyを使いツイートをしてみる

Nocodeとは?

1.Nocodoとはそもそもなんなのか?

ノーコード (以下Nocode)とはコードを書かなくてもサイトやアプリケーションを開発できる最新のテクノロジーである。
これまではサイトやアプリケーションを開発するためにはコードを書く必要があったが、Nocodeの出現によりコードを書かなくても複雑なアプリケーションをビジュアルベースで開発できるようになった。

開発事例

AppleのHPに乗ってても違和感のないクオリティ。

金融系のスタートアップ企業が370億円の資金調達に成功。

スタンフォード大学ではいち早くNocodeの講義を始めたことや、日経新聞に取り上げられるなどNocodeはこれからテクノロジー領域において伸びる分野の一つと言える。


2.歴史的文脈から読み解くNocodeのこれから

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ソフトウェアにおけるプログラミングの歴史はこのように流れている。
上記に示したとおり、時代の流れとともにプログラミング言語は抽象化されている。
現在、主流とされているpython(パイソン)やRuby(ルビー)といった言語は「高級言語」の部分にあたり、機械言語やアンセンブリ言語を使える人はごく僅かだ。このように歴史的文脈からもNocodeはこれから開発の主流になりえる新しいテクノロジーだということが分かる。

3.Nocodeツールの紹介

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Nocodeにはいくつものツールがあるが、ここではNocode界隈でよく使われているツールの紹介があった。

.bubble
汎用性が高く、本格的なWebアプリケーションを開発することができるNocodeツール
STUDIO
自由度が高く、デザイン性の優れたWebサイトを制作できる次世代の国産Nocodeツール
webflow
海外のNocodeツールでこちらもSTUDIO同様、デザイン性の優れたWebサイトを制作できる海外のNocodeツール
Adalo
手軽にネイティブアプリを開発できるNocodeツール
Buildbox
様々な本格的なゲームを開発することができるNocodeツール
glide
pwa(簡単にいうとモバイルアプリ)を開発できるNocodeツール


4.Nocodeがもたらすイノベーション

ここまでNocodeの現在と過去について述べてきたが、ではこれからNocodeが普及した世界ではどのような事が起きるのか?

一言で言うと

「非エンジニアをエンパワーし、開発の民主化が起こる」

と考えている。

難しい言葉で書いてしまったが簡単に言い換えると、「誰もがサイトやアプリケーションを、より簡単に開発できるようになる」ということだ。

これまでプログラミングスキルを持ち合わせていなかったがために、アイデアを形にできなかったビジネスマンや学生がコードを書かずにアプリケーションを開発できるようになる。

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映画や、音楽、出版といった数十年前は莫大なお金と時間が必要だったが、今では一個人でも制作できるようになってきている。
映画や、音楽、出版といった数十年前は莫大なお金と時間が必要だったが、今では一個人でも制作できるようになってきている。
(以下参照)


このように開発の部分でも民主化が行われ、誰でも簡単に開発できるようになるというわけだ。

Nocode学習メリット

idemo イベント

ここまでNocodeの歴史的文脈からこれからについて紐解いてきた。
ここからは実際にNocodeを学ぶことで得られる5つのメリットについて紹介する。

1.アイデアを圧倒的なスピードで開発

難しいコードを書かなくても本格的なアプリケーションの開発が可能なため、本来1~3ヶ月かかっていたものが1~2週間で開発・リリースする事ができるようになる。
そのため初期スタートアップや新規事業などですぐに仮説検証のためのプロダクトを制作する事ができる。

2.GUIでの開発で作っているものがすぐに可視化できる

GUIとはグラフィカルユーザーインターフォースの訳語で、ユーザーが画面上で視覚的に捉えて行動を指定できるものである。そのためドラッグ&ドロップなどで開発・制作でき、すぐに可視化されるため開発のプロセスをイメージする事ができる。

3.あらゆるコストが削減される

具体的には「人的コスト」「学習コスト」「時間的コスト」の3つのコストが削減される。
[人的コスト] ・・・エンジニアなどの人件費の削減
[学習コスト] ・・・プログラミング学習よりも短期間で習得可能
[時間的コスト]・・・開発工数のが格段に減るため開発にかかる時間を削減

4.技術を民主化させ、全員が起業家になれる

初期プロダクトの開発を全てNocodeで開発できればコストがかからないため、挑戦のハードルを下げる事ができる。そして実際にサービスを触ってもらいニーズ検証することで本当に伸びると考えられるサービスに集中する事ができる。

5.負荷対策をサービス側に一任できる

本来初期スタートアップはプロダクトのみに集中したいがサーバー負荷も考えないといけない。しかしNocodeツールを使う事で提供元に負荷対策を全て一任する事ができプロダクト開発のみに集中する事ができる。

このようにメリットが多く、初期スタートアップや新規事業などではすぐに仮説検証を行うや、コスト削減につながるため多くの利点があると考えられている。

最後に

ここまでが説明会で解説された内容である。
この後イベントでは実際にtwitter風アプリを開発する体験会に移り、参加者全員がtwitter風アプリを開発する事に成功。最後は自分で作ったアプリでつぶやきの投稿も行っていた。

参加者からは「最初はついていくので精一杯だったが、丁寧な説明もあり最後までやり遂げる事が出来た。正直、ここまで簡単に作れると思わなかった。」と仰っていた。

体験会の内容はレポートではかけないため、参加されたい方はぜひ8月のイベントに参加して頂きたい。

8/27(木)17:00~ @billage OSAKA 大阪駅前第1ビル
「3時間でTwitterを制作!ノーコード無料体験講座!vol.1」

今回の講師

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idemo合同会社 CEO 塩野涼太
1998年生まれ。2020年idemo合同会社設立。コードを書かずに、1か月で誰でもアイデアを創造できる人になれるNocodeスクール 「idemo」(アイデモ)や法人向けにNocodeでのシステム開発・社内教育研修を提供するNocodeDX事業を運営中。

billage OSAKAではオンラインイベント、オフラインイベント共に開催サポートを行っております。
是非、一度ご連絡ください。

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