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ブロック塀事故とその対策について

(これは個人的な意見です。様々な意見がありますので、反論等はご容赦ください。)

小谷ちいです!

先日、

児童がブロック塀を触ったら、塀が落下し怪我をした事故

がありました。

怪我をした児童が1日も早く治って元気に生活できることを願いたいですね。

さて、今回の事故ですが、以前から古くて危険であったと言われていて、さらに倒れてから分かったことで、必要であった鉄筋が入っていなかったということです。

怪我をした保護者は、学校に対して腹を立てていて、その後、教員や保護者が通学路のブロック塀を点検し、危険な箇所があれば要望をしたと言う事です。

(伝聞のため、詳細は確定していない可能性があります。)


そして

ニュースやSNSを見ると

「何故教師がブロック塀の点検をするのか、おかしい」「プロじゃ無いのに、見て何が分かる」や

「保護者は、何故学校に対して腹を立てている?ブロック塀の設置者に文句を言うべき」

など「教師が点検をしていること」や「設置者に問題がある」に注目が集まっています。

ちなみに

ブロック塀

は、基準が決まっていて、20年ぐらいで鉄筋に錆が入り、30年ほどで限界になるそうです。高さや控え壁など厳しい基準が設けられています。


さて、ここからは小谷ちいの意見です。

今回の問題は2つ

1つ目は、点検はしていたものの「危険な箇所と分かっていれば、行政や学校が通学路を変更したり、安全に登校できるよう配慮する必要」があった。保護者もその点を問題視している。

2つ目は、「児童が人のものを触らなければ、事故は起きなかったかもしれない」と言うこと。

では、この問題点を解決するためにはどうしたらよいのでしょう?

小谷ちいは、解決策まで考えますよ!

1について

教員は「市町村教育委員会に服務している」ため、各自治体で「雇用」している形になります。そうなると、首長や教育委員会から「点検して欲しい」というお願いが来たら、市町村勤務の一人として「点検をする」のです。

ただ、さっきの話のように「素人の点検」だけでは問題になりますが、点検を実施し、修繕を依頼し、通学路変更や歩道の設置を要請した事実をしっかりと記録する必要があります。それでも「鉄筋が入っていなかった」「かなりの経年劣化が進んでいた」事があっても、「その点は分からなかった」と言い切れます。先生方の身を守るためには必要な点検なのです。
点検の結果を行政に報告すれば、後は行政に何とかしてもらうのです。

上記の説明がない(見当たらない)ので、みなさんは「教師は大変なのに、何でここまで」となるわけです。

さらに「首長」から「このような事故が二度と起きないように行政でどのような形を取るか明確にする」事も重要です。事故のあった某市では、ブロック塀の点検や撤去の補助を始めました。対応としては早い方だと思います。このように「方向性」が明確になれば、今後安心できると思います


2について

「人のものを触ってはいけない」この事に尽きます。

こんなことありませんか?

登下校時にガードレールや人の家のフェンスを触ったり、傘で「カンカンカン」と当てたり叩いたりしながら帰っていませんか?

友達のものを勝手に触ったり持って行ったりしていませんか?

「触法行為」、今回は器物破損に当たりますか?は、やってはいけないと、学校や保護者、地域の方がしっかりと話しておくことが重要だったと思います。
児童は、ブロック塀を触ったということですが、もし、この話をしていれば、児童はブロック塀を触らなかった(かもしれません)。そうすれば、事故は起きなかった(のかもしれません)。学校の指導の部分で足らなかった(のかもしれません)。

これらの課題を解決するためには、以下のようなアプローチが考えられます。

「点検の必要性」

「学校、家庭、地域でできたであろう指導」

もしかしたら事故は防げたのかもしれませんね。

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