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(続)内三合の太極拳

Youtubeの動画を見ていると、ほとんどが外三合の説明ばっかりで
内三合の太極拳の動画を見ることがない
また、多くの武闘系の太極拳動画は、技の説明ばかりで・・・

外三合は、肩・胯 膝・肘 足首・手首の協調一致を言っている
内三合は、神・意・氣の協調一致 神は、「こころ」と自分は解釈している

内三合の協調一致
動き始めに、放鬆することで「心」が静まって安静状態になる。
いわゆる「中正安舒」だ。
この時、体が傾いて緊張していると、心がざわつき「安静状態」にならない
心が落ち着いてきたら、「さぁこれから手を上げましょう」と「意」が働く
「意」が、足裏から指先に細い糸を繰り出す「抽絲勁」
このあとに、「氣」が、勁力の通り道を整形「脚・腰・手に空気が充満する感じ」する。
氣が通ると全身が軽くなる
まとめると・・・
放鬆して「心安静」になったら「意識」が行先に向けられる
意識が向けられたら、氣が全身に均一にめぐり体軽くなる。
最後に「勁力」が通る
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そして「馬張勲老師」は、この「勁力」は相手に伝てはいけない。自分の中で使い切れ」と言われている
ホントに力を使わないのだ。
最後に「馬張勲老師」は「うまくできたか?は、終わった後に心地良ければよい言われいる」
けっして「苦練であってはいけない。レベルが上がると何時間やっても心地よい」言われている

今月8月3日に呉式第5代の「馬張勲老師」が逝去された
老師の著書「太極拳を語る」のなかで、
太極拳の核心は「鬆だ」と言われている
内三合と外三合の協調一致で初めて完成されのだろう

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