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小田々農園の求人の条件22/新法人設立支援の方法・WEB上の業務システムの構築

小田々農園の求人に応募し、新法人設立支援のプログラムに参加した二人の若者が、5年後の新法人として自立するための活動を始めました。

土佐市に文旦山があるのですが、そこに去年(2022年)の暮れに30センチを越す大雪が降りました。
地元の80歳を越すお婆さんが、「わたしゃー、産まれてからこの方こんな大雪は見たことないぞねー」というほど、高知県のそれも土佐文旦の発祥の地で暖かい土地にしては珍しい大雪だったことになります。

文旦やレモンの木や枝が折れ、中には雪の重みで樹が丸ごと根元から倒れたものもありました。

そんな中、文旦とレモンを雪の中で収穫し、
小夏には袋がけ(防寒用に小夏の実に一つ一つ袋をかぶせる作業)をするということを急遽せざるを得なかった年末年始でバタバタしているうちに今月も半分を過ぎていました。

そんな中、先に着任したN君が畑の仕事、収穫物の管理、会社の事務処理などを少しづつこなしながら、インターネットの独自ドメインを取りました。

http://www.nishimori.fun

そこでは農業現場や農産物の情報発信と、ネット通販を始めます。

小田々農園が持っている業務の管理システムも移管し、仕事の内容や進捗、予定や計画など業務管理を科学的にデータで分析しながら、ビジネスモデルに磨きをかけていきます。

徐々に、HTLM,PHP,MySQL,JAVAなどを使えるようになってもらいます。

手がまわずに出来てなかったふるさと納税にも、久しぶりに商品登録をしました。
中土佐町ふるさと納税こちら



数日中に小田々農園の自然農法の生姜・レモン・土佐文旦が表示されるはずです。

中土佐町ふるさと納税も是非ご利用ください。

半月ほど前の寒波よりもっと寒くなりそうだとの天気予報があり、N君は今日は自分の判断で、もう少し小夏の袋がけ比率を上げると小夏山に出かけていきました。

小田々農園の研修プログラムは実践+理論が中心です。
まずは今の時期にやるべきこと、やればより良いこと、いつかはやるべきことなどに分けて選択肢を用意し、その理論的背景を説明し、
個別に説明だけでどこまで出来るか、
実技指導でどこまで出来るか、
今できることと経験を積めばできることを個別に分けて認識させ、
その上で、その週やその日やその時間帯に時間配分を含めてどの業務をするか
その決定を任せています。

その中で、今日N君は小夏の袋がけを選びました。
明後日の朝、畑の最低気温が−4℃を下回る可能性があるからです。

今までの段取りで、一人で1日あれば、残りのほとんどの袋がけが終われるようにしてきました。

それは「明日、超寒くなろぞ」という状態でも作業が間に合う状態です。
もし寒気団が来ないのであれば、その作業はしないままで置く方が資材費などコストや人件費が抑えられるというコスト重視の考え方と、
もし大寒波が来そうなら対応できるというリスク管理のどちらも取れる状態を確保した結果です。
これは、N君が自分で判断しました。
理解力が早く、頼もしい限りです。

今月中に、SOLA株式会社の農業部門を受け継ぐ新会社を設立し、
N君にはその代表取締役社長として、実務を引き継いでもらいます。

みなさん是非応援してください。


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