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#831 つい忘れちゃうんだけど、家族で”ねぎらい合い”してますか?

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日は、5月1日の月曜日です。
今日から5月がスタートしました。
1日、2日とお仕事です、学校ですという方もいれば、大型連休の真っただ中ですという方もいらっしゃると思います。
みなさんはどんなふうにお過ごしでしょうか?
私は、カレンダー通りのスケジュールですので、今日と明日はお仕事をし、その後は連休後半というスケジュールになっております。
きっと多くの方が連休モードで聴いているこの放送だと思いますので、今日はちょっとゆるめにいこうかなと思います。
私のゴールデンウィークにまつわるワイガヤを少しお話させていただいて、コメント欄でいただいたご要望にお応えをしたいと思います。

両立サプリGW中の配信予定

放送に入る前に、この連休の両立サプリの配信予定について共有させてください。
今年は、連休の放送をどうしようかなとチームみんなで考えたのですが、ゴールデンウィーク中はカレンダーの祝日に合わせて、放送をお休みすることにしました。
私たちが休みたいというところもありますけれども、ちょっとこうやって想像してみました。このチャンネルを聴いてくださっている皆さんが連休中ですよね。
連休中こそ聴きたいという奇特な方がもしかしたらいるかもしれないですけど、多くの方はたぶん連休スケジュールで動かれると思うんですよね。
そんな中で毎日聴いているチャンネルの放送がたまると、ちょっとプレッシャーに感じるんじゃないか?いっそもう連休中は大いに休んでください。そして、休んでる間に放送はたまらずに、連休が明けたらまた聴いてください。
いろんなチャンネルを併用してお聴きになられていると思いますけれども、両立サプリはいったんこのスタンスでいこうかと考えました。
1000人にお一人ぐらいだと思いますけれども、連休中も両立サプリの配信を聴きたいなと感じる方は、ぜひよかったら過去放送をさかのぼってチェックしていただきたいなと思います。
ということで、両立サプリに関わる私たちもそうですし、聴いてくださる皆さんも、みんなで休んじゃおう。
そんなふうに考えております。

GWといえば、お茶

そして、本題ですが、ゴールデンウィーク、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ゴールデンウィークといえばというところですが、私のゴールデンウィークのイメージは、お茶なんですよ。
皆さん、日本茶だとか緑茶の新茶と言われる、新物のシーズンがあるじゃないですか。あれがいつなのか知っています?
これが4月の後半から5月の上旬にかけての、まさにゴールデンウィークがもろかぶりのシーズンなんですよね。
私の実家は、静岡県の中部エリアでお茶農家をやっておりまして、ゴールデンウィークというのは、新茶の超最盛期。
小さい頃の私は、ゴールデンウィークというのは、世の中、新茶シーズンのために学校が休みなんだなと、本気で思っていましたけれども、テレビを見たり、同級生の話を聞いて、途中で気付くんですよね。「あれ、ゴールデンウィークって、遊びにいける大型連休らしい、そうだったのか!」と衝撃を受けたのですが、私の小さい頃の家族、そして茶業に関わる人たちは、ゴールデンウィークは本当に最盛期で、お茶刈り、お茶摘み、製造、加工、卸、販売、この一台サプライチェーンが、本当にどこも休まず仕事をする、めちゃくちゃ活気にあふれたシーズンだったなと思います。
小さい頃からその活気に巻き取られて、子どものその中でできることを探してお手伝いするのが当たり前。
こういう感じで、育ってきたんですよね。
このシーズンって、茶の新芽が茶畑一面に広がる緑のきれいさは、やっぱり例えようがないですし、その中で大人も子どももめちゃくちゃ活気がある。
わが家はお茶工場を経営していたので、工場から出てくる香り、そういったものが私のゴールデンウィークの原体験になっています。

私のGWの予定

ちなみに、今も実家に駆けつけてお手伝いをするのかというと、陣中見舞いというか、顔を出しに行くくらいですね。
今はかなり体制化されていて、当時に比べると、例えばお茶刈りに関しても大型の茶刈り機が導入されて、そこにかかるマンパワーがめちゃくちゃ小さくなっているんですよね。
製造だとか加工のプロセスも、家族、親族だけで回そうという発想ではなくて、機械化、かつアルバイト。チームを組んで運営する体制になっていますので、そういう意味で、素人が入ったところであんまりできることややることがないんですね。
なので、差し入れを持って顔を出しに行くことが、今の私の連休予定の一つになっています。

それ以外は、グリーンタイム。
4月、5月って、私が今、激はまりしている植物のピークタイムなんですよね。
観葉植物の植え替えと、今、力を入れている花壇作りに精を出そうかなと思っています。
これはどっちかというと、家族の中ではママの趣味みたいな感じになっていますので、家族としては、ベースはのんびり過ごしつつ、保育園時代から家族ぐるみでお付き合いをしている知人の一家とデイキャンプに出かける。
そんなことを予定しています。

ヘルシーな協力関係は、スタートではなくゴールかもしれない

今日のもう一つは、コメント欄でいただいていた、ご要望・質問にお応えしたいなと思います。
#819 家事分担の誤解!”量の平等”にこだわっても、うまくいかないワケ』こちらの放送にいただいた反響の中の一つですが、その中で、ヘルシーな協力関係をパートナーと作っていきたいよね、こんな話に対して、マノアさんとよわしさんがコメントで、「じゃあ、ヘルシーな協力関係を作るポイントって、どんなことを大事にしていますか?」こんなつぶやきをしてくださいまして、今日はこちらもちょっと取り上げてみたいなと思います。
放送自体は、量の平等が実現されないから不満がたまるメカニズムなんだと思われがちだけれども、実はもっと手前にあるのは、そもそも関心や重みの平等を感じられないから、だからせめて量ぐらいは平等にというメカニズムが実は本当なんじゃないか。そこから私が考えていることをシェアさせていただいた放送なのですが、その中で出てきたヘルシーな協力関係を実現するためのポイントは何か?ですが、今日も小田木所感でお伝えします。

