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#1038 新しい目標設定のコツは、過去の目標の振り返りにあり!

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

1月11日木曜日です。
皆さま、11日木曜日と言えば、本日は夜、両立サプリで生放送生対談をお届けさせていただきます。

いよいよ今晩21時!IKUMADO千木良さんと生放送&生対談

続きはぜひVoicyでお聴きください。

新しい一歩につながる目標設定のコツ

今日は木曜日ですので、毎週木曜日恒例の一緒にこのチャンネルを運営するなつさんの質問コーナーをお届けしたいと思います。
新年一回目ですね。こちらでございます。

【リスナーの皆さま、本年も木曜質問コーナーをお聴きいただきありがとうございます。
新年一回目は、『新しい一歩につながる目標設定のコツ』についてです。
わが家では、年末年始、子どもたちと振り返りタイムを作り、一年の中でできたことや、思い出に残っていること、そして新しい一年で始めたいことをノートに書き出しています。
もともとは、私自身が新しいことに触れるきっかけを作りたいと思って始めました。
リスナーの皆さんも、やりたいと思っていることや、始めたいと思っていることはないでしょうか?
きっと確実に実現したいことと、一方で発散して広げることなど、始め方の軸によってもポイントが変わってくると思いますので、今回は小田木さんにはチャレンジや新しい領域へ踏み出す一歩のイメージで、目標設定のコツをぜひお願いします。】

なつさん、ありがとうございます。
新年らしいお題をいただきました。
『新しい一歩につながる目標設定のコツ』ということで、小田木所感をお届けしようかなと思います。
実は私、ちょうど目標設定のことについて、最近ちょうど「やっぱりこれだな」と思ったことがありまして、それは何かというと、新しい目標設定のコツって、過去の目標の振り返りのコツ。ここにありだなとすごくすごく実感しております。
やっぱりこれだなって思う実際の根拠となる出来事が、ちょうどここ二カ月ぐらいでタンタンタンとあったので、改めて新しい目標設定のコツは、すなわち過去の目標の振り返りのコツだなという思いを、私はどんどん強くしているんですけれども、小田木所感なので「ヘー」みたいな感じで聴いてください。

今後のことを考えるには、過去をきちんと振り返ることが必要

まず、どんなことがあったかですけれども、一つは、私自身のメンタリングを毎月一回、私の信頼する心のメンター祥子さんと繰り返しているんですけれども、自分自身の月一メンタリングがちょうど三年目を迎えまして、そして年末であることも含め、今後のことを考えるというステップを踏んだんですけど、結局今後のことって、これまで何を考えて、どんな変化を積み重ねてきたかという振り返りの中から、今後の軸が定まり、テーマが明らかになったというステップでしたので、今後のことを考えるには、過去をきちんと振り返ることが必要なんだなと、認識を強くしたというのが一つですね。

次は、私が所属する株式会社NOKIOOという会社が、11月決算なんですよね。
なので、11月はこれまでの一年を総括して振り返る月であり、今後の事業の方向性をみんなで共有していくというステップでもあるんですけれども、メンバー一人一人も、個人としての一年を振り返って、次の一年の新しい目標設計をしていく。こういう期間でもあります。
一年の振り返り、何をトライして、どんな変化が起きて、それにどんな意味が持てそうか。ここの振り返りが、めちゃくちゃ大事なんですよね。
これをシャープに解像度を高く、そして深くやればやるほど、新しい期の目標も、クリアにシャープに、そして納得度も動機も高いものになっていく。このメカニズムがあるなということを、すごく実感するのがこのタイミングですので、そこで思ったことがもう一つ。

さらに、家庭に目を向けてみても、わが家の長女ちゃんは、23年度が本人にとって結構大きな転機となる一年だったなと思います。
これを振り返ると、何がきっかけで、どういう行動をしたことが、結果としてどういった手ごたえや変化につながったか?そんなことが発見できるわけで、でもこれは渦中にずっといたり、振り返らずに次々にやっていたら、絶対に見えなくなっちゃうことなんですけど、立ち止まって何が起きたか、今の変化はどうやって手に入ったのかということを、一緒に対話しながら言語化をしていったことが、すごく手ごたえというか、自信になっているようだったので、「やっぱりこれだな」って思ったんですよね。
なつさんのおうちでも、年末に子どもたちも含めて振り返りをしているということで、すごくいい習慣があるなって思いました。
新しい目標設定のコツは、過去の目標の振り返りのコツにある。私はここにフォーカスをしながら、さらにちょっと深めていけたらなと思います。

目標通りの結果にならないケースが多い

そうは言っても、皆さん、もちろん新年の自分なりのルーティンがあるじゃないですか。こういうことをして目標を立てたり、やりたいことをメモしたりという。
この自分なりのルーティンは大事に大事にしていただいていいと思います。
その上で、もしかしたらなつさんが言うように、ちょっとチャレンジングな目標を立てる時に、例えば、立てるけどうまくいかないとか、立てたけど忘れてしまったとか、もしくは立てても難しいと思ってしまう。こういう目標設定時の難しさを感じることっていろいろあると思うんですよね。
それが本当にチャレンジだったり、経験のないことに踏み出すというと、特にそういうことを感じやすいかもしれない。

