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#998 自分たちに合った家事分担スタイルを模索した結果

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

#我が家の家事分担

今日は火曜日ですけれども、昨日は沢渡さんと朝からワイガヤをお届けさせていただきましたので、今週のVoicyさんのハッシュタグ企画にもとづいて放送させていただこうかなと思います。
今日のハッシュタグは、こちら。
#我が家の家事分担
家事分担、きましたね。皆さん、どうしていますか?

ちなみにこのチャンネルは、「両立サプリ」なんていう名前を付けておきながら、家事と育児ネタが最も少ないジャンルという放送構成になってしまいまして、いろいろつながるところがあると思うんですけれども、私の一番自信が持てないジャンル、それが家事と育児かなと思います。
両立というのは、家事だけをすることでも、育児だけをすることでもなく、いろんなものを大事にしながら生きるということで、組合わせはさまざまですけれども、そんなニュアンスで受け取っていただければ幸いです。
なので、これ幸いとばかりに、今日は『#我が家の家事分担』というハッシュタグでお届けをしようかなと思うんですけれども、これはわが家も現場で試行錯誤をしながら、環境に合わせて変化してきたなって思います。
いろんな情報があると思うんですけど、私的に大事だなと思ったのは、自分たち、自分とパートナー、もしくはわが家という家族という単位ですね、自分たちに合ったスタイルを模索していく
これがやっぱり一人一人のテーマなんだなって感じています。

振り返ってみると、一番この適用に苦労したのは、やっぱり第一子出産時でしたね。
今、振り返っても、なんせビフォーとアフターの変化が大きすぎたなと思います。
さらに、未経験の連続ももちろんながら、子どもを持ったことも初めてだし、「これはどうやって育てたらいいんだろう?」みたいな、嬉しさの一方で、戸惑いや自分にできるか不安みたいな心境で始まる初心者育児。
これがなかなかだったなって思いますし、さらにそれまでパートナーと「それぞれが独立した大人だよね」こんなスタイルで一緒になって生活してきたのが、一時とはいえ、パートナーが仕事にいく、そして自分は家にいる。このシチュエーションにも、本当に初めてで戸惑ったなって思います。
この頃の私は、頭の中で何を考えていたかというと、パートナーに対して「自分の方が大変だ。相手にもっとやってほしい。自分の大変さを相手はきっと知らないんじゃないか?自分の家にいる大変さを伝えなければ。」こんなことを考えて、例えば、夜に帰宅をするパートナーに、今日の日中の育児がいかに大変だったかをめちゃくちゃアピールみたいなことに、力を注いでた時もあったなって思います。

家事分担に関する過去放送

いろいろ試行錯誤をして、自分たちに合ったスタイルを模索しながら、ここを抜けられた考えについては、過去放送で取り上げてまして、『#819 家事分担の誤解!”量の平等”にこだわっても、うまくいかないワケ』という放送に、もしも私と同じようなもやつきに直面している人がいたら、そこを抜ける考え方の一例になるんじゃないかということで発信をさせていただいた放送があります。
この放送が、ちょっとだけプチバズりをしましたので、おそらくこういった考え方に共感する人、もしくは求めている人が多いんだなと思います。
チャプターにリンクを貼っておきますので、よかったら聴いてみてください。

自分たちに合った家事分担スタイルを模索した結果

そんなわけで量の平等にこだわってまい進してみたけれども、そこじゃなかったという気づきは、先ほどの放送のタイトルの通りなんですけど、今日の放送については、自分たちに合ったスタイルがわが家の場合は何だったのかについて、結婚してから約15年目を迎えましたので、ここについて今に思うことを共有させていただこうかなと思います。

ちなみに、過去にいろいろモヤモヤしたり、ともすればひとり相撲をとりまくってきた私なんですけれども、今は実は家事というテーマに対して何もストレスがないんですよね。
すみませんけど、本当に何もストレスがない状態にたどり着くことができました。
こうやっていうと、「そりゃパートナーがいいんじゃないですか?」みたいな感じで思うかもしれないですけれども、でも自分たちに合ったスタイルを模索してきて、それは何だったのかというところをまとめさせていただくと、一言でいうと、「一緒にやる」だったんだなと思います。
これを考えたとき、最初は、「得意を生かす」なのかなって思ったんですけど、でもこれじゃないなって思ったんですよね。
だって家事とか育児に関しては、得意であろうが好きであろうが苦手であろうが、やらなきゃいけないことも結構あるじゃないですか。
得意を生かすという発想じゃないな、何だろうな?って思うと、「一緒にやる」にたどり着いたなと思います。

