オニ
牙や角あれば敵だと見なすのはルッキズムだと叩かれており
最新はフォルムもつるんとしおらしく装備は内蔵それがデフォルト
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♪鬼は〜そとぉ〜福は〜うちぃ〜♪ と抑揚をつけて豆を撒いた記憶はあまりない。
年の数プラス一個(数え年ってことね)の何の味もしない煎り大豆を食べさせられたことだけは覚えてるけど。
スーパーにも一月半ば頃から福豆が並びだすけど、紙製の鬼のお面がおまけでくっ付いてるのも見掛ける頻度が減った気がする。
鬼=怖いモノ=恐怖心を煽る とかって理由で、豆蒔きにオニを登場させない幼稚園なんかもあるって話を先日ラジオで耳にした。
角があって金棒持って体が赤や青で虎皮のパンツ履いて…鬼といえばのこのイメージだけど、まつろわぬモノがオニとして悪に仕立て上げられた と聞いたことがある。
害をなすモノ敵対するモノ…それは何に対してか。何に対してまつろわぬのか。
オニは何処にでもいて、見方を変えれば誰でもいつでもオニになり得る。
節分の頃合いになると、ついそんなことを考えてしまう。
見える角や牙より見えない金棒の方が怖いよね。
オニ?なにそれ?
そんな時代もくるのかなぁ。
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