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多様性とカオスを受け入れ合う

こんにちは。タップダンサー・振付家のおどるなつこです。
最近noteではのんびりした記事が多いですが、並行してこの秋はNPO法人あしおとでつながろうプロジェクトとしてのイベント現場も続いています。

映像ユニット回踏太陽としても、毎月2本づつくらいタップダンス作品を公開しております。よかったらぜひチャンネルを覗いてみてくださいね!

映像公開Adele - Easy On Me(Tap Dance Cover by 回踏太陽)

本日10月21日(木)18時にも新作公開されます。
今回は、Adeleさんの6年ぶりの新曲「Easy On Me」をタップカバーしてみました!どんな風景が見えるか、お楽しみにどうぞ!

カオスな現場

私はわりとシンプルに法則の見えることが好きなようです。
それなのに、カオスな現場をつくることが、とても好きです。

一見カオスに見えることにも、一つの筋が見えたら、それは全員で楽しめることだと、なんとなく身体の奥で知っているような気がします。

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先日のこちらの現場、90分の集団即興パフォーマンスも超カオスでした!
踊り・音楽・ペインティング・映像・大人・子ども・障害・国籍。
さまざまな要素入り乱れるパフォーマンスの一つの筋は、それぞれが場を楽しむ!ということ。

日々に疲れちょっとゆっくりしたい時に、ぜひ楽しむ人々のカオス映像をご覧ください。本当に素敵な瞬間も、見つけられるかと思います。
これからイベント総括の対談なども公開してまいりますので、→チャンネル登録してお待ちいただけたら嬉しいです!

多様性ってつまりどういうことか

元々は生物多様性:異なる種別の生物がランドスケープを構成している、という言葉でした。それを、一つの種である「人」の中で考えてみよう、ということですから、根底に差別が潜んでいる状態からの考え直しのための言葉なのかな?と私は感じています。

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そもそも生物も多様な中に、例えば野菊にも何種類もの菊がありますし、同じ種類でも土壌などの環境が異なれば、大きさなどに違いがあるでしょう。人間の中での多様性の尊重とは、どういうことになるのでしょう?

同じ種の中での違い、様々なあり方を、受け入れあい楽しもうよ!ということかな、と私は感じています。

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言葉を尽くそう

私が知的障害があると言われている人たちと踊り始めて10年になります。
この活動は、常にボランティアとして扱われてがちでしたが、それだからずっと障害のある人々の選択肢も増えないのではないか、と感じることが多かったです。初めから、できるできない、という基準で分けられていて上下関係になりやすい。本来は、どんな存在同士にも、対等にエネルギーの交換が起きているはずなのです。

障害の有無で排除することなく、人々がさまざまなあり方で楽しみ合う未来を作るには、どう伝えていけば良いのか、何年も試行錯誤しています。

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先週末に終えた上記イベントについて、企画制作に携わった、総合演出:塩田久人、演出振付出演:おどるなつこ、両者からの総括を公開しました。
よかったらぜひお読みください。

クリエイションについての率直な思考と、社会の歪みに敏感に気づきそれを変化させる方法を、アーティストだから気づける視点があると考え、発信しています。

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