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小田々農園の求人条件61/3月1日来たスタッフが辞めました。


「小田々農園の求人条件50/今日面接がきました」の記事を出した日(2023年2月26日)から5日目、3月1日来たスタッフが3日で辞めました。

面接に来た人と、辞めた人の共通点から、私は自信を打ち砕かれました。

面接の人が受け取った内容を以下に再掲し、その後で、私が何を言ったかを掲載します。
読めばわかりますが、受け取った人の情報って、めちゃくちゃ荒くて不正確な気がします。
なんであれほど省略、グレードダウン、愚解。曲解が出来るのでしょう?
私にはそんな人がいること自体が想定外です。

この二つの記事の主人公には、共通点があり、
誰でも私のいう通りすれば社長にできると思っていた
私の自信を打ち砕きました。
誰でもは言い過ぎでした。
どんな個性にも合せられる方法論は無いのでしょうね。

実際の就業体験をする前に、
面接者があるいは面接官が、
その時間を共有する意味があるか否かを明確にするために、
この面接をする場合の心構えを話し、
それをどう受け取ったか文章にしてもらうことを
面接者に依頼しました。
そして、その後は、
「NOTEにライブで、面接の具体的内容をリポートして下さい」
と依頼し、合意があったので、この記事

https://note.com/odata_farm/n/n5a8b34606472

が始まりました。

面接者の受け取った内容

面接者が感じた事

農業のあり方、仕事に対する考えなどを聞かせていただきました。

言いながらメモ復唱する。
脳科学的に1回聞いただけでは覚えない。
3回以上確認できる。
体制、姿勢は良い状態で行う。
やり易い姿勢で行う。

主体的に思った事を発言し、はいという返事は使わない。
というところに今まで自分に足りてない部分だと思いました。

今から具体的にどういう仕事をするのか体験してみたいです。

以上
どうです?
意味が分かり
何か得るところはありますか?
以下に、実際私が話した内容を対比させながら、
掲載します。

面接官が話した内容

面接者(以下、者といいます。)>農業のあり方、仕事に対する考えなどを聞かせていただきました。

面接官 面接官(以下私といいます。)は、まず、今日の面接時間はどの程度の時間があるんですか?と聞きました。

者 予定は何もないので1日中OKです。

私 「では、パソコンから農作業の現場まで一通り体験していただきましょう。」
  と言いました。

者  はいよろしくお願いします。

私  さて、うちの会社をどの程度調べてきましたか?」と聞きました。

者 ホームページは見ました。

私 ではスマホとうちのパソコンのどちらでもいいので、
      
あなたの農業法人設立支援 By ODATA FARM

https://note.com/odata_farm/m/mc79b9a0bd4a5

を読んでください。
 私の見た日本農業の現状、
2 人生における仕事というものの位置づけ、
3 私や私の会社の具体的仕事のやり方
が書いてあります。
その上で質問があればしてください。

私 面接に際して復唱をしてください。

者 はい

私 「はい」ではなく復唱です。

者 >はいという返事は使わない。
  >言いながらメモ復唱する。
  
私 まず復唱をする。復唱とは私が言ったことをあなたが自分の言葉に置き換えて発音すること。
  さらに、復唱したことを言いながらメモする。
  ことです。

者 >脳科学的に1回聞いただけでは覚えない。
私 多くの人は脳科学的に1回聞いただけではその6%程度しか覚えず、
  それもそのほとんどをすぐに忘れるようです。

者 >3回以上確認できる。
私 1 復唱は、脳細胞を3回使う。
    (聞く、言葉にして発音する、自分の声が耳から入る)
  2 復唱したことを言いながらメモすると、4回脳細胞を使う
    (書く、書いたものが目に入る、
     言葉にして発音する、自分の声が耳から入る)
  3 合計 7回脳細胞を使うことで、
       多くの人は聞いたことを70%ほど覚える
  4 場合によっては当分忘れない
  5 さらに忘れれば、メモを見ればいい
  6 私は2度と同じことを言わなくて済むから私の時間は潰れない。
  7 復唱は、その場で、私の言い間違い、
             相手の聞き間違い
    があった場合の確認ができる
  8 後輩や部下ができた時の教授法に出来る。
    という意味があります。

者 >体制、姿勢は良い状態で行う。
  >やり易い姿勢で行う。

私 仕事をするとき
  1 道具や環境は最良のものを用意して、
  2 仕事やプロジェクトに最良の姿勢で向き合い
  3 楽で捗る方法を考えてやるべきです。
  
者 >というところに今まで自分に足りてない部分だと思いました。
者 >主体的に思った事を発言し、
  >はいという返事は使わない。
私 私や社員に言われたことはそのまま従うのではなく、
  違和感を感じたときに自分の考えを述べて下さい。 

者 >今から具体的にどういう仕事をするのか体験してみたいです。

私 というところまでを説明した後、出荷作業を体験してもらおうとしました。

実際の作業体験



     以下は宅配便の連なっている伝票を一枚づつに分離する時の場面です。
     テーブルには広げたノートバソコンがあり、
     ほとんどものを置くスペースはありません。
     そこで彼は、
     椅子に座ったまま、
     体を斜めに捩って、
     手先で一枚づつ切り離そうとしています。
     1枚目で相当手こずっています。
     伝票は数十枚が繋がっていいるのです。
                 「たかが伝票と甘く見ているから、
     ミシン目の入った伝票すら切り離せません」
     と言うふうに私には見えました。
     『獅子は兎を狩るにも全力を尽くす』
     の真逆ですね。
          
者 >体制、姿勢は良い状態で行う。
  >やり易い姿勢で行う。
私 物事をするときに、
  1 それが効率良く出来る方法をまず考え、
  2 環境を整えて
  3 さらにもっと捗る方法がないか考えながら、
  4 工夫しなければならない
 のですが、なぜ
  11 机の上のパソコンを片付けて、
  12 伝票を切り離す作業空間を確保し、
  13 伝票の束を机に乗せて、
  14 力の入りやす姿勢で、
  15 多分立ちったほうが良い
  16 複数の伝票を重ねて切り離す 
  17 その切り離し方にも向きや角度で工夫する
 ことをしないのですか?と聞きました。
  その上で、私ならこうするとやって見せました。

者 >主体的に思った事を発言し、
  >はいという返事は使わない。
私 なんか彼がソワソワし始めたので、今思っていることを、
  主体的にはっきり言ったらどうですか?
と聞きました。

者 実は昼から用事がある。

私 それなら帰ってください。就職希望は辞退ということで良いですね。

求人条件50と60に出てくる人の共通点

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