[20230213]相模屋から学ぶこだわることの尊さ
前回のカンブリア宮殿で、相模屋食料が取り上げられていた。
群馬県に拠点を置く、老舗の食料品会社である。
もちろん会社の名前は聞いたことがあったが、カンブリア宮殿を観て、その開発力の凄まじさを知った。
テレビに触発され、今日スーパーでスンドゥブを買ってみた。
500Wのレジで3分。あっという間にスンドゥブの出来上がり。
在宅勤務であっても、お昼ごはんはそこまで落ち着いて食べられない。
そんなときに、この分かりやすい説明は貴重だ。
ちなみに、これだけ分かりやすく書いてあるのに、お豆腐をトレーに置かずに開封してしまったため、少しだけ大豆だしが飛び出てしまった。
随所に細かいこだわりが感じられるパッケージ。
きっと、この開封方法の説明一つを作るにも、多くの人が時間をかけて考え、アップデートしてきたはずである。
見れば見るだけ、興味深い。
丸数字や四角数字、矢印の向きや配置等、分かりやすさを追求した結果であろう。
コンサルをしていてこのようなパッケージ企画に携わることはないが、「資料を使って人々に分かりやすく伝える」という仕事柄、苦労が見て取れるのである。
相模屋食料は危機に瀕した時期もあったが、ここ10年で売上を5倍まで高めているそうである。
その売上アップのキッカケとなったのは、売上30億程度だった時代に、40億円かけて建てた工場投資だという。
工場投資で業務のオートメーション化を進め、生産性を高めた。
こうした大胆さ、先見の明が、今の相模屋食料を作っている。
同じことを真似することは難しいかもしれないが、学ぶべきポイントがたくさんある。
そうしたタネを見つけていくには、経営者1人では荷が重い。
そんなときに活用いただきたいのが、弊社の簡易コンサルサービスである。
お気軽にお問い合わせいただきたい。
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