ヘルシーな協力関係というのは、スタートなのかゴールなのかでいうと、ゴールだと考えたほうが私はうまくいくと思っています。
ヘルシーな協力関係があるからうまくいくのではなくて、その手前に何かが実現されると、結果としてヘルシーな協力関係が実現できるようになる
じゃあ、結果としてヘルシーな協力関係が作れる手前にあるステップは何かというと、私はねぎらい合いだと思います。
すごく普通のことを言っているように思いますよね。
でも、これが本当に関心の平等をつかさどる、めちゃくちゃキーになる具体的な活動だと思っているのですが、例えば、先週、長女ちゃんは結構一週間がしんどかったんですよね。
「はー、もう学校に行きたくないな」とつぶやきながら、なんとか一週間を過ごしたのですが、そんな時に金曜日に「今週は本当に頑張ったよね」と言って、抱き合って、ねぎらい合う。
こんなふうにしましたし、金曜日はわが家は次女ちゃんの習い事があったり、かなりタイトな時間になるのですが、家族4人で夕方に食卓につけたら、「本当に今週はお疲れさま。頑張った。やっと金曜日が終わった」と、4人で乾杯をするとか、こんな感じです。

起点は、”ねぎらい合い”だと思う

いろいろお互いに気になることがありますよね。
子どももパートナーもそうですけれども、お互いの24時間の中で、一緒にいる時間はどれぐらいか?寝る時間を除くと、パートナーでもおそらく5、6時間なんじゃないかなと思います。
これはどのぐらいかというと、一日の1/4。
家族はずっと一緒にいるように見えて、実は自分に見えているのは1/4だけとか、保育園や小学校に行っている子どもがいても、1/2とかなんですよね。
半分は、それぞれがどこでどんなふうに頑張っているのか、お互いに知らないんですよ。
ということは、半分とか1/4だけ見えていることで相手を評価せずに、見えていないところを想像しながら、ねぎらい合う
これがたぶん、関心の平等への一歩なんじゃないかなと思います。

そうすると、「でも、私はねぎらってもらえないんだけどな」と思うじゃないですか。
それは、ねぎらってほしいと言っていいと思います。
頑張って時間をやりくりして作ったご飯を、みんながもくもくと食べていると、「今日はめっちゃ大変な中で調整したんだけど、どうおいしい?おいしいって言ってくれない?母にねぎらいの言葉をかけてくれない?」こんな感じで伝え合います。
こんな感じで、「お互いに見えないところで頑張り合っているんだよね」この前提で、ぜひ連休は、今、目の前で目につくことはいったん脇に置いて、この連休に至るまでにお互いに頑張ってきたことをねぎらい合ってみると、それが一歩になるんじゃないかなと思います。

ヘルシーな協力関係を築きたい、その一歩は本当に分かっているよというところになるかもしれないですけれども、私はお互いに家庭でも職場でもねぎらい合うこと。ねぎらってほしいという自分の気持ちがあれば、根っこの気持ちに目を向けて開示する
こういったことが、実は関心の平等を作っていく上で、大事な大事な最初の一歩になっているんじゃないかなと思います。

皆さん、子どもも同じですよ。
家では本当にだらだらしてるように見えるかもしれないですけれども、見えないところでめっちゃ頑張っていますので。
パートナーもそう。
そして、何より私たち自分もそうじゃないですか。
なので、それがねぎらい合える関係、そんなところから始められたらいいんじゃないかなと思っています。

そんなわけで、今日のご要望にお応えする起点になった放送『#819 家事分担の誤解!”量の平等”にこだわっても、うまくいかないワケ』のリンクを、一個目のチャプターに貼っておきますので、よかったらセットで聴いてみてください。

連休明けに来てほしいイベントあります♪

今日は、アナウンスチャプターを追加させていただきます。
5月の90分腹落ちオンラインライブもまたまたやります。
ぜひ遊びに来てください。
5月のテーマは、いつものゲスト登壇回に加えて、さらにリアル事例共有回になります。
そういう意味でも、おもしろい。
どんなリアリティをシェアしてくれるのかというと、タイトルは『「変化に対応できる強い組織」を目指す三井住友海上火災保険の挑戦』ということで、社名も出ておりますが、三井住友海上火災保険の人事の永井さんにゲストで来ていただいて、おなじみ沢渡あまねさんと、「組織カルチャー変革」って言葉では言うけれども、そこにどんな現場の思いがあって、対話があって、チャレンジがあるのか?これをリアルにみんなでワイガヤしようという回になります。
こういったリアルを持ち込んでくださる永井さんにも心から感謝ですし、人事とか組織カルチャー変革とか、大きな文脈じゃなくて、私たちが思うことを、まず半径5mのチームの中で変えていきたいとか、巻き込んでいきたいとか、景色を良くしたい、こんなふうに思った時に何がキーになるのか?そういったエッセンスが必ず詰まっていると思いますので、「少し目の前の仕事の手を止めて、ちょっと行ってみようかな」という、こんな関心を多く待っております。
日時は、5月16日火曜日、今回は午後開催ですので、15時スタートの16時30分終わりです。
お申し込みくださった方に動画のアーカイブ配信もありますので、ぜひ活用ください。

それでは、今日も最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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