太極拳同好会YUN

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太極拳5段への道 3段の四正推手 擠と按

3段の四正推手は太極拳推手の基本である、掤捋擠按の勁力を学びます これらは、掤に対して捋で対抗して、捋に対して擠で対抗して、擠に対しては按に対抗して、按に対しては掤で対抗するようになっています。 つまりこれらの順番で、四正推手は回ります 今回は、捋された状態から擠で反撃して、それをさらに按で防ぎます

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    太極拳の套路では、なぜ右単鞭の類がないのか?

    馬長勲著「太極拳を語る」 p182 例えば(今は)左右対称を強調する。昔の人は左右対称を知らなかったのか? なぜ右単鞭の類の動作が無いのか? それは我々の体の生理的な特徴と関係がある。我々の心臓は左側にある、だから左手の動作は比較的少なく、右手の動きが比較的多い。これは我々の体を健康に保つことと相関関係がある。古人は左右を知らなかったとでも言うのか? あなたは昔の人の意図を分析しなければならない。推手には必ず規則がなければならない。そしてその規則は必ず昔の拳論に照らし合わせて用いなければならない。拳論に沿って用いなければ、出鱈目になってしまう。

    太極拳の套路では、なぜ右単鞭の類がないのか?

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    馬長勲の徒弟

    その基本は、骨を一つ一つ緩め、全身を足先まで緩め、心を足先まで緩め、空気を地に着けて跳ね返すことです 太極拳では、自分は重りのある弾性ボールのようなものだと想像してください。支点は足元にあり、相手が触れると体の各点が弾性ボールの皮膚に触れるようなもので、力を加えると弾かれます。あなたの体全体が柔らかくて弾力があるからです、そしてあなたの足の下の支点が緩くて安定しているから、張徳勇は、ボールは丸いので、あなたが私の体に触れたどの点も最高点であると言いました、そしてあなたがボールに触れたどの点もスキンはボールの中心の最高点です 手足の伸縮性はバネのようなものである場合があります。相手が肘を上向きに持ち上げると、全体のバネの弾性が引き伸ばされたように見えます。当然、後ろと下に縮む弾性力が働きます。相手は局所的な手足の力を使ってあなたを引っ張ろうとします。もちろん、体重全体を持ち上げることは不可能です。そして、肘を押し上げたいときに、肘の力を抜き、手首や指の方向に持ち上げる力を逃がすことで、相手を弾き飛ばすこともできます。相手の体を一発で倒す。 ーーーーーー この動画は、馬長勲老師のお弟子さん「张德永先生」の動画である 馬長勲老師は残念ながら去年亡くなられた。

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    日本武術太極拳連盟5段講習会&受験

    先日5段の受験をしてきました 年3回あり、3回目の講習会ということで、2日めに試験が行われました。内容は、攬雀尾を使っての推手でその用法です。今回画期的だったのは、実際に講師の方と手を合わせての試験でした。また、講師陣の作新で皆さん初々しく緊張感もありましたが、以前のようなピリピリした緊張感がなくリラックスして受講できました

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    ワンポイント太極拳講座

    「氣」について語っています

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    一般の太極拳とは真逆

    先日の潮田先生の教室で、先生曰く「脇がつこうが、肩が上がろうが、大きなお世話だ」と言っていた。大切なのは、自分の中の「氣」を使う事 「沈肩墜肘や含胸抜背なんかやるな!」そんなことやるから固まる。 普通にしている時「肩・肘」を落としたり、「胸」を引っ込めたりはしていない。 これらは、動作の中で行われるものであり、大切なのは、降りた「氣」を使う事。 さらに「虚領頂勁」の解釈が、ほとんどの人が「姿勢」の事としてとらえている。しかし「馬長勲老師」は違うと言っている。 馬張勲老師いわく

