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脱毛症の記録

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個人の体験記であり、感想です。
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不眠症&慢性疲労との戦い(途中経過)

不眠症&慢性疲労との戦い(途中経過)

経緯
2020年4月に脱毛症を発症した私だが、それを追いかけるように深刻な不眠症と慢性疲労に襲われた。

2017年くらいから、職場でかつて経験したことのないような精神的ストレスに日常的にさらされながら過ごした。同じころ、母親ががんになり、そちらも大変だった。この時は明らかにストレスによる不眠で、2時間ごとに目が覚めて、目が覚めるとすぐ日々の嫌な出来事が脳裏によぎっていた。体はいつもつらいし、食欲

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局所免疫療法と紫外線治療

局所免疫療法と紫外線治療

局所免疫療法には時間がかかる。そして、時間をかけたからといって、誰にとっても効く治療ではない。

でも、円形脱毛症の治療法のなかでは、比較的効果をあげているらしい。ガイドラインでの推奨度は3つしかないB<行うように勧める>(残りの2つはステロイドの局所注射と外用)。ちなみに推奨度A<行うように強く勧める>の治療法はない。

また、副作用の心配が少ないのも、利点らしい。

そんなにおススメのなのに、

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病院を探す

病院を探す

2020年7月、医師の判然としないルーズな対応に耐えられず、ステロイドパルス療法をした大学病院に通うのをやめる決意をした私は、脱毛症を診てくれる別の病院を本格的に探すことにした。

というか、実は脱毛症の情報を調べる一貫で、発症以来、病院情報はずっと探し求めつづけていた。

しかし、どこに行っていいのかわからない。

脱毛症を治療する設備が整っているのか。脱毛症の専門医はいるのか。いたとして、その

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ステロイドパルス療法

ステロイドパルス療法

※この記事は、医学的知識のない円形脱毛症を患った一市民がステロイドパルス療法を受けた際の体験記であり、あくまで感想であることをご了解ください。

2020年5月。

クリニックで重度の円形脱毛症と診断され、ステロイドパルス療法という点滴治療をすすめられた私は、ゴールデンウィーク明けに大学病院に行くことにした。休みが明けるまでの数日の間にも、髪の毛は頭のあちこちから猛烈に抜けていた。なんとしても、こ

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診断

診断

もうすぐ2020年も終わりですが、これはまだ今年4月末のお話。

急に大量の髪が抜けて、焦った私は病院を探した。

しかし、この時期はゴールデンウィーク中かつ、緊急事態宣言中。試しに区の休日当番になっていた中規模病院に電話をしてみたが、診察を断られてしまった。普段は皮膚科もやっているが、専門医は連休明けまでいないという。患部が痛いわけでも、血が出ているわけでもない。となると、こんなに異常事態であっ

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前兆

前兆

髪が抜け始めた時、それは突然起きたように感じた。あまりにも急に大量の髪の毛が抜けたから。でもよく思い返してみると、前兆のような症状はいくつもあった。実際にそれらが円形脱毛症とどれだけ関係があるかわからないが、ここに挙げてみる。髪が激しく抜け出す1か月前くらいから体に起きたこと。

・微熱(37度くらいがなぜか続く…)

・大きい口内炎(かなり痛かった)

・口唇ヘルペス(もともと疲れるとすぐできる

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髪の毛がなくなった

髪の毛がなくなった

髪の毛がぬけて、ほとんどなくなった。

それは突然始まった。今年4月後半のある日、手で後頭部の髪をとかそうとしたら、指の隙間にそのまま毛がたくさんついてきた。何の痛みもなかった。元々特に抜け毛量に問題があったというわけではなく、急な束の抜け毛に驚いたけれど、小さな円形脱毛ができたことは何度かあったので、「円形かな?まぁ放っておけば治るだろう。目立たない所でよかった」と思った。

しかし、そこからは

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