換気

視界にも映らぬほどのお馴染みを手放し少しさら風が吹く

わえられ捨てられる日を待つのみのお役御免は我かも知れず


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使い続けるのに支障をきたしたモノに、何年使ったろうか?と考えて、仕方ないなと諦める。

オシャレでもなんでもないものなのに、買い替えて"さら"だというだけで、ウキウキする不思議。

処分待ちのモノたちよりも、遥かに年数が経っているのは自分じゃないかと気づいて、なんだか申し訳なくなったりも。


*新しいことを"さら"というのは、どうやら方言らしい。ほぉー。



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