わが家の場合は、「一緒にやる」にたどり着きました

一緒にやるというと、並んで一緒に同じことをやる画が思い浮かんでくると思うので、もうちょっと誤解のないようにいくと、同じ時間にやる。わが家の場合はここだったなって思います。
同じ時間にやるというのはどういうことかというと、例えば、毎朝、朝ごはんを作るのは私がやっているんですけれども、じゃあ、私が朝ご飯を作ってる時間に、夫はフクちゃんの散歩に行って、洗濯をして、ゴミ出しをしています。これがフクちゃんがいないもっと前の子どもが小さい頃なんかは、子どもをみるとか、子どもの支度を進めるとか、こそんな感じだったかもしれないですよね。
例えば、夜ご飯を作っている時間はというと、私が作っていく横で出た洗い物を洗っていくとか。(ちなみにわが家は食洗機がないので手洗いが必要、そんなシチュエーションです。)
例えば、週末というと、毎週土曜日の午前中は、一緒に掃除。こういう時間なんですね。ここには、自宅にいる子どもももれなく含まれます。やっていることは違うんだけれども、掃除は同じ時間に各々が動いている。例えば、私がリビングの掃除をしていると、夫は洗面所の掃除をしているとか。キッチンの掃除をしていると、本当はトイレを掃除し、子どもがお風呂を掃除するか、庭の落ち葉を拾っている。こんな感じなんですよね。
なので、相手が何かやっている時に、自分も何かやる。同じ時間にそれぞれ自分ができることを見つけて動く。
これは何がいいかというと、翻って、相手が何もしていないときは、一緒に何もしないんですよ。それぞれ自分のやりたいことをやっている。
これが、いろんなスタイルを模索した結果、わが家が一番すごくヘルシーに続けられるスタイルだったなって思います。

こうなったときに、「自分のほうがやっているんじゃないか?」とか、「相手のほうが少ないんじゃないか?」こういったストレスは、一切なくなりましたし、私はリモートワークなので家にいて、夕方に仕事が終わるイコールすぐに家事を始められる。でも、夫は時間差で帰ってくるとか、こういったギャップなんかはもちろん少しはありますけれども、それでも全体として、同じ時間に同じように、家族のため、家のために動いている。こういったお互いの信頼感というのは、すごく強くなったなって思いますし、もう一つ、ものすごくいいなと思うことが、本当に気兼ねなく休めるんですよね。
気兼ねなく何もしない時間をお互いに過ごせる。
もしもかける時間は同じでも、時間がずれちゃうと、「なんか相手が動いているのに気まずいな」とか、「私もさっきやったもんね」とか、しなくてもいい言い訳を頭の中でぐるぐる考えたり、相手にどう思われているだろうか?そういった気持ちに、ついなっちゃうじゃないですか。
それが一切不要だよ。
本当にものすごくヘルシーだなって思います。
何よりも協力して一緒にやっている感というのが、めちゃくちゃ強く感じられるんですよね。
うちらは一緒にやっているよね。パートナーだよね。お互いがお互いのできることをやりあっているよね。
そんな実感も、私たちにとってはすごく合っているんだなって思いました。

「自分の方がやっている」「相手にもっとやってほしい」のモヤモヤを抜けた先に

そんなこんなで何が言いたいかというと、自分たちに合ったスタイルを模索していくというのが、まさに『#我が家の家事分担』という考え方ともつながるんだな。これが一つと、もう一つは、すぐに見つからなくても、私みたいに、始めた当初はムキーみたいな感じになっちゃうステージがあったとしても、一緒になって模索していった先に、必ずその変化に対応できて、かつ「これが自分たちに合っているね、あはは」と言い合えるスタイルに行き着くことができるんじゃないかなと思っていまして、急がず、焦らず、そこを相手と一緒に見つけていこう。
こういった気持ちになれたらきっといいんじゃないかなと思いました。
あくまでわが家の場合でしたけれども、模索し続けた家事分担のその後ということで、今日は放送させていただきました。
放送中にご紹介した『#819 家事分担の誤解!”量の平等”にこだわっても、うまくいかないワケ』は、チャプターにリンクを貼っておきますので、よかったらセットで聴いてみてください。

12月12日(火)オープンスクール開催します!

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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