    一般の太極拳とは真逆

    勁を入れ替える

    相手の勁力を無力化することを化勁という よく回転扉のように体を回し化勁すると言われる 確かに、上手く行く時があるが、行かない時もある 何かが違う。 相手の勁をかわすことに気が行き、足元が抜けていることにきずかない こちらが放鬆すれば相手が浮かされると言われている 今まで何回も聞いたことだ 先日の講習会で、このことを体感した そう、先生とはもう何回も何回も手を合わせて、注意され、指摘され 教えてもらっていたのに きずかなかった。 言葉の上での理解と、体がわかることは違う ホント

    (続)内三合の太極拳

    Youtubeの動画を見ていると、ほとんどが外三合の説明ばっかりで 内三合の太極拳の動画を見ることがない また、多くの武闘系の太極拳動画は、技の説明ばかりで・・・ 外三合は、肩・胯 膝・肘 足首・手首の協調一致を言っている 内三合は、神・意・氣の協調一致 神は、「こころ」と自分は解釈している 内三合の協調一致 動き始めに、放鬆することで「心」が静まって安静状態になる。 いわゆる「中正安舒」だ。 この時、体が傾いて緊張していると、心がざわつき「安静状態」にならない 心が落ち

    (続)内三合の太極拳

    内三合の太極拳

    内三合  神・意・氣の協調一致 面白い話がある もう亡くられているが、「加藤修三の太極拳話に出てくる 外三合と内三合の話」 一部抜粋 一番の違いは、内三合を考えて動作する中国人と、外三合を大事に考えて動作する日本人の太極拳、ここに違いを感じる原因の一つがあると思います。意念を大事に気の流れを考え“勁力を表現しようとする太極拳”と、正確に型を表現しようとする“外型を重視して行う太極拳”に差異が起きるのは当然だと思います。 中国の公園の人の太極拳は我々日本人的な太極拳から判断

    内三合の太極拳

    エレベーターの感覚 

    先生の言葉は、何回も反芻するように理解しなければならない 放鬆するときに、先生は「足・腰・手」と言われる これ当たり前に聞き流すと、ものすごく遠回りすることになる よく考えてみると、下から順番になっている そして、肩を経由していないと言うか、「腰」の次が、いきなり「手」になっている。 肩を入れていない。 拳論に、「足の勁が指先の形になって・・云々」とある やはり肩がない。 今までは、つるされるように、ぶら下がるようにして立っていたが、 たぶん違うんだろうな 下から上に向かって

    エレベーターの感覚 

    陰陽相済

    放鬆して下に降りると言われているが、放鬆して、重力で下に降りると理解している。 しかし、実際はどこかを陽にすることで、陰が発生する 例えば、起勢の時、頭を軽くすると、足裏が陰になる。 単鞭では、鉤手の手首を軽くすることで、軸足が陰になる 軸足の足裏が泥を踏みこんだ状態になり、それを受けて、腰が反応する 緩んで自由に動くことができる 套路のいろんな場面で、これらの現象がある さらに、単鞭で、作った鉤手を軽くして、押し出すと、反対側の足は自然に開くことができる

    放鬆と腰の勁

    放鬆することで、全身に氣血が回り、中心が決まる 今までここまではわかっていたが、問題は次をどうするのか? 放鬆して引いたり、推したりするときにまた固まる 足からの力が使えていなかったりして、腕や肩の力みで動いてしまう ここで腰の勁を使う 気球が地面にロープで止められているように、腰を伸ばす しかしこの時動いてはいけない 動かないことで、初めて勁力が出る さらにこの勁力は、相手に伝えてはいけない 全て自分の中で使ってしまう 車のジャッキがイメージとしては近い気がする 放鬆して

    拍皮球・牽動・節節貫串

    拍皮球・・・まりを叩くように 牽動・・・・力で固めている相手を動かす 節節貫串・・・武禹襄先生の13勢説略に出てくるし 拳論にも出てくる 動中求静・・・動いているが、静を求める これはすべて同じ意味 動き出す前に、一度緩む このことにより 節節貫串ができる  放鬆することによって、心静体鬆となり、心が安らぎ安定する 相手に手を握られている時、いったん緩んで、動くのはこの意味だ。放鬆することにより、相手も緩んでしまう。これを套路練習でするときは、動き出しの前に、一度放鬆して、

    拍皮球・牽動・節節貫串