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【新NISA】株価下落 冷静な対応を【売却厳禁🚫】

株価がここ半月ほどで、≒10%程度の下落を記録しました。

2024年7月11日 全世界株式とS &P500
グラフ出典 ウェルスアドバイザー
2024年8月1日 全世界株式とS &P500
グラフ出典 ウェルスアドバイザー



  • 投資をはじめて間もない人

  • 最近の下落相場に落ちつかない人

  • SNSやネット掲示板の情報が気になって仕方ない人


私と同様に、広く分散された低コストなインデックスFへの長期投資を実践している人たちへ。


特に「新NISAをキッカケに積立投資をはじめた人たち」を念頭に考えたいと思います。


こういう株価下落局面こそ慌てず冷静な対応が必要です。


具体的には「当初の投資計画・投資方針を守り、運用を継続する」これにつきます。

今まさに⬆️こんな感じ
出典 スラムダンク

1.改めて


特に新NISAをキッカケに投資をはじめた人たちは、資産が棄損した結果、元本割れを起こしているかもしれません。

今この価格が下がっている時期に絶対に売ってはいけません。


私も投資をはじめて間もない頃、2008年にリーマンショックが起こり、その年、全世界株式インデックスFは40%以上、下落しました。

そのため当時の私は、≒4年半くらい元本割れをしていた経験があります。

ACWI(円換算) 年次リターン
出典 マイインデックス


動揺しているみなさんの気持ちもわかりますが、今は耐える時期です。


安値で売れば、ただ損をするだけです。


慌てず冷静に考えましょう。


長期投資でコツコツと続けることが大切です。

なお前提として、投資は余裕資金で行っていることを想定しております。

短期・中期的に必要な資金は、運用資金とは別に確保してから投資をはじめましょう。

長期でコツコツ分散投資
出典 金融庁 つみたてNISA Meetup


2.絶対厳禁🚫


絶対にやってはいけないことは以下の2つです。

  • パニック売り

  • 損切り

a.パニック売りとは?

保有銘柄や相場全体が急落したときに、パニック状態となり慌てて売却することをいいます。

b.損切りとは?

投資家が損失を抱えている状態で保有している銘柄等を売却して損失を確定させることをいいます。

長期的な資産の成長に期待して運用する投資法とは、あまり相性のよくない方法と考えております。

🈲パニック売り、損切りは厳禁❗️


3.基本方針


新NISAに代表される、広く分散された低コストなインデックス投資は、短期的な価格の上下にはこだわらず、長期的な資産の成長を期待して運用する投資法です。

株式は長期的には右肩上がり
出典 株式投資 第4版


新NISAで投資をはじめた多くの人は「全世界株式インデックスF」で運用しているでしょう。

文字通り全世界株式の長期的な成長を期待して、短期的な売買を行ってはいけません。

SNSやネット掲示板などの不確かな情報に惑わされてもいけません。


積立投資ならば、短期的な下落はむしろ買い時くらいに考えましょう。

4.買い増しはありか?


論理的にはありですが、失敗する可能性もあるため、当ブログでは推奨しません

積立投資をしているならば、株価が下がれば自然と買い増しする状態になります。

わざわざ追加の買い付けをする必要はありません。


そもそもなぜインデックスF で積立投資をしているのしょうか?

私もあなたも、価格の上げ下げのタイミング、底値、高値、セクター、銘柄など、どれがよいのか分からない。

だから広く分散されたインデックスFで、全部丸っと買って長期的に平均値を狙いにいく。

タイミングが分かるなら、底値、高値が分かるなら、積立投資をする必要はないはずです。

タイミング投資は諸刃の剣
出典


5.まとめ


改めて広く分散された低コストな、インデックスFへの長期投資を実践しているならば、「当初の投資計画・投資方針を守り、運用を継続する」これに守りましょう。

名著として名高い「ウォール街のランダム・ウォーカー」に次のような一文と資料があります。

グラフを見ると過去のデータでは、15年を超えて保有しつづければ元本割れはしませんでした。

これは全世界株式でも同様の傾向です。

株式を「長期間」保有し、一度買ったら多少の価格変動があっても我慢して持ち続けるという基本方針を貫けば、リスクの全部ではないが、かなりの部分を減らすことができる。

出典 ウォール街のランダム・ウォーカー
S&P500指数
出典 ウォール街のランダム・ウォーカー
ACWI平均利回り 20年・30年投資した場合
出典


新NISAをはじめるとき、「長期、分散、低コスト、積立」これらのワードを見聞きしたでしょう。

改めて、それらのワードを思い出し、株価が下落しても慌てず冷静に対応できるよう、心構えをしておきましょう。


この記事を書いている私の資産もやや下がっています。

しかし、投資計画、投資方針に変更はありません。

資産形成期にある私としては、むしろもう少し下落して欲しいくらいです。

今後も引き続き、淡々とコツコツ投資を継続していきます。

2024年8月3日朝時点 マネフォワードMEより(一部加工済み)



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