皆さん、ぜひ自分のケースをいろいろと思い浮かべながら聴いていただければと思うんですけれども、目標って、立てる、計画を立てる、行動する、達成する。このシンプルな一直線じゃないじゃないですか。
過去に自分で立てたちょっとチャレンジングな目標とか、経験のない目標を思い返してもらえればと思うんですけれども、実は目標って、目標通りの結果にならないケースのほうが圧倒的に多いと思いませんか。
具体的な事例を頭に思い浮かべてくださいよ。
でも、一般的に、目標通りの結果にならないケースが多いですね。
特に、ある程度長いスパンの一年とかのスパンで立てていくと、状況が変わって、目標そのものが変わっていくケースもあると思うんです。
さらに、もう一つ、あるあるなのが、当初に目指した手ごたえとは違う手ごたえが得られるケースもありますよね。
もしかしたらこれだけは想像しにくいかもしれないので、分かりやすい例でいくと、「痩せるぞ」みたいな感じでダイエットを始めるとするじゃないですか。いろいろ試行錯誤をしながらやってるうちに、例えば、体重は減らなかったけれども、規則的な生活習慣が手に入った。
これがいわゆる当初に目指した手ごたえとは違う手ごたえが得られるというケースの例えばです。
繰り返しますけど、私たちが立てる目標、特に一年とかいうスパンで立てていく目標というのは、意外と目標通りの結果にならないケースや、状況が変わって目標そのものが変わっていくケースや、当初に目指した手ごたえとは違う手ごたえが得られるケースが多いと思うんですよね。
こういうことが圧倒的に多い。

一方で、立てた目標を達成できたかできなかったかだけの評価軸だと、たぶん目標を立てることへの無力感が出てきちゃったり、もしくは自分は何をやってもだめだという気持ちになっちゃったり、立てたとしてもどうせ実現しないかもしれないみたいな、あんまり動機がない向き合い方に無意識的になっちゃうことだってあるかもしれない。

思い通りにいかなかったことも、全部目標に向けて動いた成果

なので、何が言いたいかというと、目標を立ててそれに向かうということは、目標通りの結果にならないケースだとか、状況が変わって目標そのものが変わっていったケースだとか、当初に目指した手ごたえとは違う手ごたえが得られたことも含めて、全部が目標に向けて動いて成果だと。
こういうとらえ方が、これがすなわち「振り返ってちゃんと認識する」「言語化する」という部分なんですけど、これがないと、次の目標に向かう動機も生まれないし、ここをちゃんと理解して手ごたえに変えないと、自分に本当にあった目標は立てられないんじゃないかなと思うんですね。

わが家の長女ちゃんが今年は大きな転機になったという話もしましたけれども、それも結果的に転機になったということなんですね。
当初に立てた目標通りの結果にはならなかったし、状況が変わって目標そのものも変わったし、さらに当初に目指した手ごたえとは違う手ごたえが得られたけれども、これをちゃんと振り返って言語化ができたことで、「そっか、私がこの一年、試行錯誤をしたり、悩んだりしたことは、無駄じゃなかったな」ということで、次の目標に向かう動機もできたし、次はさらに本当に自分にあった目標が立てられそうな気がするという、そんなに自己効力感にもつなげるというのは、「今回はだめだったけど、さあ、次の目標だ」みたいな考え方じゃなくて、過去の目標をちゃんと振り返る
それをすることが、かなりポイントになっていたなと思いながら、それだけじゃないですけど、あらゆるケースを踏まえて、小田木所感としては、新しい目標設定のコツは、過去の目標をちゃんと振り返るというコツであるという。
いい目標はいい振り返りから」ここだなって思うに至ったという話をさせていただきました。

皆さん、「新しい目標を掲げたいが、なんか・・・」と思うことがあれば、去年一年、どんなことをやろうと思って、そこにどんなプロセスがあったり、どんな変化があったり、思い通りにいかなかったこともあるだろうけれども、その中でどんなものが手に入ったのか?これをぜひ立ち止まって振り返ることが、新しい一歩につながる目標設定のコツそのものになるんじゃないかなと思います。

ちなみに、一人だけで考えるよりも、第三者の視点が入ると、言語化が進む、振り返りが進むという効果がありますので、ぜひ誰かとワイワイ、もしくは信頼できる相手に壁打ちをお願いしながらやってみていただけたらなと思います。

ということで、今日は新年一回目のなつさんの質問、『新しい一歩につながる目標設定のコツ』でした。

先週の一番放送は、新年初回の放送(ですよね~)&今週のコメントご紹介

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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