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臨死体験と量子化学 死は存在しないよ

Netflixで映画を見た。
タイトルはフラット・ライナーズ2017年の映画だ。

どんな内容かというと、
病院で研修医として働く医学生達がいる。
毎日のように緊急患者が運ばれてきては
処置をする忙しい病院だ。

医学生のひとりコートリーは臨死体験をした人に
脳の活動があることを調べていて、
ある日友人の医学生に協力を頼み、
自分が実際に死んで3分後に蘇生させてくれるよう頼む。
その時の脳の状態を記録するのが目的だ。

無事生還したコートリーは仲間達と脳に
プラズマのような反応があることを確認する。
その後コートリーに異変が起きる。
気分が高揚したり、自信に満ち、
教授とのディスカッションでも
驚くほど明晰な意見を述べたりする。

それを見た他の学生達も次々に
無謀な臨死体験をするのだ。

その後コートリーは幻覚を見るようになる。
自分と一緒に交通事故で亡くなった妹が
コートリーを脅かす。
妹の死に罪悪感を持っていたコートリーは
次第に追い詰められ階段から転落ししてしまう。
他の学生達にも幻覚が現れはじめて・・・・。

こんな感じの映画だった。
気になった人はNetflixで観てね。


今日は映画の話しではない。

気になったのは「臨死体験」というワードだ。

臨死体験とは、一時的に心肺停止状態となり、
その後奇跡的に復活し心臓が動き始める。

一度死んで生き返るということだ。
この状態を「臨死体験」と言い、
死後の世界を垣間見ることだ。

これを体験した人は詳細は違っても、
みな似たような話をすると言うことを
聞いたことはないだろうか。


*体が浮き上がり天井から自分が横たわる姿が見えた
*苦痛がなくなり真っ白な光に包まれとても心地よかった
*一面にきれいな花が咲いていて、既になくなっている親族の姿を見た
*空を自由に飛び回り街を見下ろしていた
*自分では忘れていたような幼い頃の断片的な記憶が鮮明に見えた
*行ったことのない異国の風景を見た
*前世の記憶がある


日本では古くから「三途の川を渡る」などと言うように、
この世とあの世の境に三途の川があると捉えている。
事実かどうかは別として
こう言う例えは生きてる人間にとって
とても合理的で「死」を分かりやすく説明していると思う。

だけど実際にはこの世もあの世もないと自分は思っている。
先日お話しした「幽霊」の件をベースに考えてみた。

自分は人間は死んでも完全にはなくならないと考えている。

肉体がなくなって骨と煙になってしまっても
精神エネルギーは残っている。
だから電波塔に引き寄せられるように、
強い思いを持った人のところに引き寄せられるのだ。
それが「幽霊」なのだと思う。

ここで言う精神エネルギーとは
私たちひとりひとりが持つ「意識」のことだ。

体中にどこにも「意識」という器官はなく、
どうして脳が個々の意識を生み出すのかは
まだ解明されていない。
解明されていないと言うことは、
「意識」の正体は明かされていないけど、
ないと言い切れない何かはあると言うことだ。

そこで大好きなYoutubeのシンプリーライフさんに
ヒントはないかと探してみたら、あった。

「臨死体験と最先端量子化学 死は存在しない」
を観て自分はまたしても納得してしまった。
後で本も読んでみようと思っている。


肉体という入れ物の機能が停止すると、
「意識(精神エネルギー)」が離れてしまう。
エネルギーとなった意識は、
時間も空間も形もない量子の世界へと入り込む。

量子の世界は時間の概念もなく、
様々な情報が無数に存在している。

そして引き寄せの力で
ただのエネルギーとなった意識は瞬間的に
様々な情報にアクセスしてしまう。
自分に関係あるとかないとかは問題ではない。
引き寄せたものをキャッチするだけだ。

だから生き返ったときに皆
似たような話なのに詳細は異なってくる。

例えばそのまま肉体の機能が停止したならば、
「意識」は戻る場所を失う。
すると肉体が朽ちるように、
意識(精神エネルギー)も人の形を保てずに
バラバラと崩れて、離れて、散らばって、
他の量子達のように何者かも忘れて
ひとつひとつが
ただの情報の「波動」や「粒」の存在になってゆく。
しかし、蘇生出来たとき、
「意識」が離れていた時に接触した量子の情報が
記憶として残っているのではないかと思う。

この世界を最先端量子化学で捉えるなら、
おそらくすべてが「情報」だと思う。
無数の情報がそこら中を埋め尽くしているのだ。
たまたま人間の器で産まれて、
その器に無数の情報を蓄積し、
そこに生まれた「意識」
情報を操って生かされているのではないだろうか。

結論を言うと、
肉体が死を迎えても
精神エネルギーは完全消去されるわけではない。
情報として散らばるだけだ。
必要とされれば他の誰かにあるいは何かに
引き寄せられるのだろう。

最先端量子化学では、
ゼロ・ポイントフィールド仮説というのがあって、
量子真空のフィールドには、
それこそ宇宙の誕生の時からのすべての情報が
残されているという仮説が有力らしいのだ。
しかもこのフィールドに希にアクセスできたりする可能性もある。
現在・過去・未来・地球・宇宙の
すべての情報が量子真空にあるという。

不思議すぎてすぐには理解しにくい話しだけど、
これは事実に近い仮説。
我々の情報ももちろんある。
なにしろすべてだから。。

量子化学的に証明された事実というのは、
自分にとってそれなりに衝撃だったんだけど、
そんな証明などなくても、
遠い昔の人でもお釈迦様でも、
知っている人はちゃんと分かっていたんだなと思うと、
実験や検証も大事だけど、
もっと本質に目を向けなきゃいけない気がする


今日も読んでいただいた方ありがとうございます。

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