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「最高のマネージャー」の条件

こんにちわ、組織の箱(ODBOX)です。

今回の記事はマネジメントを行うマネージャーについての記事です。

世の中に1人でも多くの優秀なマネージャーが誕生し、その元で働く人達が沢山の恩恵が得られれば最高だ!

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古今、大きく変わったマネジメント手法


「昔のマネジメント手法は通じない」

などの言葉をよく聞きますね、
昔みたいに完全なる体育会系でやっている企業は少なくなって
企業戦士・飲みにケーションなんて言葉も死語になりつつあります。

逆に今は、個を尊重する文化が根付いてきて
「仕事の為に生きる」から

自分の人生を豊かにする為に仕事がある。

という概念が主流になりつつあります。

そんな中、企業は結果を出すために
どの様なマネジメント手法が有効なのでしょうか・・・。

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1990年代マネジメントの中心的なキーワードは
管理、評価、監督、賞罰でした。
イメージとしても「マネジメント=」と問われれば
このようなイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、現代において結果を出すための
クリティカルなマネジメントキーワードは下記のように変化してきています。

「コミュニケーション・信頼・尊重(敬意)・フィードバック」

これだけ見ると数字では明確にできない部分が
より重要になっていることがわかります。


例えば、、、、

数字管理はしっかりできるけど

信頼が置けない、尊重されない
コミュニケーションが上手く取れない上司がいたら・・・。

ス・ト・レ・ス・フ・ル ♪

このようなマネージャーが沢山いるところに
何かに対して貢献し、より良くしようと奮闘するような
人材は集まるとは到底思えません。
そして、そんな人物がいない企業が伸びるとは思えません。

また、このようなマネジメントには時間が掛かるというのも特徴です。
コミュニケーションも信頼も尊重も一夜では作られません。
継続的な関係構築能力が必要ですし、マネージャーとメンバーの人格力も重要になって来ます。

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世界でも優秀な人材があつまる有数な企業も。


皆様もご存じの心理的安全性という言葉は、1990年代には論文などで学術的には一定の知名度がある概念でしたが、一躍この言葉を有名にしたのがGoogleが立ち上げた「プロジェクト・アリストテレス」という取り組みでした。※googleともなると、社内で満足度や働きやすさ、従業員が何を課題に感じているかを調査するチームがあります。


プロジェクト・アリストテレスを実践したチームは

「重要なのはチームのメンバー構成よりも、チームの協力体制がどのようなものかということで、その協力の方法の中で圧倒的に重要なのが心理的安全性である。また、心理的安全性が高いチームは離職率が低く、収益性が高い」と結論付けました。


でも、この方法を実践できている企業は国内でどのくらいあるでしょうか。実践できていなくとも、取り組もうとしている企業がどのくらいあるでしょう。

良く成功事例に真似るのが一番の近道なんて話は聞きますが

「こういう所も真似せぇ!!!」w

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人を大切にするマネージャー

現代において、結果が出せるマネージャーの条件は
「人を大切にできる」が重要になってくるのではないでしょうか。

むしろ、組織の箱としては人を大切にできるマネージャーが増えることを切に望んでいます。

優しいと言っても、甘やかすとか叱れないという話ではなく
人の成長と企業の成長がリンクしていることを知り
組織の文化及び環境を作っていけるということです。


一流のプレイヤー=一流監督ではないと言われる所以もここにあるのではないでしょうか。


最後に書籍「1兆ドルコーチ」の文章を引用して終わりたいと思います。

人がすべて
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どんな会社の成功を支えるのも、人だ。
マネージャーのいちばん大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展できるよう手を貸すことだ。
我々には成功を望み、大きなことを成し遂げる力を持ち、やる気に満ちて仕事に来る優秀な人材がいる。
優秀な人材は、持てるエネルギーを解放し、増幅できる環境でこそ成功する。
マネージャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じてその環境を生み出すべきだ。「支援」とは、彼らが成功する為に必要なツールや情報、トレーニング、コーチングを提供することだ。彼らのスキルを開発する為に努力し続けることだ。
「敬意」とは、一人一人のキャリア目標を理解し、彼らの選択を尊重することだ。会社のニーズに沿う方法で彼らがキャリア目標を達成できるよう手助けをする。
「信頼」とは、彼らに自由に仕事に取り組ませ、決定を下させることだ。彼らが成功を望んでいることを理解し、必ず成功できると信じることだ。
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