#0187 あなたはどっち?好きな物を最後に食べる派?:目の前の「一皿」を全力で楽しむ生き方
こんにちは。釧路人おだわらです。
皆さんは、好きな食べ物を先に食べる派ですか、最後に食べるはですか?
私は「好きな物を最後に食べる派」です。
理由は「最後に取っておいた方がじっくり味わえる」「その方が特別感が増す」「自分への最後のご褒美」なんて理由で、好きな物を大事に後回しにする。
でも、最近ふと気づいたんです。
この習慣って、実は人生そのものやお金の使い方に通じる部分があるんじゃないかと。
食事ひとつで大げさだと思うかもしれません。
でも、この「最後に取っておく」という行動が私たちの固定観念を形作り、思考を縛っていることに気づけば、それを少し変えるだけで人生がもっと面白くなるかもしれません。
昨日に続いて、木下斉さんのvoicyを聴きながら、そんなことを考えていました。
「最後に取っておく」のリスク
「好きな物は後で楽しもう」
この選択には思わぬリスクが潜んでいます。
1. お腹いっぱいになってしまう
「最後に」と思っているうちに、先に食べたものでお腹がいっぱいになり、結局あまり楽しめない。
この現象、人生でもよくありませんか?
「やりたいことは後回し」「老後のためにお金を貯めておこう」と考えるけれど、いざというときに体力や時間、モチベーションが尽きていて何もできない。
今を犠牲にして未来を計画しすぎると、未来が来たときには遅すぎるんです。
2. 美味しさのピークを逃す
食べ物には、温度や鮮度のピークってもんがあります。
同じ料理でも、時間が経つと味わいが変わってしまう。
人生でも同じことが言えます。
お金や時間を「今」使うことで得られる価値は、後になればなるほど薄れる場合があります。
「今が旬」のタイミングを逃すことの方がリスクでは?
3. 新たな発見のチャンスを失う
好きな物を単独で食べるのではなく、他の料理と一緒に食べることで新しい味の発見があることもあります。
人生もまた然りですね。
人との交流や予期せぬ体験にお金や時間を使うことで、自分の世界が広がる瞬間があります。
「後回しにする」ことで、それを失っているかもしれません。
子どもに学ぶ「今を生きる」力
一方、子どもたちの行動を観察してみると、彼らは好きな物を真っ先に手に取り、全力で楽しむ姿が目に入ります。
危ないからやめて!汚れるからやめて!
そんなこと言ってもききません笑
子どもは大人のように、未来のことなんて計算しません。
彼らは純粋に、「今」しかないことを本能的に知っているのです。
この「今を全力で生きる」姿勢が、彼らの成長の原動力になっているように思います。
新しいことにどんどん挑戦し、失敗しても気にせず、そこで得た学びを次に活かしていく。
大人になると、「失敗したらどうしよう」「今じゃない」といった余計な考えが増えてしまうけれど、私たちもこの「子ども心」を少し取り戻してみるべきではないでしょうか。
柔軟な試合運びを意識する
もちろん、大人になると未来を考えなければいけない場面が増えます。
しかし、それが「固定観念」や「先送り」の罠になってしまうことも。
大切なのは、食事などの日常の場面やキャリアやライフプランなどの長い人生の試合運びを柔軟に考えることではないでしょうか。
固定観念を解きほぐすにはどうしたら良いかを自分なりに考えてみました。
1. すべてを後回しにしない
好きな物を最初に楽しむ選択も大いにアリ。
たとえば、休暇中に「やりたいこと」を真っ先にやる。或いは、ひょんなことで15分空き時間ができたときに真っ先にやりたいことをやる。今日やれることは今日やる。今やれることは今やる。
2.予期せぬ組み合わせを試す
普段は考えないような「一緒に食べる」「一緒にやってみる」選択肢を試してみることで、新しい価値観や楽しみを発見できることがあります。これは、人生の新たな人間関係やプロジェクトに挑戦することにもつながります。
「今」に向き合うことで得られる豊かさ
結局のところ、人生をどう楽しむかは「今」をどう使うかなのではと思えてきました。
未来を計画することは大事ですが、未来を思うあまり、今を見失うのは本末転倒です。
子どものように、目の前の「一皿」を全力で楽しむ生き方を取り戻したいものです。
人生の一皿、どう味わう?
「好きな物を最後に食べる」——その習慣に一度疑問を持ち、「今」を優先してみる選択をしてみようと思います。
それがどんな発見や新しい楽しみをもたらすか、自分自身で確かめてみる価値があるはずです。
「未来を思うがあまり、今を見失うな。今この瞬間を全力で味わえ。」
さて、明日のランチでは何から食べるか?
そして、人生の一皿ではどんな選択をするか?